09:03
好みのタイプは天才です。


09:29
あのひとの願うわたしを欲しつづけて、それだけでわたしの人生が終ってしまえばいい。


22:48
手折られるわたしが、たとえばかわいいあなたの薄い皮膚に赤い粒を浮きあがらせたとして。


17:25
次に生まれてくるときには、きみから無償の愛を受けてみたいものだ。


19:06
はやくしてくれなきゃ、あなたがきてくれなきゃ、わたし、このこをころしちゃう。


07:38
きみは簡単だから、わたしがすべて解いてあげるよ。


22:23
私のことが重たくて受け止めきれないのならば、あなたが持っている私以外のものを全部捨ててしまえばいいだけのこと。そうは考えられない?


15:38
名前を呼んで、わたしが振り向けば、なにがかなしいのか照れくさそうに笑う。そんなきみがたまらなく好きでした。


16:06
あなたに怪我を負わせず受け止める、それしきのこともできぬ花ならば。いくら美しゅうてもわたくしは、微塵も成りたいなどとは思えぬのですよ。


20:19
あなたも、まちがったことをするのね。


19:42
見てほしいから、下を向いているのよ。


23:40
何を今更気付いたような表情をして。
美しきあなたにとって最も深い、わたしは後悔になりたいのですよ。


23:31
大丈夫。なにもすべて食べてしまったりはしないから。安心して横におなり。


12:57
あのひとに春が来るって、知ってさえいたら。


12:56
例えばあなたが世界で。世界が嫌いだと嘆き死ぬ若者がいたとして。


22:38
ざわめいてしまうよ。


20:40
おおきくなったらおうたになるの。そうしたらきみにいちばんにうたわせてあげる。


13:17
沼のような深夜に、わたしはきみの体温をはかろう。


15:47
例えば今在るこの世界が終って、引き続き次の世界に生きることになったとしても。その世界でも、ぼくはきみの一番であれるの。


14:24
きらきらはね、とれないものなんだよ。何度払いのけても、必ずどこかで光ってる。だから泣かないでいいよ。淋しがらないでいいんだよ。きみは、なくしてなんていないんだから。



しずむ うかぶ

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