小説 | ナノ



 長文を読んでいただきありがとうございます。お疲れ様でした。最後まで読んでいただき、更にこちらのページにまで目を通していただけることに感謝します。


◆コンセプト
最初、承太郎にきゃっきゃしてそれにイライラしている花京院ということだけを考えて書いていました。
五話くらいまでは一気に書き上げたのでそのあたりにブレはなかったと思います。
そこから先時間が空くにつれてコンセプトそのものがぶれぶれになっていったなぁと読み返して思いました。


◆いれたかったシーン
花京院が悶々としているだけのシーンを入れたかったんです。
「主人さん……なんで承太郎なんだ……勝てっこないなじゃないかあんなイケメソ……」
と一人でどよーんとしているかと思ったら、
「主人さん、いや、公子!公子!はぁはぁ……」
とハッスルしたり。
この両方を入れたかったです。
あと二ケツ。
二ケツというシチュエーションに神聖的なものすら感じているので二回も入れました。
「出すぞ」「しっかり僕のこと掴んでて!」は、あざといかなぁと思いながら書いてます。特に後者。
それと、クルセイダースを全員ゲスト登場させること。
イギーについては最初の方で承太郎が「イギーみたいだ」っていってるのでカウントしてください。
だって犬が出てきてどう盛り上げろと……ってなりますし、どう考えても日本に来る手段がない。
ポルナレフは滑り込みで登場させました。
正直ねじ込みました。
まぁアヴさんも声だけだしね、細けぇこたぁいいんだよ、という感じで、一応ノルマクリア。
あと細かいところで言うと、敬語院、眼鏡院、ビリヤード院、彼女に危害を加えるものは許さな院、ですが、最後のは自分が危害を加えてるやんというツッコミ待ちです。


◆BAD END
ストーリー分岐がいくつかあって、書いては消してを繰り返しながらこの結末へたどり着きました。
調理実習後に早速手を出す展開もあったのですが、まだ早いと思って削除。
次に、ジョセフにポラロイド写真を見せられて承太郎へつっかかる展開。
これもあったのですが、この作品内の花京院は結構部屋で悶々シーンが多いのでここも悶々させたほうが自然かなと思ってやめました。
友ちゃんと彼氏とダブルデート(相手はどっちかは未定だった)もありましたがモブが出張りすぎてるだろうと削除。
そして台風イベントで一線を越える→承太郎が助けにくるも事後だったという手遅れ展開も書いてました。
ただそうなった場合承太郎と花京院の仲がビミョーなことになってしまい、読者的にも好きなキャラが険悪になるとか見てて何も楽しくないだろうと思って大分書き直しました。
最初は一線を越える予定だったんです。
その後は夏休みに花京院家所有の別荘へ行く約束をするも、友ちゃんが部活で優勝して引退が延びたため承太郎と花京院と公子の三人で行くことになるという展開。
これは何かあまりにもご都合主義すぎて消しました。
おかげで友ちゃんは地区予選優勝から敗退になってしまいましたが。
で、誰落ちにするか悩んでて、最終的には花京院落ちになりましたが、嫉妬がコンセプトなので「承太郎とくっついちゃって友達の恋愛成就を祝福できないうえにその彼女を思いながらナニしてしまう罪悪感で押しつぶされてもうどうしようもないですエンド」が有力候補でした。
屋上の弁当シーンはその名残ですね。


◆長編、というジャンルについて
 正直、台風の小屋シーンを書きたかっただけなので、あそこにいくまでは長い長い前フリなんです。前フリなりに楽しく読めるようにいろいろ詰め込んだ結果長編になりました。
 私は他サイトに行った時、長編ってあまり読まないんです。よっぽどサイトが気に入ったか、完結していることを確認できれば別なんですが。
 なので連載しながら読んでいただいているというのをメールなどから知ってとても嬉しかったです。続きを書く活力になります。
 そして、長編の方が細かく描写ができるので書き手の言いたいことがよく伝わるということがよく分かりました。
 自分が長編執筆を終えたことで、他サイトの長編も手を出しやすくなった自覚があります。


◆人気1?
 メッセージをいくつかいただいたのですが、ほとんどがリヴァイアサン関連でした。これを書いている時点で1000hit感謝企画でキャラクターアンケートをとっているのですが、花京院が一番人気ですね。
 他の花京院短編は恋愛要素薄めと変態と変態しかないので、アンケの花京院票はリヴァイアサン院が持ってきてるんだと思っています。
 改めて、メッセージを下さった皆様と拍手を押してくださった皆様、そしてここまで読んでくださった主人公子様に感謝いたします。
 ありがとうございました!




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