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少女は毎日がつまらなかった。
明日が来たって、今日が終わったって何も変わらない。

ただ流れる時間に身を任せ、なんとなく今日を生きていた。
そんな少女はだらしがない、怠惰な少女として問題児扱いされていた。
人からの理解が得られなかったのだ。

そんな小学校と中学校を卒業し、少女は高校生になった。
これもただ親に言われるがままに、なんとなくに身を任せていたらいつの間にか合格していて、入学していた。
ただそれだけだった。

怠惰な少女は頭も良かった。
だから少し勉強しただけでも人並み以上の結果を出し、嫌煙され、妬まれ、
またそれが少女を一人にさせていた。

だから、嫌だったのだ。


誰も理解しようとしなかったから。


でも、そんな毎日が高校で少し変わった。
自分と似たような、近しい人間と出会えたことが。
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