INAGO
ネタ部屋
▽マサ輝
可愛いモノは好きじゃない。
男だから当然カッコいいものに惹かれるし、どうせなら可愛いだけよりちょっと変で面白いモノのほうが良い。
あ、でもまぁ、女の子の外見に関しては断然『可愛い』のほうが良いけどね。
それはまぁともかく、可愛いモノはそんなに好きじゃない。
けど、甘いモノは大好きだ。苺のショートケーキとか、プリンとか。ああいうのって本当、幸せの象徴とも言えると思う。
つまりは、だ。
「俺が悪いんじゃない、このクッキーが甘くて美味しすぎるのが悪い」
「・・・たかが手作りクッキーでここまで力説する人なんて初めて見たよマサキくん・・・」
「たかがじゃねぇよ!輝くんの手作りだろ!?一生懸命作ったんだろ!?」
「・・・う、うん、それはそうなんだけど・・・」
「だろ。だから俺は悪くない」
そう自信満々に告げると、輝くんが空っぽになったお皿を両手に持って見つめながら溜め息を吐く。ちょっ、何だよその反応。
「・・・でも、だからってまさか僕がちょっと席を外してる間に全部食べちゃうなんて思って無かったよ・・・」
「だーかーらー、美味すぎるのが悪いって言ってるだろ!ついでにお代わり」
「あれだけ山盛りのクッキー食べといてまだ食べるの!?って言うかもう無いよ!全部マサキくんが食べちゃったよ!もうすぐやって来る天馬くん達の分までマサキくんが食べちゃったよ!!」
「特訓してから来るって言ってたアイツ等が遅いのが悪い」
「・・・それ、天馬くんと信助くんだけじゃなくて剣城くんにも言える?」
「・・・・・・元から輝くんの手作りクッキーなんて存在しなかったことにしよう」
「もうっ!・・・でもまぁ、お口に合ったみたいで良かった、かなぁ・・・」
「マジで美味かったよ。ごちそーさま」
「・・・・・・うん」
やれやれ、(天馬くん達への言い訳は別として)どうやら輝くんの機嫌は損ねなかったみたいで一安心だ。小さくだけど確かに笑った輝くんの顔を見て俺もほっと胸を撫で下ろす。部屋の中央に置かれた小さなテーブルにはまだジュースが残っているコップが2つと、空っぽのお皿がひとつ。一応輝くん家に来るまでにコンビニに寄ってスナック菓子を買ってきたからそれを盛っておけばクッキーの事はひとまず誤魔化せるだろう。もちろん、輝くんが言わなかったらの話だけど。
「天馬くん達、もうちょっとで来るってメールがあったけどまだかなぁ」
「・・・ねぇ輝くん、そういえば何でクッキーなんか作ったワケ?」
「え?」
「いや、だって普通に考えてお菓子とか女子が作るものだし。ましてやこれ、昨日部活が終わって帰ってから作ったんでしょ?」
「・・・マサキくん、偏見は良くないよー」
「そうじゃなくて!確かに俺の言い方も悪かったけど・・・つーか、わかるだろ!?」
「・・・だって、喜んで貰いたかったんだもん・・・」
「誰に?」
「もちろん、みんなにだよ。日ごろの感謝の気持ちとして作ったんだ」
「・・・・・・輝くん。そういうのってフツー、彼氏の俺の為だけに作んない?」
「僕だって男だからマサキくんの彼氏だよ?」
「輝くんは可愛いから男でも彼女なの!」
「えぇっ、そんなぁ!?」
「・・・・・・だからっ、輝くんの手作りクッキーを食べていいのは恋人の俺だけなの!分かった!?」
「う、えっと、・・・うん、わかった、よ・・・?」
「そんじゃ、この話は終わり。ほらっ、さっさと片付けて証拠隠滅しよーぜ」
「・・・・・・マサキくん、」
「何?」
「・・・もしかして、だからクッキー全部食べちゃったの・・・?」
「・・・・・・・・・何それ、意味わかんない」
そう言ってすぐにぷいっと顔を逸らしたのに、輝くんは可笑しそうにクスクスと笑っている。うわ、バレた。最悪。
甘いものは好き。クッキーは大好き。でも、だけど。いくら甘党の俺でも普段はみんなの分まで食べたりしない。そう、つまりは。俺がどうしても独り占めしたかったのは、そんなの輝くんの手作りクッキーだったからに決まってる。
「・・・・・・輝くん、今度は俺の為だけに作ってよ」
「・・・うん、いいよ。マサキくんの好きなお菓子、僕頑張って作るね!」
にこにこ笑って、可愛くって甘くって。ああもう、輝くんの笑顔のほうがお菓子よりもずっと大好きだよ。
(言えたらきっと)
(もっと甘い時間をプレゼント)
(可愛いのはどっち?)
********************
はい、いつ書いたのかわからないゲロ甘文です(オイ)
すぐ赤面するへタレツンデレなマサキより女子力高くって可愛い輝くんのほうが男前のような・・・(゜▽゜)
この後やって来た天馬たちによってマサキは色んな意味でシバかれます(笑)
▽マサ(輝)+基(緑)
「恋を愛にするにはどうすれば良いと思う?」
ヒロトさんが変なのはいつもの事だけど、それにしたって今日はずいぶんと唐突で意味不明だ。
「は?何すかそれ」
「だからね、恋を愛に」
「そうじゃなくて!」
俺はハァッと大きな溜め息を吐き、めんどくさそうに目の前でニコニコとしているヒロトさんを見やる。こんだけあからさまな態度取ってんのに相変わらず動じないなぁこの人。これが社長の器ってやつか?・・・・・・いや、ただの変態宇宙人なだけか。
「マサキ、余計で失礼な事考えてないで俺の質問に応えてよ」
「!!?・・・人の心読むとか本当に宇宙人・・・って言うか、そんなのわからないですよ」
「えー。それじゃあヒント。“俺には緑川”」
「・・・・・・何が言いたいんですか」
「マサキには“影山くん”って事だよ?」
「名前出されてもわかんねーよ!ってか呼ばないでください!」
「名前を呼ぶのもダメなんて・・・マサキは嫉妬深いなぁ」
そう言ってヒロトさんがやれやれと肩を竦める。その仕草が大人の余裕なんだか、俺を馬鹿にしているのか(多分って言うか絶対に後者だ)、とりあえずすっげームカつくから俺は自分の部屋に戻ろうと踵を返す。
・・・が、ヒロトさんがそこですんなりと俺を帰らせてくれる訳が無い。
案の定、俺は肩を掴まれて強制的にヒロトさんの話を聞くことになる。ああもう、何だよマジで。そう思いながら忌々しくヒロトさんを睨むけれど、本人は至って涼しい表情だ。そしてまた楽しそうに口を開く。
「恋を愛に変えるのはね、難しいようで簡単なんだけど意外と難しいんだよ」
「・・・だから、どういう意味ですか。さっさと教えてください」
「仕方ないなぁ。・・・つまりね、恋を愛に変える為には“二人”になれば良いんだよ」
「・・・・・・はい?」
だから俺と緑川、マサキと影山くん。そういう事だよ、なんて朗らかに言われてもさっぱり分からない。やっぱりヒロトさんは宇宙人だ。
俺のそんな胡散臭そうな視線に気づいたのか、ヒロトさんが更に続ける。
「“恋”は相手を見つけたら一人でも出来るけど、“愛”は二人じゃなきゃ育めないからね。たとえば、どんなに望んでいたとしても家族になるにはまず“二人”が居なければ成り立たないだろう?」
「・・・俺が聞きたいのはそうじゃなくて、何でそんな話をしてるのかって事なんですけど」
「だからね、・・・影山くんのこと大事にしなよ?」
不器用なマサキの恋がどうにか実って、今やっと二人で“愛”を育んでいるんだから。
たまに傷つけてしまうのは仕方ないけれど、ようやく手に入れた大事な人と気持ちを壊れないように失くさないように、大切に守るんだよ?
そう告げてヒロトさんが俺の肩から手を離し、ぽんっと背中を軽く押す。
「頑張って俺みたいに良い男にならないと、大好きな影山くんを誰かに盗られちゃうよ?」
「・・・っさいな。ヒロトさんに言われなくても輝くんは誰にもやらねーっての!」
つーか、人を不器用呼ばわりしたり自分で良い男とか言うなよ!そのとおりだけど!
・・・とは、さすがに口に出来なかったけど、ヒロトさんは宇宙人だから多分バレてるんだろう。そう思いながら俺は今度こそ部屋に戻る為に歩き出す。
途中、ポケットの中の携帯を探りながら輝くんに電話でもしようかな、なんて考えてたのはヒロトさんにバレてないと良いけど。
(愛と呼ぶには)
(まだ早い)
(だけど、そんなに遠くない)
**********************
お日さま園の廊下でヒロトに捕まったマサキの図(笑)
たまーに帰ってきていきなり変な事を雄弁に語りだすヒロトとかマジ迷惑ですね(笑)
でも何だかんだでやっぱりマサキは影響を受けてたりしてたら可愛いです^^
ついでに緑川もどっかで立ち聞きしてたらもっと可愛い!
▽蘭拓
ひとりで抱え込んで泣くくせに、俺が抱きしめると震える。
ふわふわと頼りなく揺れる毛先と、肩や胸の辺りが少し濡れる感覚、背負いきれないものを無理に背負い込んで今にも崩れてしまいそうな身体。それらを感じながら神童が泣き止むまで抱きしめるのが俺に出来る精一杯で唯一の事だった。
なのに、
「いやだ…」
「神童、」
「離せ…」
「神童、」
「嫌だ嫌だ嫌だ…」
「……神童、俺の前では泣いて良いから」
「こんな自分、嫌だ…!」
神童はいつも、弱い自分を否定する。
泣きたくないから我慢して、だけどやっぱり泣いてしまって。神童はそんな自分を責め立てる。
涙を流すのは悪いことじゃない。泣く事は痛みや悲しみ、苦しみや辛さを乗り越える為の一つの方法でもあると言うのに。何度言っても神童は受け入れてくれない。
強い彼は強いからこそ弱くあり、弱い彼は弱いからこそ強くなる。
たとえ何度立ち止まったとしても、いつだって彼は前を向いて歩いて来た。困難な道のりを、自分で切り開いて進んできた。
その事を他の誰でもない俺だからこそ、ずっとそばに居た霧野蘭丸だからこそ知っているんだ。
「神童、俺はどんな神童も大好きだよ」
「…っ、うぅ、…ふ、っあ、ダメ、だ。…こんな、霧野に、甘えてばかりの俺、じゃ…っ、ぐすっ、あ、うぅ…っ」
「なんで?俺は神童にこうやって甘えてもらわないと困る」
「ど、して…」
「……俺が、神童を支えたいからだよ」
神童の涙はきっと、神童だけのものじゃないから。こんな考え方をするのはきっといけない事なんだろうけど、神童の涙は俺の居場所でもあるから。
守りたい、支えたい、抱き締めたい。
だけど俺に出来るのは泣いてる神童を慰めて、泣き止むまでそばに居ること。それから、神童が安心して泣けるように居場所を作ること。
俺の腕の中限定だけど、それなら誰にも見つからないから。神童の涙を、俺しか知らないから。それだけしか出来ないけど、でも神童をひとりにしないから。だから、泣いても良いんだよ神童。
「き、りのが、…そんなこと、言うっ、から……ばか…っご、めん、…まだ、泣き止まな……っ」
「いいよ、神童。もっと泣けばいい。神童の涙は全部、俺が受け止めるよ」
「き、りの…」
「…だから、いっぱい泣いた後は一番最初に俺に笑顔を見せてくれよな?」
「…っう、…が、んばる…っ」
それから数十分神童は静かに泣き続けて、俺は神童を抱き締めたまま、あやすように背中をぽんぽんと撫で続けた。
言うなればこれは俺の我が儘であり醜い願望なんだろう。いつだって必要とされていたい、神童の事を全部分かっていたい。
いつか必ず強く前を見つめて歩く彼だから、今はまだ、もう少しだけ。
俺の分まで、泣いてよ神童。
「すまない、霧野…」
「……俺もごめん、神童…」
震えもとまり、抵抗する事もなく俺に身を預けたままの神童に縋ったのは、
(本当はずっと)
(俺だった)
(今はまだ迷子のココロ)
*******************
革命前の出来事、みたいな。たまにはしっとり蘭拓と言うか依存蘭→(←)拓みたいですね。
大丈夫です、基本的にいちゃいちゃバカップルですので(゜∇゜)
ただたっくんを泣かせたかっただけのネタです(笑)
▽マサ輝
狩屋「ごめん輝くん・・・俺・・・愛が足りなかったかもしれない・・・!」
影山「え?うん、・・・っえ?」
狩屋「ほんっと今更だけどさ・・・でも気づかなかったんだよ・・・だってそうだろ?そんなまさか・・・」ブルブル
影山「ま、マサキくん!?すごい震えてるけど・・・どうしたの?体調悪いの?って言うか何の話!!?」
狩屋「いいんだよ輝くん隠さなくって・・・俺もう全部知っちゃったからさ」(遠い目)
影山「ねぇお願いだからマサキくん僕と会話して(泣)!!!?」
狩屋「ジュンジュンなんだろ!!!!!」
影山「・・・・・・・・・はい?」
狩屋「確かにあの可愛さは国民的アイドルって言うか輝くんとダブるとこあるけどさー!まさか本人だなんて思わないだろ、っつーか俺輝くんにマトモに言えたこと無いのにジュンジュンに対しては好き好き言っちゃってうっわマジ恥ずかしい頼むから聞かなかった事にして輝くん確かに俺はジュンジュンが好きだけど俺が本当に愛してんのは輝くんだけだからさ。あっ、やばっ勢いに任せてすげー大胆な事言っちゃった」ペラペラペラ((ry
影山「??? ま、マサキくんっ、早口すぎてなんて言ってるのかわかんないよ・・・?!」
狩屋「つまりね、輝くん・・・」じっ(真剣)
影山「うっ、うん・・・?」どきっ・・・
狩屋「ジュンジュンとして俺にサインください!!!!!!!!」きっぱり
影山「分かったよ狩屋くんしばらく距離を置こうか」にっこり
******************
えっ、マジ・・・?
輝くん=ジュンジュンだったんですか・・・!?(今更)
うわーうわー本当にケミストリー///!!
マサキはこの後3日間「狩屋くん」呼びされます^^(笑)
▽荒ぶる蘭丸さん@
霧野「俺は神童と常に一緒に居たい…」
剣城「(何かまた言い出しやがった)…今でも充分一緒に居るでしょ…」
霧野「俺は!神童と!常に一緒に居たいんだっ!!!!!!」
剣城「分かったから2回も言わなくて良いです声デケーんだようっせぇよ」
霧野「……常に、一緒に居たいんだ…」ぼそっ…
剣城「(三回目…)……で?」
霧野「………。」
剣城「………。」
霧野「………。」
剣城「………。」
霧野「………畜生ジョーカーレインズ(泣)!!!!!!」ばきぃっ(剣城を殴る)
剣城「何だこの人めんどくせぇぇぇぇええぇええ!!!!」←殴られ損
********************
何ですかねこれ(笑)
@とありますがシリーズ化するかは謎(笑)
と言うか次の被害者役が限定されてますね^^;
▽浜速
彼は自由な人だった。
その背には羽が生えているように軽やかで、リズムを取っているように楽しそうで、青く澄んだ広い海の中を泳ぐ魚のようだった。
それでいて、彼はひどく空気が読める人だった。
周りの人の感情に流される事は滅多に無いけれど、かといって自分以外の誰かを蔑ろにしたり否定したりしない。見守るように、包み込むように、軽そうに見えるけど彼の視線はいつだって温かくって優しかった。
自分の思うままに、けれど他人の歩幅と合わせて生きる事が出来る彼はとても眩しい。
だからこそ時々、いや、もうずっと前から。
俺はいつも不安でいっぱいだった。
こんなに暗くてウジウジした俺を、めんどくさいと思っているんじゃないだろうか。
もういい加減、俺のそばに居る事に疲れてしまったんじゃないだろうか。
男のくせにやたらと細くって、見た目だけじゃなく中身までもが女々しい俺なんかよりも、可愛くって明るくって一緒に居て楽しい女の子のほうが浜野くんにはお似合いなんじゃないだろうか。
唯一俺が越えているところといえば身長だけで。
ほんの少しだけ俺を見上げていつもどおりに人懐っこく笑う浜野くんを、俺は。
「はーやーみっ」
「わっ、・・・えっと、何ですか・・・?」
「・・・今、考えてる事、当ててあげよっか?」
「えっ、」
「・・・・・・速水、俺はちゃんと速水の事だけが好きだから心配しなくっていーよ」
「っ!」
「ちゅーか、俺の愛情を疑うなんて速水ひでーっ」
「す、すみません・・・」
「・・・・・・速水知ってる?俺いっつも軽くってお気楽って言われてるけどさ、・・・・・・釣りと、サッカーと、速水の事だけは真剣だよ」
「は、浜野く・・・」
「だからさ、もうちょっと俺を信じてよ。俺、速水のこと大好きだから!」
「・・・っ、はい・・・っ」
俺も、俺も浜野くんのことが大好きです。
そう言いたいのに、喉から漏れる嗚咽が邪魔をして。頬を濡らす涙で眼鏡越しの浜野くんの顔は滲んで。ああ、俺は本当に暗くってひとりでウジウジしてカッコ悪い。どうして、いつも。
だけど、
「俺、速水の笑ってる顔も大好きだけど困ってんのとか泣いてる顔も結構好きなんだよね」
「・・・もうっ、・・・」
浜野くんが明るくって優しくってカッコいいから、2人で一緒に居れば結局のところはプラスマイナスゼロなんじゃないだろうか。
(本当はきっと)
(もっとたくさん)
(幸せをたくさん積み重ねて)
********************
浜速久しぶり・・・!
何で突然この2人!?と自分でも動揺を隠せませんが(笑)
冒頭の「彼は自由な〜」が書きたかったんです(笑)
▽動揺を隠せない(10年後円+吹+豪+鬼)
※軽いゲームネタバレ有り(でもほぼ捏造)
円堂「やべぇ・・・ガチでやべぇ・・・これなんてキュ●べぇ?」
吹雪「本当にもー・・・ガチでパねぇよね・・・僕なんてあまりのショックに二酸化炭素吸っちゃいそうだよ」
豪炎寺「おいお前等日本語(と言うよりも頭が)大丈夫か?」
円堂「性☆低!または最低!」
吹雪「ワックス!またはソックス!」
豪炎寺「今更聖帝ネタを持ち出すな!!しかも一文字も被ってない!!と言うか吹雪に関しては掠っても無いからな!!?」
吹雪「え、君がカス?何言ってんのクズって言うかカビ以下でしょ知ってるよ」
豪炎寺「吹雪の俺に対する評価に今更ながら泣けてきた」
円堂「お前の精神状態なんてどうでもいいんだってばよ!ってことで目潰し!!!!!」ぐさっ
豪炎寺「ぎゃあああああああせめて必殺技にしろぉぉぉおぉぉおお!!!!」
吹雪「目潰しって地味に殺傷能力高いよね^^」
豪炎寺「感心してないでちょっとは助けろよ!!!!」
吹雪「え、目玉くりぬく?」きょとん
豪炎寺「すいません円堂の手助け(もとい追い討ち)じゃなくて俺の身についてだったんですけど・・・あ、やっぱ良いですなんでも無いですすみません」
円堂「オイコラ園児。無駄に行数使ってんじゃねーぞ話進まないだろうが」
豪炎寺「そもそも円堂がいきなり目潰しなんてしなかったら・・・」
吹雪「スプーン^^?」
円堂「それともフォーク^^?」
豪炎寺「何でもないです本当すみません勘弁してくださいサーセンっした!!!!」(土下座)
円堂「よろしい。んじゃー話を元に戻すか」
吹雪「だね。しょうがないからスノーエンジェルで心優しい僕が懇切丁寧に無知で恥でクズでどうしようもない白菜の君にもわかりやすく僕たちの話題(悩み)を教えてあげるよ。・・・ねぇ知ってた?」
豪炎寺「申し訳ありませんがせめて主語、・・・じゃなくて肝心な部分を教えてくれないか?」
円堂「つまり鬼道のあのサングラスについてだってばよ!」
豪炎寺「円堂はいつまでそのネタ(語尾)を引っ張る気なんだ・・・は、(どうせ突っ込んだ所で理不尽な仕返しを受けるだけだから)まぁ良いとして。鬼道のサングラスって・・・今使ってるあの緑のトンボ眼鏡の事か?」
吹雪「そう!それだよ!あの理解不能な謎のセンスの緑のトンボwww眼鏡wwwのことだよ!!ねぇ知ってた!!!?」
豪炎寺「だから何を!!!?」
円堂「あのグラサン、実は音無のプレゼントなんだってばよ!!!!!」
豪炎寺「!!!!!!?」
吹雪「うわーうわーどうしよう僕もう音無さんに顔向け出来ないよ・・・今まで散々「何そのトンボwww眼鏡www」とか言ってネタにしちゃったよ・・・」
円堂「吹雪はついさっきまでリアルにネタにしてたけどな・・・。でもまぁ、馬鹿にしてたのは俺も同じだぜ・・・」
吹雪「園児くんも今までずっと内心で「俺より痛い10年後の奴発見www警察に通報してやろヒャッハーwww」とか思ってたよね・・・」しみじみ
豪炎寺「まだ何も言ってないのに俺の心境を勝手に捏造しないでくれないか」
円堂「うっせぇよ問答無用でお前も同罪っつーワケで音無にスライディング土下座で詫びて地面に埋まって来い!!!!」
豪炎寺「何となく予想はしていたが理不尽すぎるだろ!!!!?」
鬼道「お前達、こんなところで相変わらず何を騒いでいるんだ?」
円堂「げっ!!!」
吹雪「トン・・・鬼道くん」
豪炎寺「吹雪お前それで誤魔化せたつもりか」
吹雪「うるさいよ僕に口出しとか何様のつもり?吐き気がするから大気圏外でさっさと爆発してよ」
豪炎寺「いくらなんでも俺の扱いが酷すぎる!!!!」
鬼道「だから何を騒いでいるんだ・・・」
円堂「よっ、よぉ鬼道☆今日もそのグラサン似合ってんな!」
鬼道「そ、そうか?」照れ・・・
吹雪「うわぁあの顔面で照れるとか変態の域を通り越してるよ・・・」
豪炎寺「吹雪はもうだまらっしゃい!!!!」
吹雪「え^^?」
豪炎寺「でしゃばり過ぎましたサーセン」(土下座)
鬼道「お前等は何年経っても通常運転だな・・・」
円堂「ところで鬼道!ずっと聞きたかったんだけどそのサングラス、音無からの贈り物なんだってな!」
鬼道「ああ、そうだ。言ってなかったか?」
吹雪「言ってくれてたら今まで散々ネタにしなかったよ」ぼそっ
豪炎寺「吹雪!!!」(滝汗)
鬼道「ん、何か言ったか?」
円堂「ちっ、ちなみに、そのサングラスをプレゼントされた経緯を教えてくれないか・・・?」
鬼道「何か日本語がおかしいが・・・まぁ良いだろう。実はな・・・」
円・吹・豪「「「(ゴクリ・・・)」」」
鬼道「よく晴れたある日の事だった。俺の愛しい愛しい春にゃん、・・・春奈が、突然そろそろ結婚したいと言い出してだな。あのクソチビデーモン木暮も立派に成長して一流企業に勤めてるんだしこれ以上何の文句も無いだろうと言ってきたんだが・・・」
円堂「反対したんだな?」
吹雪「そりゃあもうドン引きするくらいの勢いで反対したんだね?」
豪炎寺「兄が妹を思いやる気持ちは海よりも深く宇宙よりも広いから反対したんだな?」
鬼道「そのとおりだ。で、優しい春奈は俺(お兄ちゃん)の言う事を聞いてくれてその日はとりあえず諦めてくれたんだ!」ぱぁっ
円堂「(うわぁ・・・シスコンまじうぜぇ・・・)」
吹雪「(こんなのが実の兄だなんて・・・音無さん可哀想・・・)」
豪炎寺「・・・・・・で、その話がどうサングラスと繋がるんだ?」
鬼道「話はここからだ。・・・その翌日、春奈が突然俺の元を訊ねて来てだな。「昨日はごめんなさい。お兄ちゃんの言うとおり、私に結婚なんてまだ早いよね・・・。ごめんなさい。これ、忙しいのにくだらない話でお兄ちゃんを呼びつけちゃった事へのお詫びの品なの。・・・受け取ってもらえる?」そう言って春奈がこのサングラスをくれたんだ。・・・・・・・・・あぁ、なんていじらしいんだ春にゃん・・・・・・(号泣)!!!」じーん
円堂「え・・・っ」ざわっ・・・
吹雪「それって・・・」
豪炎寺「・・・・・・もしかして」
鬼道「ああ、すばらしい兄妹愛だろう?」ドヤァ・・・
円・吹・豪「「「(このトンボ眼鏡は音無(さん)の最大の嫌がらせ(または復讐)だったのか・・・!!!)」」」
****************
久々の小ネタがこんなにグダグダですみません・・・(汗)!!
うわぁ、これMainで良かったんじゃ・・・^^;
あのサングラスがまさかの春にゃんからの贈り物と知って驚愕と言うかある意味納得です(笑)
prev | next