腐女子いい加減にしろ
2013/07/31 05:08





やっぱりさ、人には人それぞれ育ってきた中で培ってきたものがあって、それは誰かのものさしで計れるものでは絶対なくて、ひとつひとつの記憶に付随した感情がちゃんと存在する訳で、誰しもが何も考えずに何も感じずに生きている訳なんて絶対ないのよ。
与えられるモノ、それは視覚からだったり聴覚からだったりもする様々なモノを指しているんだけれど、それによって確かな感情が体のド真ん中で産声をあげて、それを露にしながら隠しながら毎日を過ごして、だけど、皮膚の内側には嘘偽りのない確かなものが常に存在している。

人は得てして変化を望むけれど、その実人は変化を何よりも嫌っている。変わる事を願いながら、変わらない事を祈っている。エゴイズム。人が人であるが故の、くだらない性。
それを打破する方法なんて塵ひとつもありはしない。自覚のないままに人は内に潜むそれに喘ぎもがき苦しみながら、瞳に映す事など出来もしない明日を求めて、まぶたを閉じるんだ。




追記




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