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白い壁を見ていた


12/24 ( 22:10 )


「あ、あの…亮佑さん。これ、プレゼントで」
「わー、ありがとうございます! 手袋欲しかったんですよ! 自転車こぐとき寒くて寒くて……あ、じゃあ俺も便乗して。緤さんが前に欲しがってたピケの寝巻きです」
「本当ですか!? 嬉しいですっ! ふわふわでもこもこで暖かいんですよ」
「これ着た緤さん抱き締めて寝たら気持ちいいんだろうなー」
「……えっと、あの……」
「……すみません。今のは無意識でした。ほんとすみません緤さん息して」



12/24 ( 21:45 )


「たくろうさんは、私のところに来ないんだよ、ね」(※タカヤはサンタクロースのことをたくろうさんと覚えています)
「子供のところにしか来ないんだよ。タカヤには僕が何か買ってきてあげるからさ」
「じゃあ、えっと…アイス」
「あはは、いつもと同じじゃん」
「ちがう。いつも私だけ食べてるから……亜希と一緒に食べたい」
「……そっか。そっかそっか! うん、食べよっか!」
「ん、食べる」



12/24 ( 21:22 )


<どうかな、僕からのプレゼント。気に入ってくれた?>
「ええ。ありがとうございます、優さん。早速頂きましたよ。とちおとめ」
<高級苺って聞いたから。あ、そういえば一緒に手紙をつけてたんだけど>
「おや、気付かずに捨ててしまったかもしれません」
<大したことは書いてないんだけどさ。2パック送ったから1つは亮佑君に渡してね>
「あらあら……どうしましょう、優さん。もう全部食べてしまいました」
<早すぎ!>



12/24 ( 00:26 )


「稔はクリスマスどうするの? デート?」
「なんでお前がワクワクしてるんだよ……栗須は冬休みで実家に帰ってるから、ずっと暇だ」
「やったあ!」
「やったじゃねえだろうが」
「だって寂しかったんだもん。最近ずっと放ったらかしだったし、僕……」
「ったく……一緒に寝てやるから元気出……」
「やったあ! 約束だからね!」
「本当に現金なやつだなお前は」



12/23 ( 19:56 )


ちょっと油断するとすぐ更新忘れてしまう。

「マスター! クリスマスイブは何して過ごすんですか?」
「もちろんお仕事ですよ」
「いやいや、その後の話ですよっ。さすがマスターは鈍感ですねー。そこがいいんですけど〜」
「冗談ですよ。一人者同士、お食事でも行きますか」
「いやマジで何言うか何するか分からないからご遠慮します」
「君が言い出しましたのに…」



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