< 二十憑き家の許嫁 >

二十月家
 ○二十月 清伊
 ●二十月 梓麻
 ●二十月 白備
 ○二十月 洛火
 ○二十月 ひより
 ●二十月 沙鳥
 ○二十月 薊

三家(東狐・百鬼・狗巻)
 ○東狐 千羽
 ○百鬼 鈴鹿
 ○百鬼 慎
 ●百鬼 孝介
 ●狗巻 詩呂
 ●狗巻 蓮二

※●は許嫁・恋人あり


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名前:二十月 清伊 (にとづき きよい)
性別:男
年齢:17

一人称「おれ」

○髪:色素薄め/瞳:オッドアイ(黒×紫)/三白眼/厳格/百鬼に仲の良い友人がいる
○妖ホイホイで出かける度に何かしら低級の妖をひっかけているが、本人は一定の強さ以下の妖霊に関しては一切感知しないため実害はほぼ感じていない。ある妖に気に入られており、遭遇する度に左目の視力と瞳の色を徐々に失っているため現在は黒と紫のオッドアイになっている。無自覚料理下手。
○許嫁が出来る可能性がある以上、他の人と恋愛関係になるのはどちらに対しても誠実ではないと考えている。


「二十月清伊という。世話をかけるだろうがよろしく頼む。」
「料理か、手伝おう。包丁は確か利き手で持ってもいいんだよな?」

「程度の差はあれどこちらの都合で相手を縛っているんだ。相応の返礼はするべきだろう」

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名前:二十月 梓麻 (にとづき あずま)
性別:女
年齢:16

一人称「あたし」

○髪:青っぽい色/瞳:ピンク色/チョーカー(羽モチーフの飾り)/真面目/東狐に仲の良い友人がいる
○空手部に所属しており、大会でもそれなりの好成績を収めている。しかし、それ故に腕に自信があっても妖に対しては何の対抗手段も無い自分にもどかしさを感じている。思考は割と脳筋。
○家の事情は気になりつつも普通に恋してみたい普通のJK。許嫁と仲良くなれたらそれが一番じゃないかな派。


「二十月梓麻です。えっとよろしく、お願いします」
「周りに期待してもらってるんだもん。あたしもそれに応えられるよう努力はしてるつもり」

「昔からの決まりだしあたし達からしたらありがたいけどさ、まあ……守られるしかない立場っていうのは、もどかしいよね……」


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名前:二十月 白備 (にとづき はくび)
性別:女
年齢:19

一人称「私(わたくし/わたし)」

○髪:色素薄め/瞳:金色/泣きぼくろ(右目尻)/家庭的/忘れられないことがある
○三家は許嫁として定められた以上、二十月家に対してその役目を果たすべきという考えを持ち、尊大な態度を取る。……が、実際は妖霊嫌いの超絶ビビリの人見知りで何匹も猫を被って言葉を取り繕いなんとか場をやりすごしているだけ。本心は三家めちゃめちゃありがたい。
○以前妖に憑かれかけた時に当時の許嫁に放置されたことがありそこから人見知りビビリが加速。相手とは破談、現在のように猫を被り本心を隠すようになる。百鬼家に慎という幼馴染みがいる。


「二十月白備と申します。お互い望んで結ばれた縁ではありませんけれど、こうして選ばれた以上は仕方ありませんものね。どうぞよろしくお務めくださいな」
「慎!慎助けてあそこなんかいる!早く祓ってどっかやってえ!」

「やああぁいるううぅ!やだやだやだ早く祓ってムリムリねええ置いてかないでよ謝るからあ!」

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名前:二十月 洛火 (にとづき らっか)
性別:男
年齢:15

一人称「オレ」

○髪:ピンク色/瞳:赤っぽい色/タレ目/策士的/自分の血筋を嫌っている
○思春期反抗期の男子中学生。人などの霊に好かれやすく見えやすいが、自ら触れることはできない。霊が原因で部活を辞めており、霊を集めてしまう二十月の体質を嫌っている。生意気坊主。
○霊を引き寄せる体質は軽減させたいが、半妖とは深く関わりたくないと思っている。得な契約だけ交わしてあとはお互い好きに生きようぜ派。


「洛火。いいよ別に、覚えんな」
「三家つったって元は妖なんだろ?ならあいつらと同じなんじゃねーの」

「……っざけんなバカ!お前はオレの許嫁じゃなかったのかよ!」

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名前:二十月 ひより (にとづき ー)
性別:女
年齢:18

一人称「ひよ/ひよりさん/私」

○髪:焦げ茶色/瞳:ピンク色/チョーカー(花の飾り付き)/お調子者/頭脳明晰
○明るく楽しくがモットーのラストJK。勉強もテストも日直もどうせやらなきゃならないなら楽しまなきゃ損だよね!の楽しんだもん勝ち精神。
○霊媒体質は普通レベル。妖霊のいそうなところを避けるなど自衛しているため憑かれる頻度こそ少ないが、たまに憑かれた時は著しく体調を崩す。
○許嫁制度に関してはおおむね賛成。ただし自身は二十月の体質故に他人に頼って生きていかなければならないのが嫌なため、高校卒業後は失踪するか自ら命を絶つつもり。


「やあや、ひよりさんだよー。よろしくー」
「あ、日直?ひよ黒板消そっか!ふたりのが早く終わるしさ、そしたら一緒帰ろーよ!」

「だって許嫁決まったら一生その人に頼らせてもらって生きてくんでしょ?やームリ。そんなん耐えらんない。なのでー、ひよは離脱します」

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名前:二十月 沙鳥 (にとづき さとり)
性別:女
年齢:24

一人称「あたし」

○髪:薄茶色/瞳:白色/下まつげ/おっとりさん/自分の血筋を楽しんでいる
○散歩が好きなおっとりお姉さん。パンの買い食いをしたり雑貨屋にふらっと入って新しい店を開拓するのが好き。食欲も物欲も悟れない。じゃんけんが強い。
○頭部や四肢のあるなしに関わらず動物の霊を寄せやすい。生きているものとの区別が得意でないため、どこかが欠けていれば妖霊と気づくがそうでなければ普通の動物だと思って相手をしてしまう。
○許嫁制度に関しては賛成派。みんなそうしてるしそういうもんかレベルの認識。動物霊ばかりを相手にしているせいか、もし取り憑かれて死んでも”彼ら”のような存在になるならそれでもいいかなーと考えているため危機感が薄い。


「二十月沙鳥だよ。あ、ニトリと同じ発音ね。どうぞよろしくー」
「よーしよしよ、……あれ、キミ違うの。うーわっかんないなー」

「死んじゃったらどうしようねぇ、まあ友達の背後霊でもやろうかなーなんて」

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名前:二十月 薊 (にとづき あざみ)
性別:男
年齢:27

一人称「俺」

○髪:黒色/瞳:ピンク色/下まつげ/厳格/東狐に仲の良い友人がいる
○在宅勤務の会社員。体質は弱めで妖や霊の存在をなんとなく感知できる程度。神隠しや死に至るような深刻な影響はないが、霊障による慢性頭痛から頭痛薬と胃薬が手放せない。常に頭痛に悩まされているため神経質気味。
○男の幼馴染と恋愛関係なしの許嫁を組んでいたが相手に二十月の恋人ができ、そちらと許嫁を組むことになったため解消。左頬に幼い頃霊が原因で作った傷がある。
○許嫁制度については恋愛とは別と考えているため基本的に賛成派。体質自体も許嫁関係さえ組んでもらえれば普段会わなくても生活できるレベルなので、まあバイト感覚や通いで誰か来て祓ってくれるなら特別許嫁組まなくても平気かなーと考えている。三家の人づてに誰か候補がいないか探している。


「二十月薊。アザミって植物の字そのままな」
「説明だけするからあと勝手にやって。なんか居たら祓っといてくれると助かる。んじゃ俺仕事部屋戻るから」

「その気なくても男の家だぞわかってんのか!? 電車代渡すから帰れ!明るいうちに!」

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名前:東狐 千羽 (とうこ せんば)
性別:男
年齢:20

一人称「オレ」

○髪:メッシュ(黄色髪に青メッシュ)/瞳:青っぽい色/指輪/遊び人/過去に許婚を解消したことがある
○よくある今時の大学生で女の子大好き。基本的におちゃらけた性格だが妖力の扱いには長けている。以前許嫁関係を結んだ相手と恋愛関係に発展したことがあるが、相手と別れると同時に許嫁関係も解消している。
○変化すると耳と尻尾が現れ、幻覚で和装になる(本人曰く”それ”っぽくてテンション上がるから)。妖力の使用量に応じて髪が伸びる。
○許嫁と恋人は別のものと考えているため、許嫁がいても恋愛関係でなければ彼女を作りたがる。


「千羽でーす。やった可愛い子だ、よろしくね♪」
「もーオレナンパばっかりしてるわけじゃないからねー?案外一途なもんよー?」

「あららら憑かれちゃってるじゃん可哀想にー。ちゃちゃっと祓ったげるからね!」

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名前:百鬼 鈴鹿 (なぎり すずか)
性別:女
年齢:13

一人称「おれ」

○髪:はちみつ色/瞳:はちみつ色/下睫毛/わんこ/東狐に仲の悪い人がいる
○妖力を上手く制御できず常に右半身に複数の角が生えている。額から頭頂部にかけて特に目立つ角が複数あり、あまり家から出してもらえないため常に欲求不満。タイミングを見計らってはフード等で隠して脱走を試みる脱走常習犯。懐いた人には番犬。
○常に妖力を開放している状態で、妖霊を握りつぶしたり引っぱたいて祓う物理攻撃型。妖力の強い人の近くにいると妖力を吸収して角が取れる。
○許嫁とか恋人とか家とかもう全部どうでもいいからとにかく外に出て色々なことを見たい知りたい体験したい好奇心の塊。


「鈴鹿。すーずーか。角が気になる?つってもおれにはどうしようもねーから諦めろ」
「なーあー!きよいーあずまーおれ腹減ったー!ファミレス行きてーよー、ちゃんとバレないように隠すからさあー!」

「許嫁とか昔からの習わしとかどーでもいい。おれはもっと外に何があるのか見たいだけだ」

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名前:百鬼 慎 (なぎり しん)
性別:男
年齢:21

一人称「俺」

○髪:黒色/瞳:黒色/ピアス(耳に多数+コルセットピアス)/恥ずかしがり屋/動物を飼っている(うさぎ)
○白備の幼馴染みで彼女の本性を知る数少ない人物。そのため頻繁に泣きつかれるが、早く許嫁を決めて自立してほしいと思っている。半妖としての力も身体能力もごくごく並の実力。ピアスをばすばす開けてる割に見られるのは恥ずかしい。裏方気質。
○変化すると額から灰色の角が二本生える。また、両手の皮膚が硬化し変形するがこちらはある程度のコントロールが可能。
○許嫁制度に関してはおおむね賛成。いずれ婚姻に発展するなら真面目に向き合いたいが、相手がそれを望まないなら単なる契約関係でも構わないと考えている。


「百鬼慎。まあ硬くなっても仕方ないし、それなりにやろう?」
「あーもう俺ももうお前にばっか構ってられないんだけど……!? ちゃんと許嫁の方に頼めよ」

「正直俺そんな優秀じゃないからさ。出来ることはやるけどそう近づかれると、やりにくいというか……なんというか……」

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名前:百鬼 孝介 (なぎり こうすけ)
性別:男
年齢:23

一人称「オレ」

○髪:水色/瞳:赤茶色/チョーカー(革と細いチェーンの二連)/おっとり/楽器を弾くのが得意
○二浪一留を経た音大器楽科の二年。クラリネット吹き。他者と比べて特別光る才がないことは自覚しているが、楽器に愛想を尽かされるまでは音楽に関わるつもり。基礎練習を邪魔されると機嫌が悪い。
○妖力は平均レベル。力の制御があまり得意でないため、物を壊すこともしばしば。半妖時の外見の変化としては眉の位置から一対の角が生えることと、耳が多少尖ること。蹴りなど足技が主。喧嘩は足でするもの。
○許嫁制度については特に可も不可もなく。そんなに大変なこともなさそうだし、できることなら手伝えるよーくらいのノリ。


「オレ?孝介だよー。なんかあったら呼んでね〜」
「そう飲食店バイトできないんだよねー。皿もグラスもぺきょぺきょ割っちゃうからさー」

「ああーそっか憑かれちゃうんだ。お互い大変だねえ。上手くできるかわかんないけどちょっとオレ祓ってみよっか?」

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名前:狗巻 詩呂 (いぬまき しろ)
性別:女
年齢:10

一人称「しろ」

○髪:天然パーマ/瞳:銀色/チョーカー(鈴付き)/世話焼き/東狐に仲の悪い人がいる
○やる気にあふれたお子様半妖。身軽でバランス感覚もいいが、天狗の羽は小さく飛ぶことはできない。半妖としてはまだまだ力も耐性も弱く、力を使いすぎた翌日は丸一日眠り続ける。
○幼い頃から三家と二十月の許嫁関係に夢を抱いており、基準となる十歳を超えたことで自分も許嫁として二十月の役に立てることを誇りに思っている。忠誠心おばけ。


「狗巻詩呂と申します!しろとお呼びください!」
「二十月様おめしかえですか!しろがお手伝いします!さあ!」

「しろにお任せください!これでも三家がひとつ、狗巻の娘ですから!」

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名前:狗巻 蓮二 (いぬまき れんじ)
性別:男
年齢:25

一人称「俺」

○髪:メッシュ(濃灰髪に赤メッシュ)/瞳:黒色/チョーカー(細い紐状)/不良/運動神経抜群
○白備の元許嫁。とある狗巻家の次男坊。長男である兄より発言権が多少弱い。そのため兄の許嫁より権力の強い二十月を許嫁にし、狗巻・二十月両家での発言権を得ようと考えている。下克上思考。そのためにより良い条件の許嫁候補へ乗り換えることも。
○許嫁である間は過不足なく二十月を守る役目を果たし、態度も優しく人当たりも悪くない。しかし、許嫁関係を解消すると自分に対する役目を終えたものとして途端に関心をなくす。


「狗巻蓮二。よろしくね」
「二十月だって大昔から俺らのこと利用してんだ。それなら俺だって二十月を利用しない手はないだろ?」

「精一杯優しくしてやるよ。俺の役に立ってくれる間はね」


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