2018/02/03 15:52

近頃くるりにハマった。
特に今のマイブームは「京都の大学生」だ。
研究室で昨日紹介したら、先生に小島麻由美の「はつ恋」みたいだと言われて、確かにテイストは近いかもしれないなんて思った。

あと1ヶ月で私の4年間の大学生活も幕を閉じる。
年上のお兄さんたちばかりだと思っていた箱根駅伝の選手がいつのまにか年下になって、いつしか大学であったことなどほとんど思い出せなくなるのだろうか、なんて。

――うちの彼氏は北区の役所勤めの二十歳
――はよ大人になってくれ原チャできはったわ

そう思う女の子の気持ちがわからなくもない。
いくつになっても女性は同年齢の男性を頼りなく、幼く感じてしまうのではないだろうか。

私はこれだけおしゃれして、可愛くしてきたのに
あなたはこれぽっちも気づかないし 全然気も使えない

なんて思うこと、一度や二度あるんじゃないか(というか私はあった)

けれど今思い返せばあの時がっかりした男の子は本当は優しくて、頼りなかったけれど、精一杯大事にしてくれたはずなのになぁなんて思い出して少し悲しくなった。

特に煙草で別れのタイミングを占うあたりがぐっとくる。
今時の大学生はあまり煙草を吸わないから、余計に(といいつつ男友達は割と煙草を吸う人が多いのだけれど)。

いつしかこの歌の中の女の子も、過去を振り返ってそう思うことがあるのかしら。
それともあんな子供っぽい人別れて正解だったわ、と思うのだろか。
泣いてしまえば案外女性はけろっといろんなことを忘れてしまうのかもしれないね。



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