新米火影様
13話
途端にナルトはワタワタ焦って、あ、とか、う、とか口籠った。
その仕草があんまり可愛くて、サスケはゆるりと口許を引き上げた。
愛しさに、頬の筋肉が緩むのを、抑えられない。
「クク……」
「あーっ!笑うなってばよ!」
「悪ィ。…………返事くんねェのか?ウスラトンカチ」
「う、うっせー!今するトコだってばよ!………うんとー、えっとー、指輪すっげーうれしい!ありがとだってばよ!」
「ああ」
「オレってば、サスケが好きだ!すっげー好きだ!一番大切だ!愛してるってばよ!」
「フッ……」
「ずっと一緒にいてーし、離れたくねェ!オレだけのもんにしてェ!だからケッコンしてーってばよ!」
「……ああ」
「……けど………ケッコン……すげーしてーんだけどォ………何つーか……やっぱ……ムリ?」
「…………………………………………………………………は?」
一言:
「……」が長すぎるかな?(笑)
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