パワフル!!
2015/07/27 23:27

暑いですね…(汗)

日曜は講座でお世話になってる学校のほうで体験授業があったので参加させてもらいました。
声優の体験授業です。
…声優なんて考えたこともありません。

でも、ぜひお会いしてみたかった!!
体験授業の講師はポ○モンの主人公役でお馴染みの松本梨香さんです…!!

第一線でお仕事されている方のお話を聞きたいと思い、あとお会いしたい一心で体験授業に行ってきました!

ハイテンションで、発言はずばっと、隠すことなく質問に答え、サービス精神旺盛な松本さんは私の想像していた以上にエネルギッシュかつパワフルでした(^^)


アフレコの体験も観てたんですが、本人たちが楽しそうにやってると、こちらも楽しく受け止められるなーと思いました。
周りとの息の合い方というのか、空気感というのか、大事なんだなと思うと同時に人間的な魅力の必要なお仕事なんだなと感じました。
やってるほうが緊張してると、周りに緊張がうつるって言われてたけど、それって声優だけじゃなく、いろんなことにつながると思う。
ある児童書作家の方が書くコツ?の1つに「楽しんで書くこと」をあげてました。
ジャイキリでも楽しむことで自分の想像を越えるいいプレーをしちゃうって言ってたし、その感覚わかるんですよね。
絵だって楽しく描いてる絵はそうじゃない時より、断然いい。
暗い絵は違うかも…って思うけど、夢中で描く、そんな楽しいのときに描くとやっぱり出来が違うかなーと思います。


たくさん身になるお話もありまして、
「この世に存在しない生き物を表現し、納得させる」ということや「覚悟」の話は印象的でした。
余命少ない意識不明の男の子にサトシのメッセージを聞かせ続けて、亡くなる前に微笑んでくれたという話。
「生半可な覚悟じゃダメ、この仕事はもっと尊い」

分野は違うけど、「尊い」感覚はまさにそうだな…と。


あと反対してる親を説得できないような自分はダメ、というのもぐさっときた(´`)
私はもはや意思表示すらしていない。

それは私が何者になりたいのかわかっていないからなのか、漫画家を恥ずかしい職業とは思ってないけど、自分がそうなりたいですとは言えない謎。

ただ自分で稼いで食ってるから文句は言わせないという感覚で生きています。



この前、妖怪ウ○ッチでやらせディレクターのヤラセ問題の話がありました。
少年だった時のやらせディレクターは体が弱くて入院していた間、叔父の冒険譚が自分にとって大事だったと、ワクワクしたんだと、今考えれば叔父は焼き芋屋でそんなの嘘だとわかったけど、という話でした。
ある児童書の作者の方が「こどもたちは本を読んで空想の生き物を自分の中の椅子に座らせる。そして、大人になったとき、大切な誰かをその椅子に座らせる。」という話がありまして、?なんですけど、このやらせディレクターの話とつながるような気がします。
子どもにとっておもちゃはおもちゃではなく、"本物"なんだそう。子どもたちの想像力で命を宿されるってことなんだろうか…

そう思うと、「椅子に座らせる」というのは、現実や理屈を越えたところで信じて、愛して、尊ぶということなのかな…
よくわかってないけど、ひっかかった話でした。

今時人を楽しませようとしても、価値観が多様化したというよりは素直に反応することが少なくなったというか…、相手を受け入れなくなって、誹謗中傷して自分が相手より優位に立ちたいという感覚が大きいのかな、と…裏返せば自分自身の価値観があまり確立できてないんじゃないかなと思うのです。確立してれば、ちょっとやそっとじゃびくともしないと思うんですよね。

みんなやらせだと、騙された気分になって怒ったりするんでしょうけど、そのとき感じたことを大事にすればいいのに。そのときは"本物"だったんだから。
やらせディレクターの叔父さんじゃないけど、人を楽しませたいって思って、作り話や嘘を使うのって、限度はあってもタブーじゃないと思いました。


松本さんは何度も「言霊」って言ってたんですけど、そういう目に見えない存在を信じる心って、平たく言えば嘘を信じる心って力だなと思いました。






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