我が激情に夢は融ける

凍り付いた夢想の記憶

幾千の星が瞬こうとも

凍える宵闇に愛しさを

今生に囚われた檻の声

滅ぼす前に引き裂こう

さよならと応えた指先

泡沫に優しさと消える

終焉と繰り返す悲劇に

氷上に星空を降らそう

凍えるならば露ほどの優しさは要らぬというのに何故にお前は微笑むのだ。


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