美しく着飾ってさようなら

さながら飛行するかのように

音がわたしを追い越した

たった一つだけの押し花

遅すぎた春に贈る告白

証の花と咲く
あいまいに隠れる私の心に差し込む一条の光明、追い付いて堕落す


泡沫に溺れて何一つ残さず消えてしまってこの想いさえ藻屑になってしまえばいい。
いとしすぎてあいしすぎて終わりを見誤った。あなたの触れる指先に切ない吐息が零れる。惑わされてる、そう感じるのはきっとあなたの瞳がわたしを映すから。
いとしすぎた、それは本当なのか嘘なのか。あいしすぎて、あなたを裏切ってしまいそう。泡沫のように淡く消えて、あなたの記憶の片隅にそっと住みたい。
(人魚姫になりたかった)


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