▼ 僕はただ
0話
白い微睡みの中きこえる懐かしい歌声。
しらみがかった頭の中で、感覚が遠のいていくのを感じた。
唯一、聴くことが出来た耳からは悲しい歌声が小さくこだましている。
感覚も無いに等しいのに、僕は未だに口を動かそうとしていた
僕はまだ
君に何も…
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