Main | ナノ


▼ 僕はただ

0話




白い微睡みの中きこえる懐かしい歌声。

しらみがかった頭の中で、感覚が遠のいていくのを感じた。

唯一、聴くことが出来た耳からは悲しい歌声が小さくこだましている。


感覚も無いに等しいのに、僕は未だに口を動かそうとしていた

僕はまだ

君に何も…








prev / next

[ back to top ]



×
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -