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二面性

2011/11/09


静雄は男前なのかそれともヘタレなのかというのは私の中での永遠の命題になっているのですが、二巻を読むと、スイッチ的なものがありそれが入ると男前な静雄になりますが、それ以外のオフモードではいたって普通のどこにでもいる弱そうな青年になるんですね。二面性を持つ静雄が好きだと再確認。

なんというか、男前な静雄が常時あるのだとしたらがっつりと自分の力を受け入れてそれを有効活用できる道を探りそうだと思いそうだよなあ、っていう疑問がありまして。
でも原作では静雄の願いはたぶん「普通の人間として、働いて静かに暮らしたい」と言うのですごく力を受け入れることを拒否していた面があると思うんです。暴力を振るったときだけその力を受け入れることができる(怒りを感じてスイッチが入って男前キャラになる)っていう所がすごくアンビバレンスで惹かれます。

だから、多分その二面性の乖離が融和されるようになった二巻が静雄にとってすごくターニングポイントとなったんだろうなあと思って萌え。
それからは怒りが無くても自分でスイッチのオンオフができるようになってきて、だから、四木さんたちから逃げたり、9巻で我慢したり、っていうことができるようになったんだなあと思ったらなんだか感動しました。静雄は成長しているんですね。

そのうちヘタレだった自分を乗り越えて常時男前になったとしたら、きっとそれを「退化」だと位置付けている折原さんが爆発しそう。

原作でこの二人はしばらく出会ってないので、今の成長した静雄に臨也が出会ったら静雄がどんな反応を見せるのかすごく気になって仕方がありません。たぶん、物語的にいつかは出会うんでしょうけれどその時はきっと1巻とは違った反応になりそう。

何言ってるのか自分でもよく分かってないです(笑
なんだか、こういう妄想をもっと具体的に形作っていけばたぶんちょっとした論文並の長さになりそうですね。


追記

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