哀想/365 | ナノ

剣が君/鈴懸(13/12/23)


剣君、鈴懸ルートプレイしました。

主人公、香夜の年齢がよくわからないので(もしかしたら出ているかもしれないけれど、記憶に残っていない(笑))年齢的なことはわかりませんが、無邪気で全く害のないキャラである鈴懸は、すごく癒されました。
左京と同じ年齢ではありましたが、生まれの問題で本当に同じ年なのかというくらい邪気のない頑張り屋さんで、始終癒されました。



下記から、他ルートを若干含めたネタバレ、毒舌注意。









前回やっていた左京ルートがあまりにも、こう……命からがらみたいなシーンのオンパレードで、いつ死んでしまうのか?!とハラハラしながらしていたので、そういう意味で本当に心臓に悪い思いを抱きながらプレイしてました。

天狗に育てられた鈴懸は、18歳になったら高尾山を出て人間としての生活をしていく。口減らしの為に捨てられ、全く人間というものが分かっていない鈴懸は、人間の決まりごとを始め、身分制度というものが全く理解できおらず、痛々しい面もしばしば。

偽花嫁編ではそれでも、香夜にかいがいしく世話をする年下?か同じ年の少年という気持ちで眺めては、かわいいなぁとによによしていましたが、後章になると物怖じなく殿様である家光(どうでもいいですが、家光も松平辰影、神威、かむろに太一……格好良すぎではないですか。サブキャラがルートをひたすら探してしまう……)に、おいおいおいなんて言葉使っているんだ……と仕方ないのですが……しばしば思い呆れてしまうのですが。

そのまっすぐさのおかげで、家光にも辰影にも殺されなくて済んだのであろうとは思うのですが、何かが心に締めてしまうと猪突猛進にそこに突っ込んで行ってしまう鈴懸は、危なっかしすぎて誰かストッパーになって欲しいくらいでした(笑)

人間側に寄り添いつつも、妖怪やコダマ達とも仲良くしようとしながら人間の世界で生きて行こうとしている鈴懸の、どこまでも純粋で優しい香夜も惹かれていくものの、その突拍子のない行動に不安を隠せず見守っている香夜が、このルートはとても可愛かったです。


和魂、幸魂ENDでは、
自然と香夜に惹かれていく中で、九十九丸が香夜と仲良くしているのに嫉妬してコダマが見えなくなってしまう辺りがもう……大好きです!
九十九丸と仲良くしているから、自分は傍にいちゃいけないのかな。とその様子を見てもだもだ悩んだり、かと思えば九十九丸と仲良くしないで!と嫉妬心その仲を裂くように入っていったり。
その嫉妬が原因でコダマが見えなくなり、また違う焦燥に駆られ弱っていく鈴懸が心配で堪らなくて、鈴懸の傍に居ようとする香夜が。いや……二人が可愛すぎてだな……うむ。

両想いになった途端に、こう……見事引き裂かれそうにあたりが最後まで見逃せませんでしたが、和魂ENDでの一緒に高尾山へ行って幸せに暮らすのも、街で一緒に睦まじく暮らすのもかわいらしかったですねぇ。
長屋で忙しく医者を生業として生きていく鈴懸と少しでも一緒に居ようと、香夜も一緒に薬草を採りにいってとかいじましいですが、とりあえず婚儀を上げる前に既に夫婦な件。そして香夜の父親とは既にその約束をもとりなしているとは。やるな……鈴懸。父親と鈴懸が団子づくりしながらどのような会話をしていったのかすごく気になる所ですが……。

ところでここで、お菊さん?をかばおうとした香夜が切られ、必死に看護した鈴懸が、今度は江戸の侍にタコ殴りで香夜と神威に看病される……と。その辺り、まだけが人であるはずの香夜が看病しているのがなんというか、変におかしかったですね……うん。


荒魂、奇魂ENDについては、
妖怪の事がメインのお話で。妖怪と人間が共存できる江戸にしたいと思う鈴懸が、御前試合での優勝をして妖怪討伐令が下るのを防ごうとして。なんとしてでも優勝しなければと決意し、修行に打ち込んでいくほど自身の戦うスタイルを見失い、どんどん焦っていく鈴懸を心配そうに見ている香夜可愛かった。によによ。
荒魂ENDについては、私はこういう終わり方がとても好きなので、毎晩香夜に会いに行く。どんなに忙しくても会いに行く。と逢引宣言している鈴懸にお布団の上でスーパーローリングを繰り広げながら萌え滾ってました。
和魂、幸魂ENDもそうでしたが、戦いが終わって少し大人な表情をするようになった鈴懸がすごく、……すごく好きです。現状とても満足しているのですが、ああいう鈴懸がもっと見たかったなぁ。


ただ、奇魂ENDに関しては、ああ……やっぱり1ルートに一回はこういうENDがあるのね……。と。
今のところプレイしていて、主人公が死んでしまうENDがないからいいのですが(探せていないだけかもしれませんが)、妖怪の説得に間に合わず、江戸城を覆うように妖怪が押し寄せたのを必死で食い止めた鈴懸が死んでしまうのは、あまりにも酷すぎて言葉を失いましたね。


でも、鈴懸ルートはどれもすごく楽しくて、左京がアレだったので(汗)非常に癒されつつプレイできました。


さて、次は……実彰の予定だったんですが、鈴懸ルートの九十九丸が可愛かったので、九十九丸で!






マエ : ツギ



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