世界観は今のSword echoとだいたい同じ(設定が甘かったので本編よりは詰んでない気はする)。ただ光の組織と闇の組織がチャンバラしてるお話。
病気な作者の中学時代の絵柄を真似て簡易相関図を作りましたが私が楽しいだけです。
純平はほぼモブ・渡良瀬と莱花はこの時点では原型が存在していないので記述していません。
登場人物
□光政
高校二年。光の組織リーダーを務めている。190pを超えるすらりとした長身で顔も整っており、それを自覚していて、重度のナルシストである。「完璧な俺は何でも完璧だ…」の口癖の通りリーダーとして大変機能している。しかしうまく物事をこなせないことが続くと体調を崩しがち。「完璧な俺は人助けもスマートに」「引き受けたものは完璧にこなすぜ…」と優しい完璧な彼は色々やってくれる。言換えればお人好し。
那智とは戦闘時は良いコンビネーションを発揮するが恋愛感情はない。「あいつは男っぽい」。周囲に「お似合いだ」「付き合っているのか」と言われるのが気に食わない
□那智
高校二年。光政の補佐をして組織を引っ張っている。女子にしては背が高く180p近い身長。大事な人が危険に巻き込まれるのが嫌で恋人は作りたがらなかったが、那智の熱心なファンな一般人の彼女がいる。恋愛感情は女性に対してしか湧かない。一人称は「オレ」。
妹が一人おり、シスコンと言われるほど大切におもっている。光政に対しては、実力は認めているだけに性格が面倒くさいと辟易している。彼とは良いコンビだと言われるだけあって、実力は同程度。良きライバルである。
□聖
中学三年。那智の妹。女だが男の格好をしていて、声は低めで身長も170pほどあり周囲にはバレていない。可愛い男が好みで、巻き込まれ不憫体質の雷人に目を付けた。一人称は「僕」。寝不足&偏食気味でそれが原因の貧血に悩んでいる。倒れたときに運び込まれた闇医者のところでの看病で、一部の人間には性別が正しく知られる。雷人とは次第に関係が良くなり、その辺りから少し女の子らしくなる。
光の能力を有してはいるが組織には所属せず気まぐれ助っ人といった具合に好き勝手動いている。喧嘩は普通に強い。
□雷人
高校一年。175p。荒れた男子校に通う優等生で、目立ちたくなくて周囲と同じようにピアスを開け制服を崩して着てみたりハードな高校生活を送る。一人称を「僕」から「俺」にしている。巻き込まれた喧嘩で助けてもらって以来何かと絡んでくる聖を不審に思う。
光の能力を持ちながら、戦うのが怖くて一般人としてやり過ごそうとしていた。が、不摂生で聖が倒れた際彼が女子だと知り、混乱のままに光政に戦い方を教わり、同時に組織に加入。人生がどんどん充実していく…。
□沙良
高校一年。組織メンバー。雷人の同級生で、彼が光の能力を有していることには出会って早々に気付いていた。能力を持ちながらうじうじと戦わない雷人が気に入らず冷たい態度を取っている。自分の名前が嫌いである。
能力持ちで身体能力が跳ね上がっている分喧嘩で負け無し。しかし同時に敵も多く、高い回復力があっても生傷がたえない。声帯はあまり使われず常に静かにキレてるタイプ。過去に光政に助けられており彼には素直に従っている。
□四季
恐らく高校三年。沙良の兄で、光の組織からは独立して医者的な何かをして陰から組織を支えている。元々は組織で戦う弟を心配して闇医者として動き出した。恐ろしいほどの撫で肩で、引っかけた白衣がいつもずり下がっている。
目は落ちくぼみがちで表情筋は死んでいる。声帯はほとんど使われない。兄弟揃って無口で何を考えているか傍からは分からないが、二人の間では無言でも意思疎通ができている。医療技術が高度すぎて、光の能力の一つである「治癒能力」を使っているのかどうかすらわからない。四季が能力持ちであるかは不明である。