2013.10.25 13:03
時系列的に述べれば先に追記を書きました。
非人道的な悪い杏が垣間見えます、閲覧後の苦情はなしで。
昼休みを無駄にした気がします。
ﾊｧﾊｧ
ミルグラムの実験への興奮が漸く冷めてきました。
元々、これは某国で大量虐殺があった時に何故人間は権威者に追従してしまうのか調査されたもので、心理学的な実験です。なかなか恐ろしいやつ。
被験者二人が教師役と生徒役に別れますが、生徒役はサクラ。教師役の被験者さんは実験者と同じ部屋に入り、隣接した部屋にいる生徒役にクイズを出します。教師役の手元には生徒役に電気ショックを与えるためのスイッチがあって、教師役は実験者に｢生徒役が不正解だった場合、電気ビリビリしお仕置きしろ｣と命令されます。勿論本当に電気は流れませんが、生徒役のサクラは電気ショックを与えられたふりをして悲鳴を上げたりします。
実験が行われた頃、実験者というか研究者みたいな人は割と強い力を持ってたらしいですね。
で、確か生徒役が不正解を重ねるごとに15ボルト？ずつ、電気ショックを強めていくんですよ。450ボルトまで流れるよと教師役は伝えられています。まあ、MAXでも致死量ではないんですけど、電気は実際には流れません。
実験で見るのは、被験者が命令されるままにどの程度までお仕置きを続行するか、です。おそらく当時は普通なら人間の致死電荷なんて知らないでしょうから、生徒役が滅茶苦茶苦しんでる様子にはびびったでしょう。でも六割以上の被験者がMAX450ボルトの電気ショックを与えてしまいました。権威への追従ってのは怖いですね。はい。
そういう感じです。
もち、細かく条件分けは為されていました。被験者から生徒役の声も姿も見えない条件、生徒役の声だけが聞こえる条件。被験者と実験者がいるのと同じ部屋に生徒役がいるという条件。お仕置きから逃れようとする生徒役を被験者自身が押さえつけながら続行しなければならないなんていう条件。
最後の、無理矢理お仕置き☆なパターンでも三割の被験者が最大電気ショックを与えたらしいですけどね。
……目の前で生徒役(サクラ)が苦しんでいるんですよ？迫真の演技で、身体を撥ねさせたり悲鳴を上げているわけですよ？実験者の命令だとはいえ、嫌だと逃げ出そうとするのを押さえつけるんですよ！？人間がここまで残酷になれるなんて本当に恐ろしいことですよ！！ﾊｧﾊｧ
もう嫌だよ、こんな酷いことこれ以上出来ないッ！！って苦渋に顔を歪める被験者ももう！！最大ショックまで与えなかった人たちはこんな感じだったんでしょうかね……！素晴らしい！ﾊｧｯ...
はっ、もしかしたら！もう止めたい生徒役が苦しんでいるのなんて見たくない、でも実験者が……って！！続行してしまった真の追従者もいたかもしれないッ！！命令とは関係なしにノリノリで続行した悪い奴もいたかもしれないッッ！！！！なんてことだ！！！ｿﾞｸｿﾞｸ
私はこの非道な実験をオリキャラにやらせたいやらせたいと考えてしまいました。
勿論、電気ショックは実際に与えるし、教師役だけでなく生徒役も被験者(うちの子)という形で。←
｢ちょっと頭を冷やすべきだな・・・｣
反省した私は数日間をかけてクールダウンし、そして落ち着きを取り戻し現在に至るというわけです。
さて、丁度授業が始まったなう。
法学です。私は裁かれるのです。