後輩の頼み


『ひぃああっ激しっあぁあっ田辺っあぁん乳首擦れるぅっあひぃいんっ』
「はっ、あ、はぁ…っウサさん…っ!くぅ…っ!」
びゅるっと出た精液は手にべったりと付いた。
「……………………はー…」
精液が付いた手をティッシュで拭いながらため息をついた。

俺はこの間やっと童貞を卒業した。
と言っても相手は男。
芸人の先輩であるウサさんだ。
酒に酔っていたせいで、俺は強引にウサさんに迫ってしまった。
ウサさんのおかげでそれから俺は男が恋愛対象となった。
テレビでもウサさんの名前は伏せてるが男で脱童貞したことをカミングアウトし、それからは二丁目事情を語ったり発展場の話だったりと話のネタが増えてすっかり童貞キャラからゲイキャラに変わってしまった。
おかげさまでいろんな番組に呼ばれるようになった。
そんな俺だがやっぱりまだ恋人はいない。
ウサさんが忘れられないのだ。
あの日ちゃっかり携帯で録画していたウサさんの恥態をオカズに毎日抜いている。
整った顔が快感に震え感じている表情、艶やかな声、ガラステーブルにくりくり擦られているピンク色の乳首、汁を撒き散らしながらぷるんぷるん揺れるちんこ。いやらしい音を立てながら俺のちんこを出し入れされてる穴。
全部がエロい。
もう何回抜いたんだろうか。
ウサさんが漫才をしているテレビの前でその動画を再生して見比べながらオナニーするのも最高だし、ウサさんと番組共演する前にトイレでやったこともある。
またあの穴にちんこを挿入したい。
ジュポジュポしてあんあん言わせたい。
動画の中の俺はそれをした上中出しまでしてるんだ。
俺なのに羨ましい。
今じゃ全部ゴミ箱行きだ。
ため息も出る。
ウサさんは優しい。あんなことをしたのに、ちゃんと今まで通り接してくれる。
そんなウサさんを裏切るようで悪いが、どうにかして、ウサさんともう一回エッチ出来ないだろうか。


『あひっなにこれ、あぁあん乳首ぃだめぇひぁあんっ』
とか考えながら今日もシコシコ。
ほんっと飽きない。
『ウサさんエロすぎ…乳首感じるなんて女の子と変わんないッスね』
『あぁんっ女じゃないぃ…っあぁあっ乳首やらっ触んなばかぁっ!あひぃいんっ』
「あー、ウサさん…っ、ウサさん!」
乳首を弄られる快感に驚くウサさんの表情がたまらなく、俺はちんこを擦る手を早めた。
あとちょっと、あとちょっと。
イキそう。またこのウサさんでイ、
「おい…」
背中の向こうから誰かに呼ばれた。
無意識にちんこを擦る手がぴたりと止まる。
「え………?」
後ろを見る。
立ってたのは、
「お前それ、」
「あ、ち、違、う、んで、す…」
ウサさんだった。
『ひぁああっ中に出てるっあはぁんっ』


ウサさんはたまたま俺んちの近くに来たからついでに寄ってくれたらしい。
安いアパートに住んでる俺の家はセキュリティもクソもないくせに玄関の鍵まで開けっぱなしにしていたためウサさんは簡単に入ってきてしまったのだ。俺のオナニー中に。
ウサさんは俺へのお土産だったであろうたい焼きをもぐもぐ食べていた。
「ウサさんって……頭から食べる派なんッスね」
「お前そんなことよりも先に俺に言うことあるんじゃねぇか?」
「…………………………」
ウサさんは、怒っていた。
自分の動画で抜いている現場を見たんだ。冷静でいられる場合じゃない。だろう。
「とりあえずあの動画は消せ」
「で、でも…………俺この動画がないと…」
縮みながら言う俺にウサさんは首をかしげてにっこり笑う。
「いいから消せ」
ぶっちゃけ怖かった。
だが俺も宝物のオカズをただでは失いたくなかった。
俺は思いきって、ウサさんに交渉を持ち掛けた。
「じゃああの動画を消す代わりに!!もう一回!もう一回だけエッチしてください!!!」
ウサさんは顔を真っ赤にした。
「するわけねーだろ!!お前俺をなんだと思ってんだ!いいかげんにし」
「ツッコまないで!終わっちゃう!」
俺はウサさんのツッコミを慌てて止めて、その場に土下座した。
「お願いします!!エッチさせてください!!」
頭が床にのめり込むほど頭を下げた。
ウサさんは立ち上がると、俺の携帯を手に取った。
勝手に弄ったと思ったらウサさんは画面をばっと俺に見せた。
そこには削除しましたの文字。
「動画は消した」
「じゃ、じゃあ…!」
「するわけねーだろ、バァカ!」
ウサさんはそう吐き捨てた。
確かにウサさんが正しいことを言っているのはわかる。
襲った動画を消す代わりにまたエッチさせろなんて調子がいいにもほどがある……。しかもウサさんは俺が襲ったあとも優しくしてくれていたのに。
でも、でも俺はあの動画がなくなった今、もう楽しみにすることがなんにもないんだ!
「ウサさん!!お願いします!!」
俺はウサさんの足へすがる様に抱きついた。ウサさんは暴れたせいで、バランスをくずし、倒れてしまった。
「お願いしますっ!またウサさんとしたいんッス!」
「ふざけんな、誰がやるか、…ひぁっ!」
怒っていたウサさんが突然変な声を上げた。見れば詰め寄った俺の手がウサさんの胸の上にあり、指がどうも乳首を触ってしまったらしい。
俺がくにくにと指を動かしてみると、ウサさんがびくんと反応する。
「ひっ、やめ、やめろぉ…っ」
怒った顔が一気にやらしい顔に変わる。
なんだかこのまま行けそうな気がして、俺はウサさんの服を捲り上げた。
だがウサさんは乳首を弄ろうとした俺の手をがしっと掴んで止めた。
「ほんとに、ダメ」
「こんなとこ見せつけられたら無理ッスよ…」
俺はウサさんに言ってから、手がダメならと思いっきり乳首に吸い付いた。
「ひゃぁっあっ吸うなぁっ!ぁっあっ」
俺はチュパチュパ吸ったり、舌で思いきりベロベロレロレロ舐め回した。
「いっひぃんっ、はぁっ、あっ、だ、め、田辺っあぁんっ」
俺の手を掴んでいた手の力がだんだん弱くなっていくウサさん。
声がでないように空いてる手の甲で口を押さえているが、あんまり意味なくあんあん言っている。
俺ももう片方の手で乳首を弄った。
「あっだめっ両方したらぁっあっあっだめぇっ!」
俺は念願のウサさんの乳首だと思うと耐えきれずに、好きなだけねぶり、弄りまくった。
チュパチュパレロックニクニッレロレロッチュッジュルッグリグリチュッチュパッチュパッ
「あっあんんん…っ田辺っ、やめ、ひあ、あ、あぁ…っ」
「ウサさん、はぁっウサさんの乳首っチュッチュパッジュルッ」
「!っ噛んだら、あっ、あ、あぁあんっ!」
大きな声を上げたあと、ウサさんの体がびくんびくんと跳ねた。
そしてハァハァと荒く息を吐いている。
「もしかしてウサさん…」
「田辺、お前…っ」
「イッちゃいました?」
そう言いながら俺はウサさんのジーパンを下着ごとずらした。
もわっと精液のにおいがしたと思えば、蒸れた精液まみれのウサさんのちんこが出てきた。
「バカ田辺…っ調子乗んな…っ!!」
ウサさんは泣きそうな顔をしながら俺を睨んだ。顔が真っ赤だ。乳首だけでイッたのが相当恥ずかしいみたいだ。
俺はそんな顔と、こんなエッチなちんこを見せられて、ここで終わりだなんて、そんな我慢を出来るはずがなかった。
「ウサさんのちんこっはむっジュルッチュパッ」
「あっあっ!も、やめろぉ…っ!」
俺はハァハァ言いながらウサさんの精液付きのちんこをくわえた。
萎えてふにふにだったちんこは、嫌々言ってる割にベロベロ先を舐めたらすぐまた勃起した。
「あぁっ、んっ、やっ、やめ、だめ、ぁんっあぁんっ」
俺は夢中で舐めじゃぶりながらも、ふと気付いた。
ウサさんの尻穴がヒクヒクしていることに。こんなにやめろだのだめだの言っているのに、実は尻穴まで快感を求めているのだ。ウサさんの体はかなりいやらしいらしい。
俺はわざと、ちんこをしゃぶるのをやめた。
「あっ…はぁ…っはぁ…っ?」
やめろって言ったのはウサさんなのに、動かない俺を不思議そうに見た。
「やっぱ、だめッスよね。すいません」
「田辺…?」
ウサさんの尻穴はさっきよりもヒクヒク疼いていた。もう快感を得られないと思うと余計に反応してしまっているようだ。
「俺が間違ってました」
「…そんな、急に…」
ウサさんのちんこは我慢汁だらだらで、パンパンになってて、痛そうだった。なんだかんだで出したいんだろう。
「すいませんでした」
俺は頭を下げると、ウサさんは物足りない顔をした。
焦れったそうにしてて、エロかった。
ウサさんは戸惑いながら脚を開いた。
そして目を伏せながら言う。
「い…、一回だけなら…」
ウサさんは思った通り我慢できないようで、自分から了承してくれた。
俺は内心すごく楽しく興奮して、お礼を言うとパンパンになったちんこを出した。
まぁ情けないことに俺のちんこは勃起してもそんな立派じゃないんだけど。
「ウサさん、入れるッスよ?」
「あ、ん…」
ヌププッとウサさんの穴は俺のちんこを飲み込んだ。
俺は念願のウサさんの穴だと思うと、挿入した途端射精してしまった。
「あっやぁっ精液、出てる…っ!」
俺は出したばっかなのに萎えなくて、精液を穴の中で混ぜるようにちんこをグチュグチュ円を描くように動かした。
「あっやぁっあぁんっふあぁんっあぁっんんあっ」
「ウサさんの中、きもちいーーっ」
腰を動かしながらウサさんの乳首に手を伸ばす。
両方をクニクニ摘まんだら、また体がびくんと跳ねた。
「ひぁっ、やっ乳首はもうだめっ!あぁんっあんっあんっ!乳首やぁっ」
乳首を触るごとに中がきゅんきゅん締まる。ウサさんエロすぎる。ちんこが我慢汁でテラテラ光っていた。
「はぅ、あぁっふぅうんっあんっあぁんっ、田辺っ、あぁんっあっバカぁ」
「ウサさん!ウサさん!」
ヌヂュッヂュポッグチュッグリュッヌポッ
「あはぁっあんんん…っひぅっ、あぁんっあぁぁんっ」
ウサさんの目が潤んでいる。
めっちゃエロい。
誰がウサさんをこんなにエロくさせたんだろう?ウサさんには男がいるんだろうか?結構女の子と遊んでるとかで話題になってるけど。
「ひぁあっあっ田辺ぇ、ああんっ田辺っんんっはぁあんっ」
名前を連呼されると耐えられない。俺はまた射精したくなった。
「あ、も、またイッ…!!イク!!」
「俺も、あぁぅ!イきそっあぁんっイクッイクッぅ!!」
俺とウサさんは同時にイッた。
動画の向こうのウサさんをまた見れて、俺は興奮が収まらなかった。


あの日はウサさんはすぐ帰って行った。俺は記憶を頼りにしたり、置いていった食べかけのたい焼きを見ながらオナった。
相変わらずウサさんでしか抜けないまま、ウサさんと番組で共演することになった。
本番が始まる前にトイレに行くと、ウサさんが用を足していた。
「あ、うぃっすウサさん」
「あ…、おー。よろしくな」
ウサさんが何もなかったように挨拶をしてくれている中、俺はウサさんの放尿シーンを間近で見てしまい、用を足せなくなった。
ズボンを押し上げる俺のちんこ。
ウサさんは俺の下半身を見て顔をひきつらせた。
「…いーかげんにしろよ」


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