後輩の相談


後輩の田辺が話があるとか言ってきたから家に招いたら、なんと恋愛相談だった。
「とりあえずモテたいんッスよねー。ウサさんとか超モテるじゃないッスか。男前だし面白いし。俺童貞童貞弄られて最初はおいしかったけど、最近ガチで悩んでるんッスよ」
田辺は見た目が決して良いわけではない。身長は俺より高いけど中途半端に太っている。髪もボウズでとくにおしゃれなわけでもない。唯一のおしゃれがデカイ黒縁眼鏡だが、こいつがかけるとダサい。しかしこの見た目で世間に定着してしまっているので今更変えられないんだけども。
「まー…俺はお前のこと好きだけどなぁ」
「あーヤりてぇなぁ。ウサさん、ヤらせてくれます?」
「つまんねーこと言ってんじゃねーよ」
「はははは」
田辺は眼鏡の奥の細い目をより細くさせて笑った。
一瞬同期の瀬戸とヤッたことがあるのがバレたのかと思った。
「ケツに突っ込まれるなんてもう嫌だよ俺は」
俺はクッションを移動させて、床に寝転んだ。ガラスのテーブル越しに見える田辺の顔から笑みが消えている。
「…もうって、どういうことッスか」
言われてハッとする。
やばい口が滑った。
「ヤッたことあるんッスか、男と」
「じ、冗談だよ冗談」
「ウサさんがそんな面白くない冗談言うわけないッス」
「俺だってスベる時くらいあるわっ」
田辺がテーブルの向こう側からこっちに回ってくる。そのまま俺に頭を床に付くくらい下げた。
「お願いします!!俺を童貞から卒業させてください!」
「はあっ!?何言っ、わぁっ!」
田辺が返事を聞かずに俺のベルトを外しにかかる。
引き剥がそうとするが情けないことに俺の力は弱くて、体重の重い田辺を退かすことなんて出来なかった。
「大体女とヤらなきゃ意味ないだろ!

「とりあえず童貞卒業できたらいいッス!」
田辺に簡単に脱がされてしまった俺は下半身丸出し。
女とは勝手が違うのに何を言い出すんだろうか、このバカは。
案の定何をしたらいいかわからない田辺は俺のちんこをとりあえず擦り上げた。
田辺の肉でぶよぶよな大きい指がちんこにまとわりつく。柔らかいものに擦り上げられる感覚は、正直気持ちが良かった。
「あっ!はぁ…っやめ、はぁん…っ」
だんだんかたくなっている俺のちんこ。情けない、本当に。
「あ、女の子はクリクリさせないといけないか」
田辺は訳のわからないことを呟いて、俺のちんこの先端を指でクリクリ弄り始めた。尿道口を爪で優しく引っ掻くようにカリカリされると、身体がゾクゾクしだす。
「あひっひぃっやめろばかぁ…っ!」
後輩にこんなことされたら普通ぶん殴ってやるところだが、俺は瀬戸に何回か掘られてる身。
身体があの刺激を求めて言うことを聞かない。すでに我慢汁が出ていて田辺の指をヌルヌルと汚してしまっている。
「えっと、ケツの穴使えばいいんッスよね」
田辺が俺の脚を大きく開かせて尻肉を鷲掴みする。ケツに顔を近付けられまじまじと見られる。口からはもちろんのこと鼻息までもフンフン荒くて、息がかかる度に穴がきゅんきゅんした。
「やめろよ、田辺…」
そう言うと田辺は俺の顔を見て細い目をぎらりと光らせた。
「すっげぇエロい顔してるッスよ、ウサさん。俺、男のケツ穴舐めるなんて絶対嫌だけど、ウサさんのは出来る」
そう言った田辺の舌がレロンと俺の穴を舐め上げる。
「ひぁんっ!あぁっはぁん…っぁん」
ピチャッレロレロ、チュッジュッピチャッ
「あーすごいエッチな匂いがする…チュッジュルッ」
「やめろバカぁ!あぁんっひっひぁっ」
「やめろってウサさん、あんあん鳴いてるじゃないッスか…俺童貞だけど鳴かせる程度のテクニックはあるってことッスよね?」
調子に乗った田辺が笑う。くそ、ムカつくムカつく。童貞の、田辺なんかに喘がされるなんて。
しかし思いとは裏腹に、俺のちんこはこの先のことを期待してだらだら我慢汁が溢れている。
「ほら、ここもヒクヒクしてる」
田辺はそう言って俺のケツ穴にとうとう指を突っ込んだ。
「ひぃあっ抜けバカっ抜けぇっ」
ぶよぶよの指がぐにぐにと中を動き回る。ちっさいちんこを挿入されてるみたいに、田辺の指は太い。ただ長さが足りなくて入り口付近ばかりを刺激される。
謀って焦らしているわけじゃなさそうだが、ちんこに掘られたことがある俺のケツ穴はもっと奥を突かれることを考えてしまう。
「はっ、んんっ指ぃ抜けよぉ…っ」
「指抜いたらちんこ挿れていいッスか、ウサさん」
田辺が細い目をギラギラさせて笑う。
「いいわけねーだろ!調子乗んなっ」
田辺が指を抜いた瞬間俺はテーブルに手を伸ばし、身を起こした。
しかし田辺に背を向けた状態になってしまい、ヌチュウッと勢いよくちんこを挿入された。
「んにゃあぁあっ」
俺はテーブルに身を乗せる形になった。バックのままちんこがグチョグチョ中で暴れている。腰を動かされる度にその振動でちんこがテーブルに当たる。
冷たいものにクリクリ当たる俺のちんこ。このテーブル新しいのに、俺の我慢汁でヌメヌメ。最悪だ。
ヌチュンッグチュグチュヌヂュジュポジュポ
「あひっひぃんっちんこだめぇ、ふあぁんっ」
「あ、そーだ。せっかくだから」
田辺はそう言って携帯をポケットから取り出した。
赤い点だけ光を放った状態で、ガラスのテーブルの下に置かれる。
嫌な予感がした。
「も、もしかしてこれ…」
「あ、録画してまーす」
せっかく童貞卒業だし、しかもガラスのテーブルで丸見えだし、と田辺は納得出来ない理由ばかり並べた。
「やめっ撮るなぁっあひぃっあぁあんっ」
「えろーい顔もちんこも記念に納めましょうウサさんっ」
「ふざけんなっ、ぁあっひぁあんっ」
パチュングチュヌヂュジュポヌヂュッ
嫌なのに俺から出る声は相変わらず甘すぎて、語尾にもハートマークが付きそうで、ヘドが出そう。
俺がテーブルの上で暴れるせいで、ビールの缶が倒れた。中身は入ってなかったが、多分入っていて床に溢れたとしても拭けるような状態ではない。
「乳首はどーなんッスかね」
田辺は俺の中でをちんこを掻き回しつつ、テーブルに突っ伏している俺の服の中に手を忍ばせてきた。
そしてきゅうっと両乳首を摘まれた。
「やぁあんっ」
「うわっ」
ビリビリと電撃が走ったような感覚だった。自分でもわかるくらいケツが締まった。
なんだこれ。
「ウサさん、乳首感じるんッスか?」
田辺に尋ねられるが俺はさっぱり答えられなかった。
思えば乳首なんか触ったことがない。
戸惑う俺の乳首を、田辺はコリコリといじくり回す。ビクンビクンと身体が反応している。
「あひっなにこれ、あぁあん乳首ぃだめぇひぁあんっ」
「ウサさんエロすぎ…乳首感じるなんて女の子と変わんないッスね」
「あぁんっ女じゃないぃ…っあぁあっ乳首やらっ触んなばかぁっ!あひぃいんっ」
クリクリコリッグチョヌヂュヌッヌッ
乳首とケツ穴を責められてちんこがビクンビクン反応してる。
こんな姿を下から録画されてるなんて死にたい。
「あぁウサさんっめっちゃ気持ちいいッス!」
田辺はもうすぐイキそうなのか、俺の乳首を弄っていた手を腰に移すと、激しく腰を打ち付けた。
パンッパンッパンッパチュンパチュン
「ひぃああっ激しっあぁあっ田辺っあぁん乳首擦れるぅっあひぃいんっ」
服が捲り上げられたせいで乳首がテーブルに当たり田辺の激しい腰使いのせいで身体が上下し乳首がコリコリと擦れる。
乳首だめだ、乳首刺激されると頭がぼうってする。
「はぁっウサさん俺もうイクっ」
パチュングチュンヌヂュジュポヌヂュ
田辺のちんこが中でぶるっと震えた。
「あっ中はだめっ抜けぇっ中出しらめぇっ」
「も、無理っ中に出る…っ」
ドピュドピュドピュッビュルッ
「ひぁああっ中に出てるっあはぁんっ」
ビュルッビューピュルル
中に出されて俺も射精した。
田辺が俺からちんこを抜くと、中に出された精液がとろーっと垂れる感じがした。
「はぁ…っだめって言ったのに…はぁん…」
「はは、ウサさんちんことケツからザーメン出てるッス」
田辺は俺をテーブルから退け、床に仰向けにして寝かした。
床に置いてあった携帯を取ると、俺に向ける。
「そのままピースしてもらっていいッスか?」
「…いい加減にしろ」


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