幸せエッチ


優しくてかっこよくて皆の憧れみたいな同級生、高野のことを俺は大好きだった。この高校に入って出会い一目惚れ。性格を知れば知るほど、高野には非の打ち所がなくて、俺はますます好きになった。
高野と付き合いたい。高野と一緒にいたい。
そんなことをずーっと思い続けていて、ある日いてもたってもいられず告白した。
大好きな高野。返事はイエスだった。


「今日さ、善樹んち言っていい?」
付き合って二ヶ月。はじめは「やっぱり別れよ」なんてことをいつ言われるのかとヒヤヒヤしていたが、最近ではそんな心配もなくなってきた。
高野は友達として付き合っていた時よりも、俺と過ごす時間を作ってくれて、その上で大切にしてくれている。
もう本当、大好きだ。
俺はこくこく頷いた。体が熱い。なんか興奮してきた。顔が赤くなってるかも。
しかも今日俺の両親は、結婚記念日だと言って一泊二日の温泉旅行に行っている。帰ってこない。てことは、ずっと高野と二人っきり。


「ブレザー、掛けとこうか?」
「あ、お願い」
高野はブレザーを脱いで、俺に渡した。俺はそれをハンガーに掛けながら高野にくつろぐように言った。
高野は俺のベッドの上に腰を下ろして、枕元に置いてあった漫画を手に取った。
「あ、これ人気だよなー。一巻読ませて」
素敵な笑顔を向けながら俺に言う高野。あー好き。チューしたい。エッチしたい。
「いいけど……あのさ、」
俺は余裕がなくなってきて、高野の隣に座った。高野は首をかしげる。
俺は唾を飲み込んでから声を出した。
「…今日…、その、親いないんだ」
「…そっか」
どぎまぎしながら言う俺を見て、高野はそれだけで全部察したようだった。
「……する?」
高野は俺の内腿を撫でた。心臓が飛び出るんじゃないかってくらいドキッとした。
「…したい」


それから俺たちは初めてキスをして、俺の方は拙かったけど舌も絡めた。
俺のちんこはビンビンで、高野はそれを見て笑った。お互い下を脱いで向かい合いお互いのちんこを扱いた。
「あっ、ん…っん、善樹の、ベタベタ」
「はぁ…っ高野の手、きもちいい」
俺のちんこを全部包んでしまうんじゃないかってくらい、高野の手は大きかった。
高野は微笑みながら舌を突き出す。
いやらしいキスが、頭をくらくらさせる。
俺は高野のちんこから手を離し腰を掴んで引き寄せた。高野は俺の肩に手を添える。腰を揺らして、高野のちんこと俺のちんこを擦り合わせた。
「あ、ん…っ」
口とちんこでキスをしてるなんて卑猥。めちゃくちゃ気持ちが良い。
「善樹…、舐めてみていい?」
高野が耳元で言った。口でしてほしかったけどなかなか言えずにいた俺はすごく嬉かった。頷くと高野は体勢を変え、俺のちんこの先をぺろりと舐めた。
「あ、高野…っ」
その感覚に震えている俺のちんこを、間髪入れずにくわえた。あったかい高野の口の中に包まれて、頭がぼうっとした。
ちゅぱっじゅるっずぴっじゅぽっちゅぱっちゅぱっれろれろっちゅぱっ
「高野…っ、あぁ…っ」
「きもひい?よひき」
高野は口にくわえたまま喋る。気持ちよくってビクビクしてしまった。
何回も頷くと高野は嬉しそうにしゃぶってくれた。
じゅぽっぬぽっぢゅぽぢゅぽじゅるるっ
「高野、高野…っ俺、イきそう…っ」
俺がそう言うと高野はより激しくしゃぶってくれて、俺は堪らず高野の口の中に射精してしまった。
びゅるるっびゅーぴゅるっ
高野は口内で受け止めた精液を、躊躇わずにごくんと飲んだ。
「の、飲んだの…?」
「おいしいよ」
なんだか俺の方が恥ずかしくて、顔が赤くなった。
「善樹、次は俺を気持ちよくさせて」
笑顔で言う高野。ついに俺も高野のちんこをしゃぶる時が来たか…。ドキドキ。


「じゃ入れるよ」
「え?…え?」
気づけば俺はベッドに寝かされて、脚を開いていた。その間にいる高野が、俺の穴にちんこをあてがっている。
「ちょ…ったっ、高野…!」
「なに?」
「高野が入れんの?」
「?そうでしょ」
高野はまた笑顔でそう言うと、ヌプっとちんこを入れた。えっマジか…マジかマジかマジか!
「んやぁ!」
思わず声が出る。
俺、高野を抱く気満々だったのに、俺、俺が、抱かれるのか…!
ニュプ〜っとちんこがだんだん入ってくる。俺はぶるっと震えた。
「あっ、あっ、うそ…、高野っ高野のちんこ…っおっきい…っ」
「はぁ…っ、善樹の中すごい締まる」
「あぅ…っ高野ぉ…っ」
「動くよ?」
未だ状況を受け止めきれない俺に、高野はそう言って腰を動かした。
ぴっちり入っていたちんこが途中まで抜かれ、また奥までズンッと入ってきた。それを何回も何回も繰り返されて俺は頭が蕩けそうになった。
「あっあぁっ高野っあんっあぁ〜っ」
「こんなに声出ちゃうのに、俺に入れる気だったの…?」
意地悪そうに高野は笑う。俺は恥ずかしくなって顔を隠した。体が熱い。
「ひぁっあっそんなっそんなに突いちゃっだめっあぁんっ」
「可愛い、善樹」
高野は顔を隠している俺の手をどけると、身を倒してキスをした。ちんこが深く刺さって俺は息をふんふんと荒くした。
「んっふぅ…っはぁ、んっちゅっちゅっはぁ、んっはぁ」
くちゅくちゅぱちゅっぱちゅっぬぢゅっぬぽっぬぽっぱんぱんぱんっくちゅくちゅれろぉちゅぱっ
キスする音と高野のちんこが出入りする音が俺の耳までもを犯す。
「あー…善樹、すごくイイ…」
感じてる高野の顔。すごいちんこにきた。
「あんあんあんっ高野ぉっあぁんっ俺もっ高野のちんこイイよぉ…っ!」
「…えっち」
高野はそう呟いて俺にキスすると、ちんこを抜いた。穴が物足りなくなってヒクヒクする。
「た、高野…、お、終わるの…?」
ちんこもビンビンで怖いくらい体がぞくぞくしているのに、おしまいかと思うと恐ろしかった。
高野はふ、と笑う。
「体勢変えるだけだよ」
そう言って高野は俺を四つん這いにさせた。この格好、恥ずかしすぎて顔から火が出るかと思った。実際はちんこから我慢汁がだらだら出たんだけど。
高野は俺の尻にちんこを擦り付けた。ヌルヌルした感覚がする。
「は、早く…っちんこ入れて高野ぉ」
「…ほんと、なんで俺に入れようとしてたのか不思議」
高野は言いながらまたちんこを挿入した。
「あぁ〜〜〜っ!あっあうぅ…っ」
ぱちゅっぱちゅっぬぢゅっぬぽくぽっぐちゅっぐちゅっぱちゅんっぱちゅんっ
腰を掴む高野の手が熱い。俺はシーツを握り快感の波に耐えた。
なのに高野は俺の邪魔をする。
背中にもキスしだすのだ。
突かれながらちゅっちゅってしてくれて、そんなことされたら、愛しくて締め付けてしまう。
「あんんっあっやぁんっあぁっ高野ぉあぁんっんんっあぁ〜〜っ」
高野が俺のちんこに手を伸ばす。あの大きな手が、またちんこを擦り上げる。
「んやぁっあっちんこっちんこだめぇっ先っぽぐりぐりしないれ…っ」
だんだん舌が回らなくなってきた。本当、体全体が蕩け始めてきたみたいだ。
ぱちゅっぱちゅっぱちゅっぱちゅっぱちゅっぱちゅっ
「あっあったかのぉひゃんっあんっらめっらめぇ…奥までっちんこっしゅごいよぉ〜っ」
「っ、善樹っ、善樹…っ」
高野の声が少し必死になっている。息が乱れてる。
「善樹、俺、イく…っイくっ」
高野はガツガツ腰を振った。
「あぁっ激しいのらめぇえっあぁんっやんっ俺もっイっちゃうぅ」
びゅるびゅるるっどぴゅどぴゅぴゅるふっ
高野の精液は俺の中にどくどくと注がれた。奥まで届いて、体がびくんびくんって跳ねた。
「ごめん、中に出しちゃった…」
ちんこが抜かれ、高野は俺の頭を撫でながら言った。俺は首を振る。
「おいしいよ」
俺の言葉に、今度は高野の方が真っ赤になった。こんな高野もかっこいい。大好き。
俺は高野のちんこで広がった穴を指で広げた。たらりと精液が垂れる。
「高野…、もう一回したい…」
「善樹…っ」


結局、俺たちはそのあと二回した。
好きだと言ったら好きだと返ってくる幸せなエッチだった。
優しくてかっこよくて皆の憧れの高野。俺は高野が大好きだ。
このままずっと、繋がっていられたらいいのに。


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