スケベな彼氏


俺は同じ大学に通っている瀬名に、片想いをしていた。
きっと実ることはないだろうと思っていたが、四年生のクリスマス、なぜだか瀬名とセックスをするという大イベント大チャンスが訪れ、順番は逆になったもののその後交際スタート。
暇さえあればずっと一緒にいたんだけど、とうとう三月になった。


「…なんか部屋片付いた?」
瀬名が俺の部屋に入るなりそう言った。
「え?あぁ、最近荷物まとめ始めてる」
俺は台所でコーヒーを入れながら答える。
瀬名が部屋からひょこっと頭を出してきたのが視界の隅に見えて、そっちを向くと、瀬名はおっきい目を丸くして俺を見ていた。かわいい。
「え、黒川って引っ越しすんの」
「あれ?言ってなかったっけ?」
マグカップを二つ持ちながら近寄っていくと、瀬名は唇を尖らせた。
「聞いてないー」
「まじか」
ごめん、とか言いつつ、瀬名が可愛すぎて顔はにやけていた。

ありがたいことに、こんな俺でも就職先は決まっていて、今のアパートからだと距離があるので社員寮に入ることにしたのだ。
どこで働くか、なんて話はサークルが同じだったからなんとなくお互い耳に入っていたけれど、思えば四月からのことを詳しく瀬名と話したことはなかったかもしれない。
「瀬名は?今のまま?」
「うん、俺は今の場所からでも問題ないかな。結構気に入ってるし」
瀬名はそう言いながらコーヒーを飲んだ。
部屋でコーヒーを飲んでいるだけなのに、瀬名はイケメン過ぎていちいち絵になる。
いつまで経っても瀬名は眩しくて、俺はついつい黙って見とれてしまう。
「ん?」
瀬名が俺の視線に気づいて笑う。やっぱりかわいい。
いちいち反応がかわいく見えてしまう。もたない。どの瞬間も写真撮って額に飾りたいレベル。
「いや…俺たちって結構一緒にいるのに卒業してからのこと、全然話してなかったなって思って」
心のシャッターを連打しながら、普通に会話を続ける俺。
「あはは、そうだな。エッチばっかしてたしな」
瀬名の言葉に飲みかけたコーヒーを噴き出しそうになる。
確かに俺のちんこが暴れん坊なせいで会話はほとんど下な話ばっかりだったかもしれない…。
「瀬名って…、中学の先生だっけ?」
俺は口から垂れたコーヒーを拭いながら瀬名に尋ねた。
「ううん、高校。国語の先生」
「国語の先生かぁ……」
俺はなんだか震えた。
前から瀬名が教員採用試験に受かったって話は知っていたけど、その時はほとんど話したことがないような時期だったから、それについてそこまで考えたことがなかった。
しかし今思うとだな。
こんな笑顔が眩しいかっこよくて可愛い顔をしたイケメンが高校教師だと。
瀬名先生だと。
たまらねぇって話だ。
そしてこんな王子様みたいな存在が思春期大集合の学び舎にいるなんてことはもう事件でしかない。
「瀬名…俺心配なんだけど……。悩みがあるとかなんとか言って放課後瀬名と二人っきりになろうとする男や女が絶対わんさかいるって……!不純な気持ちで!!」
「や…まぁ相談くらいはあるかもしれないけど…」
「しかも狙ってるのは生徒だけじゃない、授業を終えて職員室に戻ったら熱血体育教師とか白衣を纏ったミニスカ眼鏡女教師とかが先輩面して瀬名に近付くに違いない!」
自分で口にすればするほど、俺は心配になってきた。
ただでさえ瀬名は素晴らしい存在なのにそこに教師とかいう美味しい肩書きが加わったらとんでもないイケメンモンスターになってしまう。
今の時点で街に出れば逆ナンされまくりのモテ男なのに、これが先生になってしまったら校内戦争が起こる…!
俺がわなわなしていると、瀬名はくすくすと笑い出した。
「ちょっと待って…」
「笑い事じゃないって瀬名…!俺結構真剣だし結構いい読みしてるから…!」
俺が慌てるほど瀬名は笑い声を大きくしていく。
しまいには腹を抱えて笑い出した。
「せ、瀬名…、俺ほんとに心配なんだから…!ヤンキーたちが瀬名を体育倉庫とかに呼び出してスケベなことしてくる可能性だって有り得るから…!」
「あはははは!はははっ!待って、もうやめて、ひひっ、おかしいから!あはははは!」
瀬名はテーブルに顔を伏せて笑いが治まるのを待っていた。
俺は全く笑えない。
結構リアルに有り得ることだと思う。だって瀬名だし。
「瀬名…」
「ぁー……、なんか腹変なとこ捩れた……ふふ、黒川って本当面白いな」
瀬名は頬杖をつきながら俺を見た。
笑い飛ばされたことが腑に落ちない俺は、心配してるって顔のまま瀬名を見つめる。
「心配?」
口は閉じても顔に出てるので瀬名は俺にそう聞いてきた。
俺は頷く。
瀬名は口の端を上げて笑う。
「俺、結構黒川にメロメロなつもりだけど」
瀬名の言葉に、俺はどきっとした。
「へ」
間の抜けた声を出すと、瀬名はいたずらっ子みたいな顔で笑った。
俺が何も言えずにいると、瀬名は俺との間にあったテーブルを動かして俺の方へずいっと寄ってきた。
「社員寮に引っ越すんなら、もう黒川の家ではエッチ出来ないな」
俺は体が熱くなった。
瀬名が言いたいことがわかった。
瀬名は可愛い顔をしておいて、案外スケベだ。
男だから、仕方ないけど。てか、大歓迎だけど。


ベッドに雪崩れ込むと、瀬名は俺にたくさんキスをした。
瀬名の上手なキスのテクニックを見せつけられる度に、俺は今からこのイケメンに抱かれるのだろうかと錯覚してしまう。
瀬名はたじたじしている俺の口にちゅっちゅっと可愛い音を立てながらキスをしつつ、すっかり硬くなってる俺のちんこをズボン越しに撫でてきた。
「てかさぁ…、どっちかって言うと俺の方が心配なんだけど」
瀬名は凄く近い距離で俺を見ながら口を開く。
「黒川だって結構おっきい企業だろ?大丈夫?」
「な、なにが…?」
「大人の男と女がいっぱいいるわけじゃん…、まぁ黒川の場合男にしか反応しないかもだけど」
瀬名の手がいやらしく俺のちんこを撫でる。
俺は簡単に勃起していた。
「すっごく黒川の好みの顔したインテリスーツが、こうやって誘ってきたらどーすんの?」
「や…、俺こそ瀬名にメロメロだし…」
「それは知ってるけどさぁ」
瀬名はそう言いつつも嬉しそうに笑う。まじかわいい。
「ちんこの心配してんだけど」
「えー…」
俺が戸惑っていると、瀬名にパンツを脱がされた。
瀬名にちんこを触られてる興奮で、下着に染みが出来始めている。恥ずかしい。
瀬名はその濡れてるところを指でくりくり弄りだした。
「あっ、ちょ、瀬名…っ」
「黒川はだめちんだから…、誘われたらこうやってすぐ感じちゃうんじゃないの?」
「うぅ…」
誘われることがまずあり得ないわけだが、万が一ちんこを弄くり回されるような状況になったら、俺のちんこは粗相をしてしまうかもしれない。
「だ、ダイジョウブ」
そう言ったものの、俺の声はなんだか上擦っていた。
瀬名はそれを聞いて笑いながら怒った。
「こらー!なんだその棒読み!」
ほっぺたを軽く抓られる。でも何故だろう、幸せ。
「まず誘われないから大丈夫…」
「誘われたら怪しいってことな」
「誘われても我慢するってば」
「出来んのー?」
「…勃起したらそのまますぐ瀬名の学校行くから」
「あははは捕まるわ」
瀬名が白い歯を見せて笑う。
見とれてるとまた瀬名がキスをしてくれた。
「ちんこ痛い」
俺が訴えると瀬名は俺の下着に手を掛ける。
「舐めていい?」
「すぐ出ちゃうかも」
「もう慣れたよ」
瀬名はそう言うと起き上がった。ついでに上の服を脱いで床に捨てた。
脱ぐ姿まで男前である。
横を向いてた俺は仰向けに体勢を変えた。
瀬名は俺の脚の間に移動して、ちんこに顔を寄せる。
「相変わらず元気だなー」
瀬名は指先でぴんぴんっと俺のちんこを弾く。
「ちょっ、遊ばないで!こんなんでイきたくないからっ」
「へへ」
瀬名は笑ってから俺のちんこの先をぺろっと舐めた。
「しょっぱ」
そう言って瀬名は俺の方を見た。
瀬名が俺を見ながらちんこを舐めていると思うとすでに金玉がせり上がる。
瀬名は亀頭とカリをれろれろと舐め回す。
瀬名のおっきい目に見つめられながらちんこを舐められてるとか興奮でしかない。
ちんこがびくびくって勝手に動いてしまう。
「まだ大丈夫?」
「…っ、な、んとか……」
そんなやりとりをしながら、瀬名は俺のちんこに向かってたらりと唾液を垂らした。
二回くらい垂らされてから、瀬名はまた俺のちんこを舐めていく。
AVみたいな光景に頭がクラクラする。
息を上げていると、瀬名はとうとう俺のちんこを咥えだした。
ぱっくり食べられて、そのままぢゅぽぢゅぽと音を出しながらしゃぶってくれる。
こんなに男前なのに俺のちんこを嫌な顔一つせず、むしろなんだか美味しそうにしゃぶってくれて、なんだか申し訳ない。しかし興奮する。
「ぁー……」
ちんこを咥えてる瀬名を見てたらすぐイッてしまう気がして、俺は天井を見上げた。
すると瀬名の口からちんこが抜かれて、代わりに瀬名の手に包まれる。
瀬名も顎が疲れてきたのかな?とか思っていたら、なぜか金玉に濡れたものが触れる感覚。
「えっ」
俺は慌てて瀬名の方を見る。
瀬名は俺のちんこをシコシコしながら、なぜか金玉をはみはみしていた。
「ちょちょちょちょ!瀬名!なにしてんの!?」
「え?玉舐め」
「そんなとこまで舐めなくていいよ!」
「でもちんこビクビクしてるけど」
瀬名はそう言いながら俺の金玉を咥えた。
こんなに可愛い瀬名に金玉まで舐めさせてしまって、罪悪感がすごすぎる。
でもこんなとこまで舐めてくれてるんだーって思うと俺は単純に興奮した。
やっぱりすぐ来る射精感。
「う、っ、瀬名…、イッちゃ…!」
瀬名は擦る手を速めてくれた。
そしてイク!って瞬間、瀬名が口に咥えてくれて、俺は瀬名の口内に射精した。
瀬名はちゅるちゅる吸ってくれて、出したあとのちんこの先をぺろぺろ舐めて綺麗にしてくれた。
「は…、ごめ、めっちゃ出た…」
瀬名は俺の精液をごくんと飲み込む。
「にがぁ」
「ごめーん…」
「いーよ」
瀬名はそう言いながら、ベルトをかちゃかちゃと外し始めた。
穿いていたパンツを脱ぐと、瀬名のちんこも下着を押し上げていた。
俺はそれにドキッとして瀬名の顔を見る。
瀬名も俺を見ていた。
「黒川のちんこ舐めてたら勃っちゃった」
「……俺も舐めたいです」
「へへ」

瀬名は仰向けで寝転んでいる俺の顔の前に膝立ちで座った。
「なー、本当にこの体勢ですんの?」
「ご褒美です!」
「へんたーい」
俺が口を開けると、瀬名はくいっと腰を動かした。
ちんこを突っ込んでくれるのかと思いきや、少し口からずれたところに突き出されて俺は口を開けたまま瀬名のちんこを追う。
しかし咥える前に瀬名は腰を引いてしまって、俺はまた口を開けて待ち構える。
瀬名はまた腰を揺らしてくれたが、ちんこは俺の口から遠ざかってくので俺はまたそれを追った。
そんな俺の間抜けな様子を見て、瀬名は笑う。
「そんなに舐めたいの」
瀬名がちんこでほっぺたをつんつんしてきた。
あかん興奮する。
「うん」
瀬名が口の端を上げて笑う。
「ふふ、あーん」
そう言われて俺はまた口を開けた。
瀬名がそこに向かってちんこを入れてくれる。
カリが高くて瀬名はちんこまでイケメンだ…。
俺は先端を咥えつつ、舌で舐め回した。
せっかくちんこが大きいのに、使わせてあげられないのが申し訳ない。
俺は日頃のお詫びを込めてぢゅぽぢゅぽとしゃぶった。
「んん…っ」
瀬名がセクシーな吐息を漏らす。
顔を見ると、さっきまでにこにこしてたのに、眉間に少し皺を寄せて、切なそうにしている。
俺がちんこをしゃぶっているからそんな顔をしているんだと思うと、すぐに俺のちんこは勃起した。
瀬名の後ろでちんこがびくびく動いて暴れている。
俺は食らいつくようにして瀬名のちんこをしゃぶった。
頭だけ必死に動かしてぐぽぐぽと咥える。
「ぁ…っ、ん、黒川ぁ…ッ」
切ない声で呼ばれてちんこがやばい。
瀬名は俺にしゃぶられているのを見ながら、自分の指を舐めだした。
唇がいやらしい。ちんこぎゅんぎゅんする。
「あ、っ、はぁ…ッ、んん、」
瀬名は濡らした自分の指を、後ろに回した。
股の間に瀬名の指が見える。まさかの自分でアナルを弄っていた。
ちんこをしゃぶられながら俺のちんこを受け入れる準備をしているのだと思うと堪らない。
俺は喉と舌を頑張って使い瀬名の精子を搾り取る勢いでしゃぶった。
瀬名が俺の上で悶える。
「あっ、はぁッ、あぁ…っ!黒川…っ、そ、んな、したら…っ、イッちゃ…っ!」
瀬名は俺の髪の毛を掴んで止めようとした。
だけど俺はちゅうちゅう吸って、イきそうになっている瀬名のちんこを苛めた。
瀬名がひくんって痙攣する。
快感を耐える顔がエロすぎて、やばい。
「あぁっ、んっイッちゃぁ…!あぁ…っ、黒川ぁ!」
瀬名のちんこの先からびゅーっと勢いよく精液が飛び出した。俺の口の中に溜まっていく。
鼻の奥から瀬名の精液の匂いが頭の中にまで伝わってきて、俺は最高にムラムラした。
俺がやっと口を離すと、瀬名は息を少し荒くしながらちんこを抜いた。
「食べられちゃうかと思った…」
瀬名はそう言って笑った。ぎゃんかわ。
「エッチしてイきたかったのに」
「またイかせてあげるってば…」
「かっこいー」
俺が起き上がると、今度は瀬名が仰向けになった。
早速ハメたいところだけど、嵐に怒られるのでゴムをつける。
「付けてあげよーか?」
「またイッちゃうからいい」
「あははは」
以前瀬名にゴムを付けてもらった興奮で早速射精してしまったことを思い出して恥ずかしくなる。
付け終わると、俺は瀬名の脚を開かせた。
ちんこの先でつんつんと瀬名のアナルをつつく。
俺は擦りつけながら、俺のちんこを待っている瀬名に唇を寄せた。
瀬名は唇を重ねて、舌まで絡ませてくれる。
キスをしながらずっと入れずに先っぽでぐりぐりしていると、瀬名の手が俺のちんこを掴んだ。
「黒川…、はやく…」
「ん……」
「はやく入れてよ…、なんで焦らすの」
焦れてる瀬名が可愛すぎてすでに出そうになる。
「何にやにやしてんの」
「ちんこ待ってる瀬名が可愛すぎてつい…」
「へんたい!」
瀬名は俺の鼻を噛んだ。幸せかよ。
俺は堪らずちんこを挿入した。
ぐぐっと腰を進めると、瀬名が息を吐く。
「ぁん…ッ」
瀬名のあったかい中にちんこが包まれる。
ここまで来たら焦らすなんて余裕があること出来なくて、俺は根元まで入れるとすぐ引き抜いてまた奥を突いた。
「はぁっ、はぁっ、ぁッ、あぁっ!」
「瀬名…っ」
腰を動かすと瀬名がベッドの上で悶える。
「あっ、あぁ…ッ!ぅあ、っ、ぁあ…ッ!」
瀬名の声は甘くて、俺の耳を簡単に犯す。
「んぁッ…あっあっ!くろ、かわぁっ」
「っ、はぁ、」
「黒川、ッ、ぁん、キス、して…っ!」
んーーーーーーーー!!!!可愛い!!
俺は返事をする余裕もなくて、瀬名にキスをする。
瀬名に顔とか頭を触られながらキスをしていると幸せが倍増して、俺のちんこは相変わらず暴走してしまう。
「ぁ、あんッ、っ、黒川、ぁん!はぁ…ッ」
キスが好きな瀬名は、わざとリップ音を立てると中がいつもより締まる。
ちんこも唇も舌も、肌も、瀬名と絡んでいるところが燃えるように熱い。
俺が体を起こそうとすると、瀬名も同じように起き上がってきた。
持ち上げて座位に変えると、瀬名は俺に抱きついてきた。
「あっ、あぁ…ッ!あぁん…!はぁ、っ、はぁ…っ!」
下からぬこぬこと突くと、瀬名が俺の耳元で喘ぐ。
熱い息がかかってぞくぞくする、なんて思ってたら、耳をれろんっと舐められた。
「ぅあ」
「耳、赤い」
「瀬名の声やばい」
「名前囁こうか?」
「イッちゃうってば」
「ふふ」
色っぽい吐息まじりに冗談を言う瀬名も可愛くて、ゴムをつけてるっていうのに油断するともうイきそうになる。
俺は瀬名の耳攻撃を逃れようと鎖骨や胸にキスをした。
「は、ぁ、っ、黒川…、俺が動いてい?」
「え?うん、」
瀬名は後ろに手を付き、もう片方の手を俺の肩に置いて、ゆっくり腰を上げた。
瀬名が上下すると、瀬名のおっきいちんこが揺れる。
瀬名は俺のことを見ながら腰を動かす。
興奮しちゃう。
「黒川、きもちい?」
「うん…いろいろ最高です…」
瀬名は嬉しそうに笑う。可愛い。最高、天使。
「瀬名…、俺いつでもイこうと思えばイける…、から、瀬名が好きなとこ当てていいよ」
「ん、」
瀬名は俺の肩に置いていた手も後ろへ回した。
俺の方に少し腰を突き出しながら、いやらしくくねる。
「あんッ」
いいところに当たったのか、瀬名はひくんっと反応する。
「好きなとこそこ?」
俺が聞くと、瀬名は頷く。
「ん、はぁ、ここ…、ここ気持ちいい…っ、あっ、あぁッ」
自分が感じる場所にひたすら俺のちんこを自分からぐりぐり当ててるなんて、たまらなくエロい。
「あっ、あん、あぁッ!はぁ、っ、あぁん」
「瀬名…、」
俺は瀬名のちんこを握った。
カチカチになって我慢汁を垂らしている。
俺はそれを上下に擦った。
「あっ!あぁっ!黒、かわぁ…っ!きもちい、の、いっぱいキちゃ…ッ」
瀬名の中がきゅんっと俺のちんこを締めつける。
もしここでちんこが食い千切られても、もう本望だなぁなんて思った。
「瀬名、可愛い、っ、はぁ、っ」
「あっあっあっ、黒川ぁ、あぁんっ、あっあんっ」
「せな、いっしょに、イきたい…っ、」
「あっあぁっ、おれ、も…っ!んっんぁあっ、」
俺は耐えられなくなってイッた。
瀬名も声を上擦らせて射精する。精液は瀬名のきれいな腹筋の上にたらりとかかった。
「はっ、…ぁ、」
瀬名が俺のちんこを抜く。
そしてゴムを外してくれた。
「二回目なのにすごい」
瀬名はゴムの中にどっぷり入った精液を見て笑う。
「あんま見ないで」
瀬名はゴムの口を結んでゴミ箱に捨てた。
そしてまた俺のちんこに顔を寄せる。
「え、なに」
「先っぽ、まだついてる」
瀬名はそう言って精液が付いてる俺のちんこの先端をぺろっと舐めた。
なんなの、最高なの。


水が飲みたい、と言った瀬名は、全裸のまま部屋を出て冷蔵庫を開けに行った。
瀬名が全裸で俺の部屋をうろちょろしてるって興奮する。陰毛のひとつでも落としてくれたら、正直俺はそれだけでもオカズに出来てしまう。
変態って言われるから瀬名には言えないけど。
そのままシャワーでも浴びるかな、と思い俺はバスタオルの用意をした。
出してるところに、瀬名が戻ってくる。
「もうシャワー入んの?」
「瀬名先にいいよ」
「んー…」
瀬名は曖昧な返事をしながら、ベッドにばふんっと倒れ込んだ。
うつ伏せになった丸見えの尻が可愛い。
「黒川…、もう勃たない?」
「え?勃つよ」
「もっかいシよ」
「え」
瀬名はおっきい目で俺を見つめる。
「うつ伏せですんの…、癖になっちゃった」
「わはーーー」
俺は興奮して持ってたタオルを放ってベッドに乗っかった。
「俺瀬名がスケベで助かる」
「ははは、俺結構好きだからね」
俺はちんこを瀬名の尻の割れ目に擦りつけた。
これで余裕で勃つ。
「なんかこの体勢、密着出来るし…、前もきもちいし、」
俺がへこへこ腰を動かしてると瀬名が枕に頭を埋めながら喋る。
「うん」
「あと枕とかシーツからも黒川の匂いするし」
「…」
「全身黒川に包まれてるみたいで気持ちいい」
「……瀬名、」
「ん?」
「めっちゃ勃った」
尻で頑張って勃たせていたのに、瀬名の言葉で余裕で完勃ちになった。
ぐりぐり尻に当てると、瀬名が笑う。
「めっちゃ硬い……、早…!」
「瀬名様のおかげです」
「あはは!やっぱ最高」
瀬名の尻を掴んでアナルを見る。
同じ男なのに、すごい綺麗だし、めっちゃヤッても色は薄い。
ひくひくしてて、正直こんなにエッチな穴が今まで排泄のためだけに使われていたのだと思うとマジもったいない。
「瀬名、生でいい?」
瀬名の体のためだって嵐は言うけど、俺はなんせ快楽に弱い。
「ん、いいよ。てかそのつもり」
そして瀬名も結構そんな感じ。
俺は瀬名の穴に挿入した。
ゴムがないとやっぱり違う。瀬名の中が俺のちんこに絡み付くように包んでくれて、あったかい。
「きもちい」
俺はちんこを入れながら、瀬名の背中にくっついた。
「なんか…しばらくこうしてたい」
瀬名は相変わらず可愛くて愛しいことを言う。
俺は瀬名の首とか耳にキスしながら動くのを待った。
「…たぶんしばらくしたら動かなくても俺イくと思うよ」
俺が不安を溢すと、瀬名はくすくす笑う。
「いいよ、それで。また勃つんだろ」
「うん」
「もう黒川んちでヤるの最後かもよ」
「そうかも」
「ゆっくりいっぱいシよ」
「うん」
その言葉で俺はすでにイくかと思ったけど、なんとか耐えて、瀬名の体温を全身で感じた。
エッチが終わって、一緒にシャワーを浴びた時も結局もう一回ヤッて、瀬名が帰るってなったのは、もう夜だった。
日中ずっとエッチをしてるなんて、大学生しか出来ないって瀬名は笑った。

そんな大学生活も、もう二週間を切っていた。

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