縮まりスプレー


吹きかけると子どもの頃の姿に戻ってしまうというスプレーを手に入れた。
これは俺よりも年上の佐谷に使うしかないと思い、学校へ持っていった。

「佐谷先生なら、今日は三年生の修学旅行の引率だよ」
「…そうすか」
姿が見えないから職員室で確認すると不在だった。
そうなると三年生の青もいない。
あいつら本当タイミング悪い。

結局、スプレーは使わないまま放課後になった。
「隆康、俺んちで宿題やろー」
隣から真が可愛い顔をして話しかけてくる。
「いいけど…」
俺は真の傍に立っている眞澄に目を向けた。
「こいつもかよ」
「いいだろう、べつに」
眞澄はそっと真の肩に手を回す。
「嫌なら来なくたっていいんだぜ、隆康。真くん、こんな無愛想なムッツリスケベ放っておいて二人で勉強しよう」
「おい真、今すぐそいつから離れろ童貞臭ぇのが移るぞ」
結局ピリピリしながら、俺たちは三人で真の家へ向かった。

「じゃ、ジュース持ってくるから先に二人で部屋行ってて」
真にそう言われて、俺と眞澄は睨み合いながら真の部屋へ移動した。
「お前、真で童貞卒業する夢、いい加減諦めろよ」
「そんなの僕の勝手だろ。君べつに真くんと付き合ってるわけじゃないんだよなぁ?」
「……」
まぁ確かに付き合っているわけじゃない。
恋人関係になってしまったら、青や佐谷とセックス出来なくなってしまう。
それはちょっと今のところ困るわけで。
「僕は真くんしか見てないんだ。浮気な君より僕の方が良いに決まってる」
眞澄はそう言いながら、なぜか俺の鞄の中を漁った。
「おい、勝手に何して…」
眞澄に近づいて止めようとした瞬間、顔面に霧状のものを思いきりぶっかけられた。
「ぶっ」
俺の鞄の中に入っていたスプレーの類なんて、子どもになってしまう秘密道具スプレーしかない。
「あはは!僕もこれが何か知っているよ。君が鞄にしまったの見てたんだ。違う人に使おうと思ってたんだろ?」
「お、お前…っ!」
俺の目線がだんだん下に下がっていく。
気付けば俺自身の体が縮んでしまっていた。
着ていた学ランがぶかぶかになる。
「うーん、小学三年生…ってところかな。すっかり可愛いぜ、隆康」
俺は真の部屋の隅にある姿見で確認する。
本当にクソガキになっていた。
慌ててぶかぶかのズボンと下着を下げる。
もちろん、ちんこまで子どもだ。
「おい嘘だろ」
「そんな可愛いおちんちんじゃ、真くんを満足させられないよなぁ!この間みたいに邪魔は出来ないぜ」
眞澄がドヤ顔で笑っているところに、真が部屋へ入ってきた。
「お待たせー、あれ?隆康は?」
「あぁ、隆康ならそこだよ」
眞澄が俺のことを指差して真に教える。
真は目を丸くした。
「え?うそ、これ隆康?」
「さぁ、これで邪魔者はいないぜ、真くん。俺と一緒にベッドで、」
「どうしたんだよ隆康−!」
口説き始めた眞澄を無視して、真は俺に近寄ってきた。
「ちっちゃい…、なんで?夢?」
「夢だろ」
「夢かぁ!」
真はこの非現実的な出来事を簡単に夢だと思い込んだ。
前から思ってたけどこいつは結構単純野郎だ。
夢なら心配をする必要も無いと思ったのか、真は心配そうな顔を笑顔に変えて、ちっちゃくなった子どもの俺を抱き締めてきた。
「可愛いなぁ、隆康!ほっぺたもぷにぷにだっ」
真が俺に頬ずりをしてくる。
そんなお前が可愛いぜ、真。
俺は口を開けたまま驚いている眞澄に目を向けた。
目が合うと、眞澄ははっとして不満げな顔をする。
俺はそれを見てニヤリと笑ってやった。
子どもになって、真がこれだけ夢中になってくれてる今、もはやこの状況を楽しむしかないだろう。
ありがたいことに真はこれを夢だと処理してくれているんだ。
「真」
いつもより声が高い。
名前を呼ぶと、真は俺から顔を離して首を傾げる。
「どうした?隆康」
真は弟の実くんの世話をいつもしているせいか、俺のこともちゃんと可愛がろうとしている。
中身は俺のままなのに。
「おっぱい吸わせて」
「えっ」
「おい隆康ふざけるなよ!」
後ろで眞澄が騒ぎ出す。
「お、俺、男だからおっぱい出ないよ?ジュースじゃだめなの?」
持ってきていたジュースを俺に渡そうとしてくるが、俺は首を横に振る。
「やだ。真のおっぱいがいい。夢なんだからおっぱいだって出るかもしれないだろ」
俺の言葉に真は「そっかぁ」と言い出す。ちょろい。
「じゃあ大丈夫か」
真はそう言って学ランを脱ぎだした。
「ま、真くん!こいつはただのエロガキだ!やめた方がいい!」
眞澄がぎゃあきゃあ騒ぎ出す。
バカめさっさと帰れ童貞お前の居場所はない。
「何言ってんだよ、眞澄くん。この隆康は子どもなんだから」
真はそう言いながらワイシャツのボタンを外していく。
ピンク色の乳首を露わにして、俺に腕を広げた。
「おいで、隆康。おっぱい、出るかわかんないけど」
あぁバカで可愛い、真。
めちゃくちゃ吸い尽くしてやる。
俺は真の腕に包まれながら、エロすぎる乳首に吸いついた。
「ま、真くんだめだ、騙されるなぁ!」
外野がうるさいが、気にせず俺は真の乳首を吸う。
「あっ、んっ」
乳首が弱いくせに簡単に俺に吸いつくことを許した真は、案の定声を漏らした。
「た、隆康ぅ…っ、こ、子どもなのに、なんか吸い方いやらしい…っ」
真はすぐに息を乱して頬を染める。
真が感じるように吸いながら口の中で舌を動かし先端をぺろぺろ舐め回す。
「あっ、はぁっ、やぁっ、ぺろぺろだめ、エッチな気分になるから…っ」
真は体の力が抜けていくのか、後ろに倒れてしまった。
俺が押し倒している体勢になる。
「真くん…っ、」
眞澄は真の感じている姿を見て動揺している。
俺に便乗してちんこくらいしゃぶらせようとしてくるかと思ったが、さすが童貞、自分はどうすればいいのかわからないらしい。
ただ立ち尽くして俺たちを見ている。
この間と同じだ、こいつは全く成長しない。
俺にとってはそれで問題ないけど。
眞澄がなんにも出来ないクソ童貞ならば、俺はとにかく見せつけてやる。
「やっあっあっ隆康っあぁっ」
ちゅーちゅー吸いつきながら、片方の乳首をコリコリと指で弄くり回す。
真はすっかり頬を染めて可愛く鳴く。
「あぁ、だめっ、ちんこからミルク出ちゃうからぁ、あぁんっおっぱい吸うのもうだめぇ」
「おっぱい吸ってるだけなのに?」
「あっあっらって、おっぱい弄くるの好きだからぁ、ふぁ、ぁ、感じちゃうぅ」
真は覆い被さっている俺の体をどけようと動くが、俺はそれを無視しておっぱいを吸う。
「隆康、脱がせて…、パンツ汚しちゃうぅ」
「汚せばいいだろ、どうせ夢なんだし」
「で、でもぉ…っ、夢の中でも母さんが洗ってくれるかもしれないからぁ」
よくわからない理屈だったが、俺はそれ以上何も言わなかった。
結局夢じゃないから、洗うのは本当に真の母さんだ。というか精液ついた下着は自分で洗えよって感じだけど。
真は俺が脱がす気がないところを見て、眞澄の方に目を向ける。
「ま、眞澄くん…っ、あっ、はぁっ、おねが、脱がせて…っ」
「えっ…!?」
突然の頼みに眞澄はあからさまに驚いていた。
真は俺に乳首を吸われ感じながら眞澄を見つめる。
「精液で、ぁ、パンツ汚しちゃ…っ、ぁんっ、眞澄くん、ぁんっお願い、」
「で、でも…っ」
童貞の眞澄は顔を赤くして、額に汗を滲ませながら戸惑っていた。
「眞澄くんっ、ぁんっ早く…っ、ぁぁっイッちゃうよぉ…っ」
「……っ、」
俺は真の乳首を指で弄りながら眞澄に顔を向けた。
お前には出来ねーんだろ。俺がそういう意味を込めて視線を向けると、眞澄はそれに気付いて手をぎゅっと握った。
「わ、わかったよ、真くん」
眞澄はそう言うと真の足下の方へ移動した。
カチャカチャとベルトを外す音が後ろでしている。
ちら、と様子を見ると、眞澄はおどおどとしながらチャックを下ろしている。
そしてズボンを下にずらすと、テントを張った真の下着が現れる。
すでに染みを作っていて、眞澄はそれを見てかなり焦っていた。
俺は眞澄の様子がおかしくて、真の乳首を抓りながらそっちを見る。
「あっあっ隆康っ強くしちゃだめっ、感じちゃうからぁっ」
またじんわり下着が濡れていく。
真は腰を浮かせて、眞澄にアピールした。
「あぁっ眞澄くんっ早くっ早くぅ、もぉ我慢出来ないぃ…っイッちゃうぅ」
「ま、真くん、い、今脱がしてあげるから…っ」
眞澄は真の切羽詰まった声を聞いて、慌てて下着に手を掛ける。
下に下ろすと、真の勃起ちんこが下着に引っかかり勢いよくぷるんっと飛び出した。
「真く、」
「あぁあぁんっ」
ずっと我慢していた真は、解放されたと同時に射精した。
間近にいた眞澄の顔に、思い切りかかる。
「ぇ、」
俺は驚いている眞澄の顔を見て笑った。
「おー、眞澄、そっちの方が可愛いじゃん」
てっきりうるさいと怒ってくるかと思ったが、眞澄はあまりの出来事に俺の言葉なんか聞こえていないようだった。
眞澄は無言で、膝のところで止まっていた真のズボンと下着を脱がした。
真は射精した余韻に浸っていて気付いていない。
眞澄を見ていると、真の脚を大きく広げさせる。
そして自分のベルトをカチャカチャと外し始めた。
「おい、」
眞澄もとうとうスイッチが入ったのか、勃起したちんこを露わにする。
目線は真の尻の穴に向けられていた。
「真くん…、ごめん、僕も、もう我慢出来ない…っ」
眞澄は真剣に挿入する気でいるようだった。
「おい眞澄、」
「う、あっ、」
俺が眞澄を止めようとした途端、眞澄はこのタイミングでなぜか射精した。
真のアナルに精液がたっぷりかかる。
「あっ、やぁ…っお尻に熱いのびちゃびちゃ来てる…っ!」
「はっ…」
眞澄は、真に挿入出来ると昂ぶるあまり、もう射精してしまったのだった。
顔を真っ赤にしながら、真の尻にぶっかけられた精液を見つめている。
「さっすが童貞だなぁ、眞澄」
なんて言い返してくるのか期待していたが、眞澄は何も言わなかった。
泣きそうな顔をして、真の穴を見つめながら、唇を震わせた。
「…ご、め、…真くん」
すごく小さな声でそう呟いた眞澄は、萎えたちんこをしまって制服を整えると無言で部屋を出て行ってしまった。
童貞は繊細すぎるようだ。
眞澄が出て行った扉の向こうに俺が目を向けていると、下で真が甘えた声で呼ぶ。
「隆康ぅ、お願い、熱いの奥にかけてぇ…っ」
下を向くと、真が欲情しきった顔で俺を見上げていた。
「隆康のちんこ、欲し…っ、突っ込んでぐちゅぐちゅにしてぇ…、奥に隆康のせーしビュービュー飛ばしてよぉ…っ」
俺は真の両乳首をぎゅっと摘まんだ。
「やっあぁんっ」
「お前可愛いな」
俺はそう言って勃起しても悲しいくらいの大きさの子どもちんこを挿入した。
「あぁんっきたぁっ」
いつもより小さいのに、真は挿入しただけで喜んだ。
俺は長さに不安になって、すぐに真が感じる場所を突いた。
「ひゃんっあぁんっあっあっすご、ぁんっ隆康のちんこぉっ子どもなのにすごいよぉっ」
そりゃお前のいいとこ突いてるからな。と思ったけど俺は言わなかった。
ガンガン腰を振ると真の体はいちいちびくんびくんっと反応する。
「ひっあぁんっやぁんっ隆康っ隆康っあぁんっ隆康のちんこぉっ好きっ好きっやぁんっ隆康ぅっ」
真の様子を見ていると、ちんこの長さとか大きさとかそういうことに感じているんじゃなくて、俺にハメられてるってところに興奮しているんだろうな、と思う。
そういうところを見せられると、ますます誰かに渡すわけにはいかなくなってくる。
「おい真、子どもの俺に突かれて気持ちいいか?」
俺が声をかけると、真は快感に顔をぐちゃぐちゃにして何度も頷く。
「あっうんっうんっあはぁんっきもちいっ隆康のちんこきもちいっあっあっ隆康っ隆康っあぁんっちゅぽちゅぽいいよぉっ隆康のちんこぉっ子どもでも好きぃっいっぱいハメてぇっ」
「さすが真、」
俺はガンガン腰を打ちつけた。
「望み通り中に出してやるからな」
「あっあっ来てっ来てっ隆康のせーしぴゅっぴゅってしてぇっ!」
真は俺の体に脚を巻き付けてきた。
エロい奴。
俺はがっちり根元までハメながら真の中に射精した。
ちんこが小さすぎて奥まで届いているのかひそかに不安だったけど、真は満足そうな顔をしていた。
「ふぅ…っ」
さぁ抜こう。
そう思った瞬間、真の体がびくっと、反応した。
「あぁあっやんっおっきくなってるぅ…っ!」
「ん?」
真の言う通り、俺の体がゆっくりお大きくなり始めていた。
スプレーの効果が切れたのだろうか。
「ひゃあんっ隆康っあんっすごいよぉ、なにこれぇ…っ!」
ぐんぐん大きくなった俺は、元の姿まで一気に戻っていった。
効き目が短かったことにホッとする。
一方真はハメられたまま大きく戻ったことに、かなり驚いていた。
やはりちんこの大きさが違うというのは、かなり重大な問題だ。
「あっ、は、ぁ、すご、ぉ、隆康のちんこで…っ、おなか、いっぱいぃ…っ」
元に戻れたことにより、俺はハメたままでも腕を伸ばせば真の髪の毛を撫でることが出来るようになった。
俺はゆっくり撫でながら真を見つめる。
「おい真、このちんこでまたぐちゅぐちゅにしてやろうか」
真がへらりと可愛く緩めに笑う。
「い、いいの?隆康…っ俺、うれし、隆康とエッチするの大好きぃ、いっぱいシてぇ…っ」
真はやっぱり可愛い奴だ。
俺は腰を動かして真を鳴かす。
「あぁっあんっこれぇっあぁんっ俺が好きな隆康のちんこぉっあはぁあんっこのちんこぉっ大好きぃっあはぁあんっ」
真はさっきよりも中を締めつけながら気持ち良さそうに喘ぐ。
俺は真の乳首も一緒に弄くり回した。
「やぁんっあはぁんっ同時にするのいいっあぁあんっきゅんきゅんするよぉっあぉんっ!」
真のちんこは我慢汁を撒き散らしながら激しく揺れる。
全身どこ見てもエロい。
俺の可愛い真。
いつからこんなにエロくなったんだ。
俺のせいか。
俺はしみじみ思いながら、がんがん真の前立腺を抉った。
「あはああんっしょこっあぁんっあぁ〜〜〜〜っ!!んひぃいっあはぁあらめぇええすぐイッひゃうぅっ」
真の体が思い切り反る。
勢いよく跳ねるせいでちんこが抜けた。
真は腰を浮かせて、脚をガクガクさせる。
「んぁっ!あぁっ!あっ!あぁあっ!あぉんっ!」
俺の目の前で、真は下品に脚を開き、腰を揺らしながら、メスイキした。
「エロすぎな」
俺は真の腰を掴み、俺の方へ引き寄せるとぱっくり開いている穴にまたちんこをハメた。
「あぁぉんっもうらめぇっ」
真はまた喜ぶ。
「頭へんなるっあぁあっ隆康ったかやすったかやしゅっあぁあんっちんこっちんこぉっ!あぁあんっきもちいいよぉおっ!」
真の中がこれでもかってくらい締まる。
可愛い顔をぐちゃぐちゃにしながら、俺の名前を呼んで喘ぐ姿に、俺はゾクゾクした。
「なんか今日はすごく気分がいいからな…、空になるまで種付けしてやるぜ、真」
俺は痙攣している真の体をガンガン揺さぶった。
「あぅっあっあっ嬉し、ぁあんっ隆康っ隆康のせーしもっとちょうらいっあぁあんっ」

俺はいつもより長く、真とセックスをした。


そして、俺たち三人が全く手を着けなかった宿題の存在を思い出すのは、翌日の朝、先生から提出するように言われた時だった。

back

「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -