お届け物です
この時期、宅配物を届けに行くと必ずと言っていいほど皆が無防備すぎる薄着の状態で出てくる。
昨日なんて美人なOLがキャミソールとパンツ姿で登場してきた。サインする時胸までチラッと見えたし、たまらん。
正直勃起しないように気を付けないと、やばい。
しかし今日に至っては、違う意味でやばい。
チャイムを鳴らし出てきたのは、全裸の男だった。
「…………………」
「いやー暑い中ごくろうさま」
男は顔だけ見れば芸能人?モデル?くらいの美形だが、それがまた変態っぽくてやばい。
ドン引きの俺に構わず、男はちんこをぷらぷらさせながら近付いてくる。早く帰りたい。
顔をひきつらせながら男にサインをするように頼む。
しかし男は微笑みながら、なぜかペンを渡す俺の手を握った。やばい。
「お兄さん、お名前は?」
「……西川です」
怖かったので偽名を使った。
「西川さん、かわいい顔してますね」
男が笑う。俺の背筋が凍る。
目をそらして下を向く。
「ひっ」
なぜか男のちんこが勃起していた。
身の危険。これはまじでやばいぞ!
俺は嫌な予感がしてすぐ玄関から出ようとした。しかし男の手がしっかりと俺の手を掴み離さない。
そして俺ににっこりと笑いかけながら恐怖の一言を発した。
「西川さん、俺がサインするまで帰れないんだよね?」
これは、やばい。
返事をする前に俺は男に押し倒された。
「一回宅配便のお兄さんとヤッてみたかったんだよねー」
「ひぃいーっ」
男はるんるん気分で手早く俺のベルトを外し制服のズボンを下着ごと脱がしていった。
露になった俺の股間に、男が顔を近づける。
「汗で蒸れてやらしい匂いだ」
「や、やめ…っ」
男がクンクン嗅ぐので、俺は恥ずかしくなった。
身を捩ろうとすると、男が俺の腰を抑えた。うう。強い。
「宅配便のお兄さんのむれむれちんこ、いただきまーす」
そしてついに俺のちんこを男はぱっくりとくわえてしまった。
「あうっ
」
男はAV女優みたいにいやらしい音をたてながら俺のちんこをしゃぶった。
「あっ
やめっ、やめてください…っ!」
じゅぽじゅぽっじゅるっじゅるるっじゅぽじゅぽっぬっくぬっくじゅるっ
「あっ、あー…っ
んんっ」
むかつくが男のフェラはまじで上手くて頭がくらくらした。
「あっあんっ
だ、め…っ、あっ
もっ、出ちゃ…っ!」
俺は情けないことに耐えきれず、身体をびくびくさせながら男の口内に射精してしまった。
男は口を離して、それを嬉しそうにごっくんと飲んだ。
俺は羞恥と絶望で動けなかった。
「かわいい、すっごく俺のタイプ」
男はそう言って俺に笑顔を向ける。
しかし目は野獣のようにぎらぎらしていた。やばい。これはまだやばい。むしろこれからがもっとやばい。
びくびくしている俺をよそに、男は思い出したかのように宅配物のガムテープを取り箱を開け出した。
そして中から取り出したのは、ローション。
なんという賢い戦法。
男はにこにこしながらローションを俺の穴に垂らした。
「お、俺、普通の宅配員なんで…っ、ゆ、許してください…っ」
「かわいーっ」
全然聞いてない。やばい。男はまた荷物をごそごそして、次にバイブを取り出した。
「う、うそ…っ」
なんていう卑怯な戦法!次から次へと恐ろしい男だ。男はそれを俺の穴へとあてがった。
「やっ、そんなの入らない…っ!」
「頑張って、西川さん!」
男はそう言ってバイブを俺の中に突っ込んだ。
「あぁああんっ
」
「入ったよ西川さん!」
「ぬっ抜いてぇっ!」
いちいち実況してくる男は俺の言葉を無視してバイブを抜き差しした。
「やっやだっあんっあぁんっ
」
じゅぽじゅぽじゅぽじゅぽじゅぽじゅぽ
「やんっ
あぁんっ
だめっ
あんっ
」
なぜか俺は変な声を出しながらちんこを勃起させてしまっている。
「西川さん…っ萌え!」
「意味わからん!あんっあんっ
もうやめてぇ…っ
」
「あーちょっと手疲れちゃった」
男はふいに手を止める。そしていきなりバイブのスイッチを入れた。
「あぁあっ
」
バイブが俺の中でぐいんぐいんと動き出す。
「あぁんっ
これだめぇんっ
あぁっ
あんんっ
あぁんっ
」
ブブブブブッウィンウィンッブウィンッ
「あぁんっ
んんっ
あぁんっ
抜いてぇっ
あんっ
変になっちゃうっ
きゅんきゅんしちゃうからぁ…っ
」
「あー、おいしそう…っ!」
男はそう言って、俺の中で暴れているバイブを引き抜いた。
「あひぃんっ
」
抜けた拍子に快感が走った。
射精には至らないがもうちんこはビンビンで我慢汁もだらだら溢れてしまっているし、何故か穴も疼く。
男はおっきくて長いちんこにローションを垂らし、くちゅくちゅといやらしい音を立てさせながらゆっくりと上下に扱いているのを俺に見せつけた。
「あ…っ」
俺は唾を飲む。
「西川さん、俺のちんこ入れていい?」
「…っだ、だめ……っ」
「ちんこ、欲しくないの…?」
「………っっ
」
男の手がいやらしくちんこを扱く。
あれが中に入ったらバイブよりも奥に来て、いろんな場所にごりごり当ててくれるはず…。
考えたら俺の穴がまたきゅんきゅんした。
でもあんなの入れたら俺の人生終了する。ちんこだけは入れてはいけない。
俺は、普通の、宅配員な、わけで…!
ノンケなわけで!
「西川さん」
「…っ」
「ちんこと、」
「うぅ」
「サインと、」
「あ…っ、はぁ…っ」
「どっちが欲しいんですか?」
サインもらったら帰れるサインもらったら帰れるサインもらったら帰れるサインもらったら帰れるサインもらったら帰れるサインもらったら帰れる!
サイン!もらったら…っ!
「ち、ちんこください…っ
」
「西川さん、かわいいっ」
男はそう言ってすかさず俺の穴にちんこを挿入した。俺なに言ってるんだろ…っ!
「あっあぁあ〜〜〜っ
」
にゅぷっと入ってくるちんこ。身体がびくびくする。頭がちかちかした。
男は腰を振りだす。
「あっあっあっ
あんっ
あんっ
あぁんっ
」
じゅぽっぱちゅんぱちゅんぐちゅんっぱちゅんっ
「どう?西川さんっちんこ、気持ちいい?」
「あんっ
あんっ
きっ、気持ちいい…っ
気持ちいいれす…っ
あぁんっ
」
男は奥まで入れて掻き回すようにちんこの先でぐりぐりした。
「あっあっ
奥っ
奥だめっ
あぁんっ
ちんこっ
グリグリっ
らめぇっ
あぁんっ
あぁあ〜〜っ!」
ぐいんっぐいんっぬちゅっぐちゅんっぱんっぱちゅっぱちゅっぱちゅっぐちゅっぐちゅんっ
「あんっ
あはぁんっ
ちんこっ
ちんこぉっ
あぁんっ
らめっ
あぁんっ
もぉっ
変になりゅ…っ
」
「西川さん、サイコーっ!」
「あひっ
あひぃんっ
あんっ
もぉっ
無理ぃっ
あぁんっ
壊れちゃっ
あぁんっ
」
俺はなんだか怖くなって、何かにしがみつきたくなって、思わず男の方に腕を伸ばした。
「あんっ
あぁんぅっ
ぎゅってしてぇ…っ
あんっ
おかしくなるのっ
あぁんっ
気持ちよすぎてっ
怖いよぉ…っ
」
「かわいい」
男は俺の身体を抱き上げ、座位の形で下から突き上げた。
「あんっ
あぁんっ
あぁんっ
あーっ
んぁあっ
」
俺も自ら腰を振った。最悪だけど正直気持ちよすぎて理性なんかなくなってしまった。
「あっ
あんっ
ちんこぉっ
あっあっ
ちんこっ
あっ
あっ
おっ
あっ
あぁんっ
」
男は俺を見て微笑んだ。美形だ。
そして美形は俺にキスをした。
あまりにも唇が柔らかくて、とろけてしまいそうだった俺は思わず射精した。
「んっ
ふぅ…っ
んっ
んん…っ
」
「あっつい」
男の腹に俺の精液がかかっていた。
「俺も出すよ、西川さん」
男の言葉に俺は何回も頷いた。
「あっ
んっ
出してっ
出してぇ…っ
俺に種付けしてっ
精子いっぱいくださいぃ…
」
男は俺の言葉に返事をするように激しく突き上げた。
「あんっ
あっ
あっ
あぁあっ
」
びゅるるっと勢いよく中に射精された。
熱くて焼けてしまうかと思ってしまった。
男はにゅるっと俺からちんこを抜いた。
そしてぐったりと床に倒れる俺をよそに、受取書にサインを書いた。
「また来てね、西川さん」
男はひらひらと手を振った。
「二度と来ません!!」
俺は受取書を握りしめてバンッと勢いよく玄関の扉を閉めた。
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