えっちなうさぎさん


うさぎの着ぐるみで遊園地へ遊びに来た子どもたちに風船を配るバイトをしている筧。
最初は嫌だったが慣れてくると子どもたちにいろいろなパフォーマンスを見せて喜ばせていた。
ちょうど風船を配り終えた筧は、違うバイトのクマとチェンジをし休憩に入った。
「はぁ、あっつ…」
着ぐるみの中はこもっていてなかなか暑い。
筧はTシャツを脱いでペットボトルの水を全部飲み干した。


休憩から戻りまた風船を配っていた筧は、ふいに尿意を感じた。
そういえばさっき結構飲んだのにトイレに行かなかったな…と筧は頃合いを見計らってトイレへ駆け付けた。
スタッフだけが使うトイレ。
子どもたちに見られることもないので筧は、着ぐるみを脱ぎ急いで用を足す。
プシャァァアアア
勢いよく飛び出す尿。
解放感を感じながらしていると足音が近付いてきた。
「裸で何やってんだ、うさぎさん」
見ればスタッフの北岡。
筧は休憩の時にTシャツを脱いでそのままだったので今は全裸の状態だった。
「あ、すいません。急におしっこしたくなっちゃって」
すぐ戻ります、とパンツを履こうとしている筧の手を北岡は掴んで止めた。
「え?北岡さん?ひゃあっ!」
筧の後ろに回り尻を撫で回す。
「な、なんすかっ?」
「んー?無断でさぼった罰かな」
「べつにさぼったわけじゃ…あっやだっ」
ペニスにまで北岡の手が伸びる。するする擦られて筧はびくびく体を弾ませる。
「あっ、あんっセクハラっすよ…っあぁんっ」
「んー感じやすいのか?濡れてきてる」
「ちが、」
ぴったり後ろにくっついている北岡。息が首もとにかかって筧ははぁはぁ息を荒くする。
「それともさっき大量に出てたおしっこかな?」
「やだ、もう…っ」
シコシコシコッ
「ここはトイレだからな。いくら出して汚しても平気だ」
勃起したペニスを擦られ、筧は真っ赤な顔をして声を上げた。
「あっあっ…イクぅ…っやぁああんっ」
ビューービュビューッ
精液は便器へかかった。
北岡は笑う。筧は恥ずかしさに顔を歪めた。
「はぁ…っ、北岡さぁん…俺、もうだめ…っ穴がひくひくしちゃってる…っ」
筧は壁に手を付き北岡に尻を突き出した。ひくひくしているいやらしいアナル。
北岡は今すぐペニスを突っ込んでぐちゅぐちゅに掻き乱したかったが我慢した。
「えっちなうさぎさんだ。だけど持ち場を長いこと離れるわけにはいかない」
「そ、そんなぁ…っ」


「うさぎさーん!風船ちょうだーいっ」
女の子たちがうさぎの筧に駆け寄ってくる。筧は屈んで風船を渡した。
「ぁっ」
思わず声が漏れる。
筧は手を振り女の子たちから離れた。
「はっ、ああ…こんなの無理だよぉ…」
筧はあのあと北岡にローターを入れながら仕事をするように言われた。
嫌々言いながらアナルに何か刺激が欲しかった筧は結局命令とおりローターを入れたのだが思った以上に辛かった。
屈めば屈むほどローターが動きいいところを刺激するのだ。
「はぁん…はぁっ…あぁっ」
うさぎの頭をかぶっているため声は外に漏れにくいが公共の場でこんなことをしているためばれないかがとにかく不安だ。
しかしその焦りも快感になる。
「あぁ…っもぉやだぁ…気持ちいい…っ」
もじもじしている筧のもとへ、今度は親子が近寄ってくる。
「ママーっうさぎさんと写真撮ってぇー!」
男の子がにこにこ笑顔で筧の腕を掴みながら隣に立つ。
ああっこんな何も知らない男の子の横で俺、ローター入れてちんこびんびんにさせちゃってる…!
筧の興奮が高まる。
「あぁっあっあっあっあんん…」
微かに漏れる筧の喘ぎ声も男の子は気付かない。
あぁ、イッちゃう…男の子が近くにいるのにイッちゃうよぉ…っ!
「いくわよーはいチーズ!」
「あひぃいんっ」
男の子の母親の写真を撮る掛け声とともに筧は着ぐるみの中で射精した。
「ありがとーうさぎさんっ」
手を振る男の子。
筧は呆然としながらただ手を振り返した。
あぁ、あの写真…着ぐるみの中で俺はローターでアナルをぐちゅぐちゅにされてびんびんのちんこから精液びゅーびゅー出してるんだ…あぁ俺の変態なとこ撮られちゃった…っ
筧は興奮して手に持っていた風船を全て空へ飛ばしてしまった。
「あーあ、たぶんあの中精液だらけなんだろーな。汚した罰に、また何かしてやらないと」
その様子をアトラクションの案内をしながら見ていた北岡はにやりと笑ってそう呟いた。


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