雪村


雪村はエレベーターに乗り、名波部長の元へ向かっていた。
ねっとりした名波部長の処理行為に、近頃はうんざりしていた。
今日もあまり乗り気ではないので、ぎりぎりにアナルを弄って気持ちを無理矢理昂らせていた。
壁にもたれていると、九階でエレベーターが止まる。
誰か乗って来るのかと目だけを向けると、長谷が現れた。
「あれっ!雪村ちゃん」
嬉しそうに入ってくる長谷。雪村も笑顔を向ける。
「偶然。エレベーターで雪村ちゃんと二人っきりなんて嬉しいな」
扉が閉まるなりそう言って長谷は雪村にキスをする。
太股に長谷の手が這って、雪村は長谷の体を少し押した。
「だめですよ。今から名波部長の処理なんで」
「またあのおっさんか」
名波部長がいるのは十二階。
あと少しで着いてしまうために、今回は押しきれないと見た長谷は残念そうに離れて壁にもたれた。
「顔火照らせた雪村ちゃんを目の前にしてヤれないなんて拷問だよ。俺も久々に処理してもらいたいなぁ」
「この間佐倉にしてもらってたじゃないですか」
「…まだ怒ってんの?」
冗談ですよ、と雪村が言ったと同時に、エレベーターがガコンと音を立てて止まった。
階はまだ十一階である。
しかし誰も乗って来る気配はない。
「あれ、おかしいな」
長谷がボタンを押すがエレベーターはびくともしない。
どうやら止まってしまったようだ。
「困りましたね」
長谷は非常ボタンを押した。


「まさか閉じ込められるとはねぇ」
連絡を取り終わった長谷は、持っていた書類を床に置いた。
「時間もかかるみたいですね」
溜め息をつく雪村に、長谷は近寄った。
「暇潰しにどうかな」
「なにをですか」
「決まってるだろ?」
長谷は雪村のアナルに指を入れた。
「ぁうっ…!」
名波部長の処理に行く為に準備していたアナルは簡単に長谷の指を受け入れた。
「こんなにおいしそうな雪村ちゃんと密室にいるんだから、楽しまないと…」
長谷がアナルを弄りながら耳に舌を這わす。
相手が名波部長から長谷に変わった途端、雪村の体はさらに熱を持った。
ぺニスがかたくなり始める。
「長谷さん…っ」
息を乱しながら雪村は長谷を見上げて腕を掴んだ。
「もう…っ我慢できない…っ!長谷さんのおちんちん入れてください…っ」
「雪村ちゃん…っ」
長谷は体がかっと熱くなったのがわかった。急いでベルトを外しスラックスと下着を脱ぐとぺニスを露にした。
立派な大きさのぺニスに雪村は唾を飲み込む。
壁にもたれて片脚を上げる雪村のアナルに、長谷はそそり立つぺニスを捩じ込んだ。
「あっあぁーっ!」
ヌチュゥッと侵入してきたぺニスに雪村は体を震わせた。
「雪村ちゃん、」
長谷が雪村にキスをする。舌を絡ませるとお互いよりいやらしい気持ちになった。
「中、締め付けすごい…」
「あっんっ長谷さんのおちんちん…っおっきいから…っあんんっ」
ヌチュックポックチュッヌチュッグチュッ
長谷が腰を揺らす。
雪村は長谷の首に腕を回した。
「あっはぁっあんっ長谷さんっんんっんぁあっ!」
雪村の腰に添えられていた長谷の右手が、雪村のぺニスに伸びる。
握られ擦り上げられると、雪村は脚をがくがくさせた。
「あっあっあっ!だめっ同時は…っぁんっあぁんっ」
クチュックチッヌチュッヌポッグチュックチクチッヌポッジュポッグチュックチュッ
「あっあっ長谷さぁんっあんっだめっあぁんっ立ってられない…っ!」
「大丈夫?」
長谷はそう言って雪村の体を持ち上げて駅弁の体勢になった。
体を揺すられ雪村は喘ぐ。
「あっあひっこれっあぁんだめっ奥まですごいぃ…っ!」
ユッサユッサグチュウッヌポッヌヂュッグチュッヌポッユッサグリュッ
「あひっんひぃっ奥っあぁん奥ぅっあぁんっ」
快感の波が雪村を襲う。
長谷に抱きつきながら耳元で喘ぐ。
「雪村ちゃんのやらしい声…っ、すごいちんこにくる」
「あんっはっ長谷さんのばかぁ…っあぁんっ声っあんっでひゃう…っ!おちんちん良すぎてぇ…っ!あひぃんっ」
狭いエレベーターの中、雪村の声とぺニスが出入りする音だけが響いていた。
雪村はすでに射精感に襲われていた。
長谷はまだイキそうにない。
処理をしているのは自分なのに先に出してしまいそうで雪村は焦った。
「長谷さ…っ!だ、めぇっあぁんっどぉしよ…っ!気持ちっよすぎ…っあふっ先にイッちゃうよぉ…っ!」
「そんなの気にしなくていいよ」
長谷はやめることなく雪村の体を揺さぶり下から突き上げる。
「だめっあぁんっ一緒に…っ一緒にイッてくらさい…っ!あひっひぃんっ」
「っ…わかった、」
長谷は雪村にちゅっとキスをしてさっきよりも激しく突き上げた。
ヌヂュゥウッユッサユッサグリュッゴリッグリグリッパチュッパチュッパチュッグリュゥウッ
「あぁあんっそこっグリグリっいいよぉっ!あんっあんっイくっあああんっイくよぉ…っ!」
「はぁ…っ俺も、イく…!雪村ちゃんっ」
「あっあっ長谷しゃ…っ!あんんっいいよぉ…っ!あっあぁ〜〜〜〜っ!」
ビュッビュルッビュッビュルルッ
ドピュッドピュドピュッビュクッビュルルッ
二人はがくがくしながら同時に射精した。

二人は床に倒れるようにして座った。
「…雪村ちゃん、サイコー…っ」
雪村はそう言われて、長谷の元へ近寄った。そして出されたままの長谷のぺニスに舌を這わせた。
「長谷さんのおちんちん…っ」
先端をペロペロ舐め、玉にも手を伸ばし揉む。
「くぅ…っ」
長谷のぺニスはまたすぐ元気になった。
雪村はある程度長谷のぺニスを口で楽しんだあと、寝転んだ長谷の上に股がりM字に脚を開いてアナルにあてがった。
「いっぱい処理してください…っ」
雪村がそう言って腰をを下ろしていく。
雪村が後ろを向いているために、長谷は自分のぺニスが雪村のアナルに飲み込まれていく光景をじっと見ていた。
「あっあぁ〜〜っ!んんっ!」
挿入しただけで雪村のぺニスもびんびんに勃起した。
根本まで入ると、雪村は息を整えながら上下に腰を動かした。
「あんっあんっあぁんっ」
パチュンッパチュンッと音が鳴る。
ゆっくりの動きに長谷は焦れた。
長谷は自分の脚も広げて下から思いきり突き上げた。
「ひあぁんっ!」
雪村が声を上げる。
長谷は休まず突き上げた。
「あぁあっ!あんっあはぁんっひぁあんっ」
パチュンッパチュンッジュポッニュポンッヌプッグチュゥッパチュンッパチュンッ
「あんっあはぁんっ長谷さっぁんっひぁあっ!」
「雪村ちゃんっ」
「長谷さんっあんっおちんちんっおっきぃっ!あんっ気持ちいいですっ!あぁんっさいこぉっ!」
揺すぶられて雪村のぺニスがぷるぷると揺れる。我慢汁がぴゅっと出た。
「あんんっあんっいいっいいよぉっあぁんっ長谷さぁんっ!」
「可愛い、雪村ちゃん」
雪村は自分のぺニスを握った。
かちかちになっている。
それをグチュグチュ音をたてながら扱いた。
「あんっあんっあ〜〜っ!長谷しゃっあぁんっやんっおちんちんいいっあぁんっ」
パンッパンッパンッヌヂュッチュポッグチュッグリッグリッパチュンッパチュンッ
「あはぁんっ長谷さっあんっ好きっあぁん好きぃっ!あぁん気持ひっいいっ」
「俺も、好きだよ雪村ちゃん」
「あはぁんっらめっイッちゃっもぉっらめぇっイッちゃいますぅっ!」
二人が盛り上がっていると、エレベーターがガコンと動き出した。
「どうやらもう終わりみたいだね」
「あっあぅっらめっまだぁっ長谷さんのおちんちん欲しいのにぃ…っ!あぅっあっあっあっ!」
チン、と音を立ててエレベーターの扉が開いた。
「あっあっあっあぁんっ!」
「二人とも、大丈夫か…っ」
扉の前で二人を心配した社員たちが待っていた。
「ひぁあっやあぁあんっ!」
皆が注目する中、雪村はグチョグチョのぺニスから思いきり精液を飛ばした。
中に注がれた長谷の精液をより熱く感じながら、雪村は快感の余韻に体を震わせていた。


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