2018.04.28 22:10
:: amazarashiツアー2018 地方都市のメメント・モリ

行ってきました。
いつもなんとなく前列に流されてたんですけど、毎回そこに張り付くのはあんまり良くねぇかなと思って今回は2階の指定席にしました。
全席指定の虚無病を除けば初の二階席。今回は耳潰されたりしないんだろうなぁと寂しく思っていましたが、無事耳は潰れました。やったぜ。
すごい胸張って歌って、遠くのほうまで、隅々まで伝えきるぜみたいな、そんな気概を感じました。去年の大阪公演はわりとフワフワしてたんですけど(それはそれで楽しかった)、今回はピシッとしてて、なんか、本当に伝えたいことを気持ちいっぱいぶん投げてもらえたような気がしました。

出だしの「ワードプロセッサー」「空洞空洞」「フィロソフィー」がもう激しくて、始まった途端今までの緊張が全て持ってかれました。あっという間に飲み込まれて息するのも必死。あとは濁流に飲み込まれて、座ってんのに走ってる感じです。
「バケモノ」「ムカデ」のコンボが最強にかっこよくて。バケモノはもっと狼っぽいの想像してたんですけど、まさかの東京喰種系なんだなってびっくりしました。
「月曜日」は漫画のイラストも相まって胸がいっぱいになりました。君だけは大人にならないで、花火が永遠ならよかった、違う人間だもんなっていう、少年少女の時間や気持ちが心臓に突き刺さって切なかったです。
生の「空に歌えば」遂に聴けました。素晴らしかった。咆哮だし慟哭だし豪雨だけどその先に真っ青な空が見えてなんて眩しい歌だろうと思いました。その眩しさも、鬱屈したものを経て辿り着いたんだと思うと救われます。

今回、語りが本当に凄くて、伝えたいことをきっちり伝えきった印象です。「頑張ってるあなたの、頑張れない死にたがりのあなたのための歌を」とふわりと包括する辺り、ほかの所謂「成功者たち」とは違う優しさを感じました。
語りから水槽へと繋がっていくのは鳥肌もので、最後の最後に、秋田さんが「また!生きて!会いましょう!」って叫んだ瞬間駄目でした。

隣の席の女性がなんか、故郷に帰るらしくて。もう東京や大阪にはなかなか来られないだろうから、今回が最後かもしれないんです、今回は絶対「ありがとうございます!」って叫ぶんです、みたいな話で。
そしたらなんか、この女性のためのライブなんじゃないかと思うようなセトリで。「この街で生きてる」とか「未来づくり」とか「悲しみひとつも残さないで」とか、めちゃくちゃ自分と重なっちゃったんでしょうね。なんかもう私の隣で号泣してて、私ももらい泣きしました。
「ありがとうございます」はなかなか言えないみたいで、私もずっと心のなかで「がんばれ、がんばれ」って応援してて。そしたら最後の最後に「ありがとうございます!」ってはっきり言えて。もしかしたら秋田さんとこまでは聞こえてなかったかもしれないけど、私はなんか、この「ありがとうございます」が聞けて良かったなぁって。勝手にホクホクしながら帰りました。
まあ名前も知らないしどっかで会ったってわかるはずもないんですが。また生きて会いましょう。最後と言わずに。

地方都市のメメント・モリ。ありがとうございました。


2018.04.16 20:27
:: おうたのはなし

Mountain topがあまりにもあとひよで咽び泣きました。
そしてスプリンターはあまりにもひよさくで泣き崩れました。

あまあま妄想しがちだけど、やっぱりスプリンターみたいな、力強く背中を押すような感じのほうがひよさくらしいかもしれませんね。


2018.03.30 11:01
:: それが正しいとか間違ってるとかではなく

ひよしの優しさって、甘やかしたり守ったりとかそういうのより、「俺は性格が悪いから」という理由でさくのちゃんが言えないことをハッキリ言語化するとこにあるんだろうなって思いました(※個人的な意見です)

さくのちゃんが負けて内心悔しいときに笑ってたらひよしが「悔しい」ってハッキリ言って、さくのちゃんが勝って嬉しい気持ちを抑えてたら対戦相手に対してひよしがドヤ顔で「ざまぁみろ」って言う


2018.01.17 19:40
:: 善意の裏返し

「日吉さんは、優しいひとです」
屈託なく笑う彼女から俺は目を逸らした。
「馬鹿だな。優しいやつなんていない。優しさなんて所詮は見栄だし、共存のための手段だ。勘違いするな」
眉を八の字にして、彼女は微笑む。そういうところが優しいのに、と。

貴方はひよさくで『善意の裏返し』をお題にして140文字SSを書いてください。
https://shindanmaker.com/375517


2018.01.17 19:39
:: 声聞きたいだけ

スピーカー越しに繰り広げられる、彼女の何気ない日常。嬉しいことや、悲しいこと。そんな些細な出来事に毎晩耳を傾けるのが日課になった。
「日吉さん、ありがとうございます」
「いきなり何だよ」
「だって、いつも私の話を聞いてくれるから」
別にお前のためじゃない。この時間が、なんとなく心地いいだけだ。

「声聞きたいだけ」
https://shindanmaker.com/524738



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