長髪
N「やあ、ミスミ」

ミスミ「なんだ、Nか……って、なんで髪に枝とか葉っぱとか大量につけてんだよ」

N「先ほど、森を抜けてきたから」

ミスミ「お前はミノムッチか。とってやるから後ろ向け」

N「丁重に頼むよ」

ミスミ「やってることは虫取り少年と同じくせに、王様っぽいこと言ってんじゃねえよ。あーあ、ハハコモリの糸までついてるし。これはシャワーしないと無理だな」

N「カレらの糸は丈夫だからね」

ミスミ「お前が誇らしげにするんじゃねえ。くそ、いっそのこと切ってやりたくなるな。……そういや、髪伸ばしてるのは、なんか意味があるのか?」

N「物心ついた時には、この髪型だったよ」

ミスミ「ただの無精か。よし、タージャ(ジャローダ)、リーフブレードでばっさりやってやれ!」

タージャ「ジャロ」

N「髪だけですまなさそうだから、やめてくれないか」
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