ちさきが好きな理由は色々あるんですが、単純にふられる女が好きだってのもあります。凪あすの女キャラで二番目に好きなのが美海なのも多分同じ理由。
片想い不憫萌えってわけではなくて、失恋を経て成長する女の子が好きなんですよね。恋を終わらせるためにふられるとわかっていて告白する少女には美しさすら感じる。
だから、実は凪あすの告白シーンで一番好きなのはちさきが光に告白するシーンだったりします。必死に追いかけて転んで、って書くとみっともなくも思えますが、それでも綺麗で、ふられてもちさきにとっては最良の結果になってよかったなと。光に共感という形でちゃんと響いたのもよかったですね。目立たないけど、光って実は結構ちさきに励まされてますよね。ちさきは自覚してないけど。

しかし、こういう趣味嗜好の人間なので片想い状態に不憫とか可哀想という感情が湧かないどころか過剰に片想い可哀想って描写をされるのが苦手なんですが、多分少数派な気がする。
ちさきや美海みたいに片想いであること以上に嫉妬してしまう自分の心に苦しんでいる描写はむしろ好きなんですけどね。紡もそういう部分が垣間見えるから好きですし。
好きなキャラに対して過剰に可哀想と言われるのも苦手なんですが、これはなんでだろう。