>> 後書(凪あす)
聞けない願い

前に言ってた看病ネタです。今回は紡がちさきを看病をする話でしたが、アンケートでこの項目に投票してくださった方が求めてたものって、こういうのであってるんでしょうか。もっと甘いのを期待されていた気がしなくもない。

今回はこういう感じになりましたが、時期的にはもう少しちさきが紡に甘えてもよかったかなとは思います。そこら辺の匙加減が難しくて毎回悩みます。
一応補足しておくと、ちさきも無理してたわけではなく、ちょっと怠いだけだから大丈夫だろうと楽観視してただけです。

紡は高校入学した辺りからちさきの気持ちに気付きはじめていて、確信を持ったのは19話で一生懸命まなかに話しかける光を見てもショックじゃなかったという話を聞いてからかなと思っているのですが、実際のところはどうなんでしょうね。
ただ小説の中でも書きましたが、ちさきが紡を好きであろうがなかろうが、現状をどうにかしないとどうにもならないので、紡のやることって変わらないんですよね。

終盤が『繰り返される夜に』と少し似ているのは、書いてる途中から既視感があって、だったらいっそ寄せるかってなったからです。
あの頃から紡の願いの本質は変わってないってことで。
(2018/08/24)
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