※短いです

丁寧に舌先を使って転がされ、充血したそこが更に腫れるように肥大する。腰が跳ねても抱き寄せて固定されるものだから逃れられず、2度達してもそれは止められない。溶かされそうな程熱い舌に唾液を絡めて舐めしゃぶられると、頭がどんどん回らなくなるのを感じた。

「ん…っ、も、もうやめて…っ」

ふるふる首を振ったところで止めてもらえない。力の入らない腕で彼の頭を押し返しながら下品な音を立てて吸い付かれるのを感じるしかない。情けない。気持ちいい。お腹の奥がじんじん疼き、はしたなく喘ぎ狂ってしまう。

「星弥くんっ、もう、」
「なに?」
「っ…、こっち、も…」

散々放置されていた膣口を自分の指でなぞると、ぬめりの強い体液が絡み付く。疼きが我慢できなくなっていき、彼をじっと見つめた。

「ここ、もう挿れてほしいの…っ」
「あは…」

彼の口端がニィッと吊り上がる。

「先生、解ってんの? ここは学校で、あんたは今生徒の俺に犯されてんだよ。なのにあんたは俺を欲しがっちゃうんだ。こんなレイプでも感じるんだ」

カァッと顔が熱くなる。どんなに抵抗してもわたしの立場を忘れさせるくらい愛撫を繰り返したのは彼の方だ。教師だからと何度も止めたのに無理矢理押し倒したくせに、今更わたしを嘲笑うなんて。

「で、でも、もうここ…っ」
「生徒のちんちん欲しがるの? だめな大人だな」
「星弥く、」
「でも俺は、そんな先生が大好きだよ」

ぐっと体を覆い被せ、キスをされる。優しく押し付けられるだけのキス。髪を優しく撫でられるだけでうっとりしそうだ。

「ごめんな、こんなずるいことして。でもそうしないと先生は俺のこと求めてくれないから…」

彼が切なげに眉を寄せながら、わたしの手を取り指を絡める。ぐっと割り入ってくる熱に息を飲み込んだ。熱くて、固くて、それで一気に貫かれた。はくはくと呼吸をするわたしの頬にキスをすると、彼はゆっくりと腰を動かしながら握った手に力を込めた。

「先生…っ、先生、ん、先生、っ」
「あ、あぁ…っ、星弥く、ん」
「だめ、声押さえて、俺以外に聞かれたら、っ、耐えられない…」

無茶な注文を付けておいて彼の腰遣いはどんどん激しくなる。快感を貪るように揺さぶられ、キスを繰り返される。わたしも彼の手をしっかりと握り返し快感に溺れるしかない。

「星弥くん、星弥くん…っ、」

今だけは立場を忘れて、この子に貪られていたい。わたしから彼へキスを贈ると、何故か泣きそうな顔をされて抱き寄せられる。絶頂を迎えた瞬間の喘ぎ声は、チャイムによって掻き消された。

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フォロワーさんからのリクエストで男子高校生×教師です。いつかちゃんと書き直します。名前様、お付き合いありがとうございました。
20170905
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