※翔視点

恥ずかしがる名前はめちゃくちゃ可愛くて、余裕なくて泣いちまってるその姿も可愛くて、いつもなら泣かせないように守ってやりたいって思うのに今日は違う。もっともっと恥ずかしがってる名前を見たい。俺のことしか考えられないようにして余裕なくなっちまえばいい、なんて、最低だとは思うけど。

「ん…っ」

ちゅ、と首筋にキスを落とし、そのまま舌で鎖骨までなぞる。右手は名前の右胸の上にあってむにゅむにゅと感触を確かめるように動いている。うん、さっきよりもっともっと気持ちいい。それに、手の平に当たる名前の乳首。存在を主張するみたいにつんと尖って、真っ赤に色付いている。それがすげえ可愛くて、左胸の乳首に舌を這わせてみた。

「んっ、ん!」

ぴく、と身を捩り、俺の頭に手を置いた名前。構わず犬みたいにぺろぺろ舐めたらくしゃりと髪を掴んで声を押し殺しているみたいだった。もっと声聴きてえのに、我慢なんかしやがって。にゅるにゅる唾液と絡ませて舐めたらもっと反応が大きくなった。でもさすがに濡れすぎかなって思って吸い上げると。

「んぅっ!」

おぉ、いい声。
オヤジみたいな反応しかできない俺。右胸でも親指と人差し指でくにくに押し潰すみたいに乳首を弄る。名前、めちゃくちゃ可愛いなぁ。

「しょうっ、しょ、ちゃ、っ」
「ん?」

名前がカァァッと赤くなる。不思議に思って首を傾げたら、名前は恥ずかしさ半分気まずさ半分に視線を逸らす。

「熱いよ…?」
「え、」

夢中になりすぎて、俺の息子、名前の太ももに当たってたみたい。もちろんガン勃ち。パンツ越しでも分かる高い体温に俺もカァァッと顔を赤くする。

「俺だって欲情してんの」

悪いか、と言うようにじろりと睨んだら、名前が恥ずかしそうにはにかんだ。

「もっと、シて?」


(( 「熱い…」 ))
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