ぱち。名前ちゃんが目を開けるとトキヤさんが上に乗っかっていました。さわさわと太ももを撫でられて、そのいやらしい手つきのまま名前ちゃんのあそこへ指が這ってきます。名前ちゃんはびっくりしてトキヤさんの胸板を押して抵抗しました。

「っや、何やってんの…!」
「おや、おはようございます」
「おはようございますじゃなくて退いてよ…っ」

するるっとトキヤさんの指は下着の上から名前ちゃんのあそこを撫でました。起きたばかりなのに何でこんなこと、と名前ちゃんは苛つきながらも身体は素直にびくんと跳ねます。

「な、待って、んっ…やめてよ…っ」
「起こせと頼んだのはあなたでしょう」

トキヤさんは名前ちゃんの首筋にキスをしながら下着の上からさすさすクリトリスを擦ります。ざらざらした繊維が引っ掛かってとっても気持ちがいいです。名前ちゃんは甘ったるい声を出しながら弱々しくトキヤさんの胸板を押します。

「起こしてとは、言ったけど、ん、こんな起こし方…っあ!」
「電話しても出なかったのもあなたです」
「う、そぉ…」

名前ちゃんは一旦抵抗を止めて枕元に置いてあった携帯を開きます。着信46件。その気持ち悪さに思わず白目を剥きそうになりましたがトキヤさんの愛撫で戻りたくなかった現実世界へ引き戻されました。

「んやっあ、ぁ」
「あなたは出ませんでしたよ」
「はぁ、う、トキヤ気持ち悪い、よ」
「私のせいにしないでください、あなたが起きないのが悪いんです」

トキヤさんはついに名前ちゃんの下着をずらし、十分に潤った膣の中へ指を入れました。くぽっとやらしい音が漏れます。名前ちゃんはびくびく身体を跳ねさせながらトキヤさんにしがみつきました。

「はぁっ…だめぇ…」
「あなたにはこれが1番ですね」
「ん、う、これってぇ…?」

名前ちゃんは嫌な予感をさせながらトキヤさんに訊きます。トキヤさんはにやりと気持ち悪く微笑むと、奥まで一気にずぽりと指を突っ込みながら言いました。

「ん、あぁああっ!」
「快感で起こすことです」
「ひ、う」
「今度からあなたを起こすときにはこうすることにしました」

トキヤさんはにやにやしながら言いますが、名前ちゃんは気持ち良さに腰も首もがくがくなので聞こえていません。

名前ちゃんの携帯がサイレントモードになっていたと分かったのは行為が終わってからのことでした。


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