2回目の絶頂はそれはそれは早いものでした。出して抜いて出して抜いて、こんなに単純な動作なのに名前ちゃんは背中を反らして善がります。嶺二さんは挑発に乗っかったように腰を振り、名前ちゃんをいじめました。

「ひゃあ、あ、あん!や、れいっ、」
「んー?どうしたの」

やだやだと快感から逃げようと腰をくねらせる名前ちゃんに嶺二さんは意地悪く口の端を吊り上げます。びくっびくっと内腿が痙攣し、名前ちゃんは3回目の絶頂を迎えたようでした。シーツを力一杯握りしめながら名前ちゃんはぼろぼろ涙を流しています。

「は、ひ…っれ、ちゃん、まだ、?」
「うん、まだイけないかな」
「や、やぁ…っはや、はやくぅ…っ」
「そうだね」

きゅうううと締まる中に思わず射精しそうになり、嶺二さんはぐっと堪えました。まだまだ名前ちゃんを虐め足りないのでしょう、おじさん扱いしたことを後悔させてやるとばかりに再び腰の動きを再開させます。達したばかりのどろどろになった内壁に自分を擦り付け、嶺二さんは額に汗を浮かべました。

「名前ちゃん、可愛いね」
「ひゃめ…っいま、いったのにぃ…っ!」
「うん、締まってるよ」
「あっ、あ〜…っ、いってうぅ…っ」

名前ちゃんの中は世話しなく痙攣をしていて嶺二さんの精子を欲しがっているようでした。嶺二さんは射精感を抑えるのに必死でした。まだまだハメ足りません。名前ちゃんの脚を肩に担ぎ、さらに深く繋がろうとします。

「っひ、んああっ!?」
「あ、当たった…」

嶺二さんの先っぽが名前ちゃんの子宮口に届いたようです。名前ちゃんは快感の余り嶺二さんの肩の上に乗った脚をピンと伸ばし、背中を反らします。嶺二さんはその反応を楽しむように子宮口にぷちゅっと先端を擦り付けました。

「あ、はぁんっやっやめ…っぇ」
「ここすっごいでしょ」
「しゅごっい、あん!やら、やらから、あんん…っ!やらぁっ」
「やじゃないよ、ほら、気持ちいいね」

ぷちゅっぷちゅっと繰り返し子宮口に先端を擦り付けられると名前ちゃんはたまったものではありません。さっきからイキ続けているのにさらに痙攣を繰り返してまた派手にイキました。中からはとろとろの蜜が溢れてしまい、シーツはびちゃびちゃです。嶺二さんの息がかなり荒くなってきました。

「は、名前ちゃん、かわい…」
「もぉへんになるうぅ…っや、したくなっあぁああ…っ!」
「大丈夫だよ…、お兄さんに掴まって…」

嶺二さんは名前ちゃんのおでこにちゅっとキスを降らせ、腰をがつがつ揺さぶります。嶺二さんのモノは名前ちゃんの中でびくびく脈打ち出しました。

「名前ちゃん、出すよ…っ」
「あ、あう…っひ、あ」

閉じられない口から情けない声を出しながらこくこくと頷いて見せると、嶺二さんは子宮口に先端をくっ付けながらびゅーっと射精しました。ゴム越しに熱いものが出された感触があり、名前ちゃんはひくんと喉を震わせます。嶺ちゃんやっとイってくれた、わたしの中気持ちよかったかな…。嶺二さんが中から出ていくのを感じ、散々掻き回された蜜も一緒に流れ出ます。嶺二さんはゴムを外すと自分が出した精液をまじまじと見つめました。

「これは…結構出ちゃったかも」
「へ、ぁ…?そうなの…?」
「まあ1回目だからね」

嶺二さんは名前ちゃんに微笑むと、ガサガサと次のゴムを取り出します。ビリッと破って中身を取り出すとそれを出したばかりなのに不思議と元気なそれへ被せました。

「さてと」

名前ちゃんは何だか悪い予感がしました。嶺二さんが甘えながら名前ちゃんの上に乗っかってきておでこやほっぺたにちゅっちゅっとキスをするのは、まさか。

「お兄さんまだまだ元気だから付き合ってくれるよね?」
「…っや、」

予感的中、名前ちゃんはこの後も失神するまで嶺二さんからの暴力的な快感から逃れることはできませんでした。


(( もう勘弁して ))
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