付き合い出して7ヶ月。幸せな時は過ぎていくのが早いものです。名前ちゃんはとても幸せでした。理由は1つ、音也くんとえっちなことができる仲になったからです。あれ以来、名前ちゃんと音也くんはたまにえっちなことをするようになりました。

今日は名前ちゃんのお家で音也くんとDVDを観る予定でした。名前ちゃん家にはいつも通り家族がいません。それをいいことに、DVDそっち退けで名前ちゃんと音也くんは熱いキスを交わしていました。

「ん…っ、んう、っ」

れろ、と舌を舐められ、名前ちゃんはぞくぞくと背中を震わせました。今まではちゅっちゅと啄むキスでしたが、あれ以来はぺろぺろするキスもしてくれるようになったのです。音也くんは名前ちゃんの髪を梳きながら口腔を犯していきました。

「、んちゅ、はぁ、ん」

舌先をつんつんつついたり、奥までねっとり絡ませたり、唾液を絡めてぬるぬる動かされたり、それをちゅるりと吸われたり、下唇を軽く噛まれたり、歯の裏をなぞられたり、音也くんはキスが上手でした。名前ちゃんはすぐにあそこを濡らします。じゅんじゅんと染み出すおつゆを感じながら、名前ちゃんも必死に酸素を取り込んでいました。

「っんく…、ん、んん…っは、ぷは!」

長い長いキスが終わります。名残惜しむようにゆっくり離れる唇にはいやらしく透明な糸が引いていました。それまで舐め取ってしまうように音也くんはちゅっちゅと何度かキスをし、えっちな目で名前ちゃんを見つめます。

「名前、えっちな顔してる」
「っ、はぁ…」

えっちな顔をしているのは音也くんも一緒です。

「おとやぁ…したい…っ」
「俺も…」

どさり。音也くんは名前ちゃんを押し倒します。ちゅっちゅと首筋に吸い付くと名前ちゃんはぴくりと身体を震わせます。

「名前、今日は服脱がせていい?」
「んあっ、ん」

鎖骨をかりかりと歯で虐められ、名前ちゃんは必死にこくこく頷きます。音也くんは慣れない手つきですが確実に名前ちゃんの服を脱がせていきます。今まで見たことのない可愛い下着も興奮しましたが、それを取ればぷるんと綺麗な胸が覗きます。音也くんはごくりと喉を鳴らしました。

「すごく綺麗…」
「や、あ、みちゃ…、んっ」

そう、名前ちゃんの乳首は綺麗なピンクなのです。白い肌の上にちょこんと乗ったピンクの乳首は触ってほしいと主張するようにぷっくりしています。音也くんはその誘いに乗るように親指の腹でそっと乳首を撫でました。するとどうでしょう。

「やあっ、あぁっ…あっ、やだぁ」

名前ちゃんの身体はお魚のようにぴくんぴくん跳ねました。今までに見せたことのない反応です。音也くんはびっくりして赤面してしまいます。

「名前、もしかしてここ、すごくいいの?」
「んあっ、やぁ…さわっちゃやだよぉ…っ」
「ねぇ答えて、ここ気持ちいいの?」

音也くんは人差し指と中指で乳首をつまみ、くりくり指を動かしました。名前ちゃんは身体を捩らせ、涎を垂らします。

「あっあぁう、きもちい、きもちいっからぁ、やめっあぁあぁっ」
「名前すごいえっち…知らなかった…」
「あっ、そんな、はぁっ」

音也くんはよがる名前ちゃんに興奮し、左右の乳首を両手でつまみ上げ、激しくくりくり動かしました。名前ちゃんはびくびくと腰を浮かせます。

「やっあ、すぐ、いっちゃ…っはなし、おとやぁ、あっあっ、あっ…!」

ひくんと喉を引き攣らせ、名前ちゃんは達してしまいました。身体からくたりと力が抜けたのを感じ、音也くんは首を傾げます。

「あれ?イッた?」
「ん…いったぁ…」
「早くない?そんなにいいの?」
「ん…すきぃ…」

音也くんはつまんでいた乳首を離しました。ぷっくり赤く腫れ上がってしまって、何だか痛そうです。音也くんは少しだけ申し訳なくなります。

「すごい腫れてる…」

名前ちゃんの乳首が気持ち良くなって勃っているとは知らず、音也くんは腫れたのが自分のせいだと思いました。弄りすぎたと反省して、舐めてあげることに。ぺろりと舌を這わすと名前ちゃんはまたびくりと身体を捩ります。

「んあっ!や、やぁあっ、おとやぁっ」
「…」
「あ、あうぅ…っちくび、きもち、はぁう…」

今まで舐めてほしくて堪らなかった乳首。何度も何度も妄想してオナニーをしていたのです。名前ちゃんは嬉しくて堪りませんでした。同時に、妄想以上に快感を得られるそこに戸惑っているようです。

「あっ、あぁああ、おとやぁ、名前、ちくび、いいのぉ、っ、んあっあ」
「んちゅ、…っかわいいよ…、」
「もっとぉ、あっ、ぺろぺろして、ひゃあん!あっ、やらぁっすっちゃらめ、あうっきもちいっあはぁっ!」

ちゅうううっと吸い付かれると名前ちゃんはびくびく腰を痙攣させてまた達してしまいます。乳首は敏感すぎてイキっぱなしですね。音也くんは思わず涎が垂れそうになりました。それくらい興奮しています。

「名前…、いつもここ弄ってたの?」
「んっ、うんっ、おとやにいっぱいしてほしくて、かんがえながら、じぶんでしてたぁっ」
「…えっちだね」
「ひぅっ、ごめ、なしゃ、っ」

音也くんにえっち扱いされて興奮したのでしょうか。音也くんが下を脱がせたら名前ちゃんの膣からは蜜がどろどろと止まることなく溢れていました。その筋をぬちゅぬちゅなぞっていましたが、音也くんはふと気づきます。その上にぷっくり充血したクリトリスがありました。何だこれ、と音也くんはつんと人差し指でつついてみましたが、そこは名前ちゃんの大好きなところだったのです。

「あぁあっやっ、そこぉ、っ!」

びくびくびく。名前ちゃんの腰は痙攣しています。さっきからイキっぱなしなのにつらそうですね。音也くんはにやりと口角を上げて悪そうな顔をします。何だか嫌な予感。

「へー、ここもいいんだね」
「はぁっ、そこは、んあぁあっひゃめ、あ、ぅう…っ!」

名前ちゃんはいやいやと首を振りますが音也くんの指はそれを許しません。指で挟んでくりくり転がします。その度にどろどろと蜜が溢れるので音也くんは愉しくなってきました。

「はぁ…すげ、えろい…」
「おとやぁ…っ、おかひく、なう、あっ、らめぇえ…っ」

名前ちゃんは舌が回らないくらい、何度も何度もイキました。というより、イキっぱなしです。くりくり擦られる度にぴくぴく痙攣させ、身体がつらそうでした。でももう蜜でどろどろ。小さな水溜まりができてしまうほどです。

「名前、出しすぎ」

音也くんは苦笑いをしてから名前ちゃんのそこへ顔を埋めました。瞬間、ぢゅるるるる…と下品な音を立て、蜜が吸われます。

「っあぁああぁあ…!!!」

ぷしゃあ!
名前ちゃんは思わず潮を噴き、音也くんの顔面へぶっかけてしまいました。なんていやらしい子なのでしょう。音也くんは舌なめずりをし、それを拭います。

「名前…、」
「ひゃあ…ごめ、おとやぁっ」

名前ちゃんは泣きながら謝ります。本当は強引に攻め立てた音也くんが悪いはずなのに、気持ちいい思いをした名前ちゃんの方が悪いような気になってしまったようです。音也くんはカチャカチャとベルトを外し、びんびんになったイチモツを取り出しました。

「えっちな子にはお仕置きしちゃうよ?」

名前ちゃんはさっきからイキっぱなしなので、これ以上快感に晒されていたら身体が壊れてしまいます。ナカに突っ込まれれば狂ってしまうほどの快感を一方的に与えられることも知っていたので名前ちゃんはますます泣きました。お仕置きされたら死んじゃう、許して、許して。そう言いたくて名前ちゃんは音也くんに向かって口を開きました。

「お、しおき、してください…っ」

どうやら名前ちゃんは嘘がつけないようです。


(( より深い快楽は、 ))
(  )
×
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -