“名前、俺と…付き合ってください”
あの言葉を聞いてからもう半年が経ちました。音也くんと名前ちゃんはラブラブ絶好調です。絶好調なのはいいことですが、名前ちゃんにとってはちっとも良くありません。欲情しすぎて最近は音也くんをやらしい目で見てしまうことも少なくないからです。あの指で触られたら、あの舌で舐められたら、あの腰を押し付けられたら。名前ちゃんはよだれが止まりません。

「あ、ぅん…」

今日の帰り道も別れ際におでこにキスを落とされ、その唇の感触にじゅわっと下着が濡れてしまい、名前ちゃんは慌てて家に駆け込んだのです。

さらに、名前ちゃんは最近新しいオナニーを始めました。

「あぁはあ、ん、っ」

“それ”にクリトリスを虐められて名前ちゃんはびくんびくんと腰を跳ねさせます。いやいやと首を振っても“それ”はやめてくれません。ヴーヴッヴーヴッとリズムを刻みながらクリトリスをつつきました。

「おと、や、そんなにはげしくしたら、っあん!や、ぁ…あっあぁあ…っ」

ローションは使ってないはずなのにシーツはびしょびしょです。コードを足に絡めながら名前ちゃんはひくひく腰を動かしました。

「あっあっあっあっ、やっまたイく、あっんあん!イッちゃう!イッちゃ…っあぁああぁ…っ!」

ついに名前ちゃんは達してしまいました。膣からはどろりと濃厚なおしるがまたシーツを汚します。…そう、新しいオナニーにはローターを使っているのです。先日通販で買ったばかりなのですがあまりの気持ち良さに名前ちゃんは病み付きでした。毎日何度もそれで遊んでいます。このローターは機能が良く、強弱は調整できませんがそのかわりに振動の種類が選べます。3つの種類を揃えていますが名前ちゃんのお気に入りは果たしてどれなのでしょう。

「はぁ、あん…っ」

開いた名前ちゃんの口からはどろどろになった唾液が流れ出てきました。それが喉を伝う姿もいやらしいです。名前ちゃんはリモコンで操作し、ローターの振動を変えました。ローターはまだクリトリスに押し付けられたままです。

ヴッヴッヴッヴッ…
速い動きに名前ちゃんはまたびくんと跳ねました。その拍子に唾液がだらだら出てきます。おまけに目からもぶわりと涙。気持ち良すぎて泣いてしまったようです。

「あっは、ん、ぅあっそこっあぁあーっ」

名前ちゃんは腰をぐりぐりとローターに押し付けて身体をのけ反らせました。

「おとっや、あんっ、あぁはん、そこぉ、くりちゃんきもちぃ、っひ、ああぅう」

くりくりと潰すようにクリトリスを刺激するローターに名前ちゃんは足の爪先を丸めました。太ももはぱくんと閉じてしまってびくびくと痙攣しています。

「あっ…んんんい!いくぅ!はっあん!いっいっちゃうよぉっおとやおとや、おと、やぁっあぁっあ!」

大好きな音也くんの名前を叫びながら名前ちゃんは達しました。はくはくと開かれる口からはいやらしく涎が垂れ流し、ついでに下のお口からも垂れ流しです。また太ももが引き攣るように痙攣しているのに、名前ちゃんの身体は快感に貪欲でした。リモコンのボタンをカチリと押します。すると。

ヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴ!

今までの動きとは違って1番単純なのに休みなく刺激が与えられます。

「あっあぁああぁあっ、あぁっ!おとやぁっひぃんっ!」

名前ちゃんの目はもう焦点が合っていませんでした。皮が剥けきってぶるんと丸出しになっているクリトリスを丹念に連続的につつかれ嬲られ名前ちゃんは混乱しました。頭がぐわんぐわんします。

「おとやおとっやおとや、おとやっあっあうっすきっおとやすきっあっあんっくりちゃんこわれちゃうっはあんっこわれちゃうのぉっ」

わけもわからず腰を振りたくりました。ぬるぬるになったおつゆを絡めて滑りが良くなっているようで、ローターにぐちゅぐちゅクリトリスを擦り付けます。イイトコロを小刻みに刺激されたら名前ちゃんはいよいよ啜り泣きだしました。どうやらこれが名前ちゃんのお気に入りだったようですね。

「はぁっはふぅおとやぁ…っ名前やらしい、から、あっあんっきもちいのぉっくりちゃんもっともっと、ぅあん!もっと、はあぁすきぃ!おとやのゆびでいじめて、あはっぺろぺろもしてぇっくりちゃんきもちぃからぁっあう!」

かくかく振っている腰がシーツにますます皺を寄せ、なんだかとってもえっちな光景です。本物の音也くんが見ていたらどんな気持ちになるのでしょうか。楽しみです。

「っあ、あはぁ゙、おとっあっあっおとやのおちんぽで、名前のくりちゃん、いじめてぇっ、もっとあっあぅんっここぉ、もっとなのぉっあひんっ」

名前ちゃんはどうやらやらしい妄想に夢中なようです。えっちなおしるで陰毛までびっちゃびちゃ。ひくんひくんと動く太ももが絶頂が近いことを表しています。

「あっおとやぁ、みてて、名前いくの、いくのぉ、あっひっあんあんっあっあっ、いまからぁ、いく、いくいくからぁ、っ、はぁああぁあん…っ!!」

びしゃびしゃっ。名前ちゃんは身体を跳ねさせながらイきました。それと同時に潮まで噴いてしまったようです。今まで潮を噴いたことのなかった名前ちゃんはとろんとした目で自分のあそこを見つめました。

「はっふ、おもらし、しちゃったぁ…?」

名前ちゃんはぐったりと身体から力を抜き、ローターと共に意識も手放しました。


(( 欲を満たす玩具 ))
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