(1005) ▼ 2010.10.04 Mon 22:50「短文読みました」の方
まずは短文をお読みくださり、ありがとうございました。そうなんですよね、原作ではこんなにも酷なことなのにあまりにもさらっと書かれているんですよね。しかもその現実をファイは受け入れていると思うんです。いつもの笑みで。彼の性格上、それを言うことは終始ないと思います。それだけじゃなくきっと表面にすら出さない。
閉ざされる世界から、運命から、救いのなかった場所から。黒鋼によって連れ出されたから、ファイの孤独な心は傷まみれながらも、ある意味では満たされたんだと思うんです。傍目からはもっと貪欲になってもいいと思うけれど、彼は欲の出し方をきっと知らない。旅中のファイのせめてもの欲といったら、サクラちゃんを守りたいだとか、小狼君を手伝いたい、だとか。黒鋼に対しては、そうした欲の対象というよりも、対等にあれるパートナーだったんじゃないかな、と思っています。だから「黒鋼」にちゃんと殺してもらうことは、ファイにとっては最大限のわがまま。死者が生者の命を奪うことは自然の理をゆがめること。けれどそれをおしてでも、最後は彼の手で。…というのが私の勝手な妄想です。ながながと語ってしまい、すみません。
ハッピーエンドとおっしゃってくださり、正直ほっと致しました。おそらく似た観点からご感想をいただけたこと、とても感謝いたします。それでは、またのお越しをお待ちしております
(1002) ▼ 2010.09.30 Thu 22:44の方
こんにちは！ご丁寧なコメント、ほんとうにありがとうございます！
あのような呟きに丁寧にお言葉頂き、あの、心苦しいです…！そして、温かなお気持ち、ありがとうございました。私もぜひ、書かせていただきたいです。実は見直しだけはいつも尋常じゃなくするので、そんなふうにおっしゃって頂けて、すごく、すごく嬉しいです。
そして、こんな困った頭の中にある黒ファイ、届けさせていただいてもよろしいのですか。同調していただけるかはわかりませんが、楽しんでいただけるように書きたいと思いますので、よろしければ読んでやってくださいませ！
では、またのお越しをお待ちしております。