ブラックメールにハマる丸井と赤也 昔中編にしようと思ってたネタ。

ヒロインは女子高に通う見た目はふつうに可愛い感じの子。さすがはJKで自撮りの腕はピカイチ。親友が赤也に気を持たされてはコロコロ転がされ挙句こっぴどく振られたのを受けて、調子に乗っている立海テニス部を弄んで親友の痛みを分からせてやろうと計画する。
んで立海サイド。キャピキャピ系女子と組んでクラスのモテない男子にメールを送り、舞い上がる姿を見てネタにするゲームが流行。「俺メールテク淳並じゃね?天才的ぃ」そんな怖いもの無しのブンちゃんに赤也はある頼み事をする。「先輩、俺の代わりにこの子とメールして落してください!」

…とまあ、お互いに転がしてやる気満々だから序盤は意味分からんほど順調にぽんぽん話が進む訳ですよ。
「アカヤくんとのメール楽しい(ハート)」
「俺なんてヒロインちゃんの夢見るくらいずっと考えてるぜい」
「うそ!わたしも授業中赤也くんの夢みた」
みたいな反吐が出そうな会話を難なくこなして、お互いがしめしめこいつ騙されてやんのってなってるわけ。

で、紹介といったらやっぱ写メ交換は必然なわけだけど、ヒロインちゃんはノリノリで超盛れてる自撮り写メを送るんですね。ブンちゃんから見せられたそれに赤也はもろタイプでドキドキしちゃって。で、赤也はそんとき思春期ニキビができてたとか天パが格好わりいとか、劣等感的なものからブンちゃんの写真送っちゃうんですよ。ヒロインは「なにこのイケメン!」状態。
とまあ色々あって、『仲良くなるには相談事作戦!』とかでメールや電話を繰り返し、ハンドルネーム『アカヤ』ことブンちゃんとヒロインちゃんは距離を縮めていきます。もうブラックメールなんてどうでもいいと思えるくらいに。けどそんな展開は許されるわけもなく、親友から「惚れさせたところでこっぴどく振ってやってよね」との指令を受けるヒロイン。自分の気持ちに蓋をして、当初の目的通りアカヤを呼び出し振る決意をする。「あの男は親友の仇なんだから」そう言い聞かせて。

ここに書き殴るだけでも困難さが身に染みるお話です(笑)まず赤也のふりをしてブンちゃんがメールするって時点で描写がむずいし、メールを通しての心理背景もやりにくいしお互いの距離が縮まるまでの過程を書くのが面倒すぎる。過程が面倒ってもうかける気がしないです。というわけで設定だけ。最後にはヒロインとブンちゃんが顔を合わせてお互い謝って、赤也と親友も和解するという平和主義なかんじで終わるの希望です。
2014.10.16
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