共有財産

あてんしょん
見守りえっち
雰囲気えっち
ちょっとアブノーマル



「はぁ?!アズールとジェイドに、俺を性処理で貸す?!」

ハルトが思わず大きな声を出すと、フロイドはうるさーと面倒くさそうに耳を塞ぐフリをする

「フロイド!俺フロイドの恋人だよね?!恋人を他人に犯されていいわけ?!」

「アズールとジェイドは他人じゃねーし。他のやつだったら触らせるのもヤダけど。あ、でも、アズールとジェイドの2人でも、俺の目の届かないところでハルトとヤったら絞める」

「だからって、その2人に俺を貸し出さなくても、性処理なんて1人でも出来るだろ…?」

フロイドに縋り付くようにして悲しそうな顔をするハルトをみて、フロイドは少し目を逸らして考え事をし、何かを思いついたようにニヤリと笑う

「出来るけど、ハルトさぁ」

自身に縋り付く男の胸ぐらを掴み顔を寄せ、逃げられないように目を合わせる

「こーゆーイケないことさせられるの、好きでしょ?」

ハルトはフロイドの目を見て、頬を上気させる

「……好き。」



「この前、やっと俺のが入るようになったんだー」

フロイドは一糸纏わぬ恋人を後ろから抱え、大事なところを露出させる様に大股開かせる

フロイドに足を固定され、後ろ手に縛られ、逃げることも隠すことも出来ずハルトは顔を真っ赤にして横を向く

アズールとジェイドの2人はまじまじとハルトの隠されてない部分を見つめる。ハルトは羞恥心で死にたくなったが、自身のそこは素直で、これから行われる事に期待して少し持ち上がってきている

「本当によろしいんですか?」

「フロイドの恋人とはいえ、多少気が引けるのですが」

「大丈夫大丈夫、こういうの好きだもんね?」

フロイドにねっとりと確認するように言われ、ハルトは真っ赤な顔で

「……何も言わないで。」

と目に涙をためて答えた。

「では、アズールからどうぞ。」

僕からですと、ハルトさんの負担が大きいのでとジェイドがニッコリ笑って言うと、アズールは顔を顰めた

「お前は本当に一言多い。僕も標準よりはあるんです。お前達が規格外なだけですよ」



「アズールもうイきそうじゃん」

「おやおや、そうとう溜まってたんですね」

「うるさい、ですねっ…久々で…感じやすい…だけですっ」

アズールが勢い良く腰をうちつける度、ハルトはきゅうきゅう後ろの口で締め付けて身体を跳ねさせる

「ハルトはまだイっちゃダメ。アズールが出したら射精させたげる」

「…んん……そんなっ…あっ…あっ…!」

イキそうになっていたハルトのそれの根元をギュッと握り、フロイドは笑う

「いっつもすぐイクからすぐ出なくなるじゃん。そんなペースでイったらジェイドの時辛いと思うし」

「くっ、締め付けが強く…っ」

アズールが少し辛そうに息を吐く。グリグリと奥に押し付けるように刺激してやると、ハルトはひいひい鳴いてまたビクビクと跳ねた

2人の行為を興味深そうに眺めて順番待ちしているジェイドが

「ハルトさんはおしりの刺激だけでイけるのですか?」

と呑気に尋ねる。

「うん。だって、俺のを挿れる為にいっぱい練習したもん。ねぇ?ハルト、俺とはじめてちゃんと交尾したとき、おしりだけでイッちゃったんだよね?」

フロイドは抱え込んでアズールに犯される恋人を見下ろし、目を細める

ソレの根元を抑えられて射精できないハルトは、それでも軽く達したかのように下腹がきゅうと疼くのを感じた

「ハルトさん…出しますっ…」

アズールが最奥まで押し込むようにし、身体を震わせる

「ハルトもイっていいよー」

フロイドは根元を握っていた手をパッと離す

「くっ」

「んんんっ!」

アズールとハルトは同時に達したようだ。

「はぁ、はぁ」

「ハルト、アズールとのえっち気持ちよかった?」

「ひゃい…」

フロイドはニヤニヤ笑ってアズールを見る

「どぉ?ハルト、良かったでしょ」

「ええ、とても」

アズールが身体を離す。ずるりと抜き出された質量に、ハルトは軽く喘ぎ、白い液が零れ落ちる

「次は僕ですね」

ジェイドが笑って自身のそれを取り出すと、ハルトはちょっと怯んだ顔をした



「はっ…はっ…」

自分の時より多少苦しそうに喘ぐハルトをみて、アズールは

「本当に大丈夫なんでしょうね」

とフロイドに尋ねる。

「昨日も俺の挿れてるし、ちょっとキツい方が好きみたい。ほら、萎えてねぇし」

「物好きですねぇ」

苦しそうに喘ぎつつも、フロイドが指摘した通りそこは張り詰めて今にも欲を吐き出したそうにしている。また根元を強く握られ、それは叶わないのだが

「ハルトさん、とても、気持ちいいですよ」

ジェイドは先程のアズールを馬鹿にできないほど夢中になって腰を振る

サイズがある分、女性相手でも全部挿れられることはほぼない。ここまで好きに腰を振るのは初めての事で、興奮してしまっているようだ

「結構激しい方なんですね」

「ジェイド必死じゃん。ハルトも、めっちゃ喘いでるし」

「…やぁ……あ……んっ…死んじゃうぅっ…」

「ハルト、俺に見られながらアズールに気持ちよくされて、イったばかりなのにジェイドに犯されて興奮してるのぉ?変態だぁ」

フロイドが優しい声でそう言うと、ハルトは快楽に抵抗できずボロボロ泣きながら喘ぐ

「フロイド、あまり…虐めないで下さい、締め付けが…」

「ジェイドー、ハルトさぁ、虐められるとめっちゃ締めて気持ちいいでしょ?」

「これ以上締められると、僕ももう、出そうです………うっ」

「……あぅぅぅっ」

ジェイドがイクと同時に、またフロイドは手を離してやる

急に許可された射精の余韻でビクビク身体を震わせているハルトの顎を持ち上げてキスをし

「ジェイドとのえっちもよかったぁ?」

と、笑う

「よかった…」

「俺が可愛がってるだけあるでしょ?ジェイド」

「ええ、とてもスッキリしました。またお願いしたいですね」

自慢げなフロイドに、ジェイドはニコニコ笑ってから自身を引き出す

「あぅっ」

「あ、またイったね、ハルト」

フロイドはハルトをぎゅーっと抱き締め、下腹を愛おしそうに撫でた



「フロイド、もう、もう許して…」

「だめー。まだ2人の精液、中に残ってるでしょ?」

ハルトは泣きながら膝を震わせる

フロイドは何とか壁に手をついて立っているハルトの下の口を指で開き、シャワーを押し付けていた

水流に中を刺激されフロイドの指に掻き回され、ハルトはあんあん喘いで欲を吐き出す

アズールとジェイドの性処理のあと、2人はお風呂場に来ていた

フロイドはニヤニヤ笑いながら、念入りに下の口を綺麗にしてやっていた

「もぅ、無理ぃ」

ハルトが崩れ落ちる。フロイドはケラケラ笑ってハルトを抱え、バスタブに身を沈める

「ハルト、もう疲れた?俺とは今日はヤらない?」

フロイドはハルトの項に顔をうずめて、笑いながらそう尋ねる。

ハルトの下腹をそっと撫で、ゆるくソレを刺激する

「んっ……フロイドとも、ヤる…」

「あはっ、いい子」

フロイドは満足そうにそう言って、ハルトの首筋に噛み付いた






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