壱 ガラッと大きすぎる扉を開けて今日から自分のクラスになる教室に入ると
中にもう既に結構な人数が教室に居たみたいで少しびっくりする。
ふと買ってもらってまもない腕時計を見ると案の定まだ時間より15分も早い。
ふと顔を上げるとそこには四角メガネの男の子が立っていた
「おはよう!ボ...俺は私立聡明中学出身 飯田天哉だ!」
「おはようございます!曼殊沙華国際学園出身...四神美です。」
「曼殊沙華国際...!私立の中学校のトップじゃないか…!流石は雄英高校...!! これから1年間仲良くしよう!スウ君!」
そう言う彼に 一言礼を言うと とりあえず自分の席を発見し着席する。
しばらくするとシャンパンゴールドのツンツンした頭の男の子が入ってきてドカッと席につく。
その子に飯田くんが何やら注意してるとまた男の子が入ってきて しばらく経つと女の子が1人入ってくる。
突然聞こえた「ここは…ヒーロー科だぞ」と言う声にふと目と耳を向けるとどうやら彼は
担任のアイザワという人らしく 彼の指示で体育着に着替えてグラウンドに出ると何やらテストが始まるよう
「よし。トータル成績最下位者は見込みなしと判断し、除籍処分とする」
「「「はあああ?!」」」
さぁ。どんな1年になるのかしら?
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