詰め合わせ2
▽ジャジャーン改にて


ひよこさんたちのおうち(一部壊れていたので修理しようとしていた)が怪盗ジャジャーンによって奪われてしまった!


魯「くっ、ジャジャーンめ…ひよこさん達の帰る場所を奪うとは…」


楸瑛(ひよこ『さん』? あれ? 聞き間違いだよね?)


魯「ひよこさんのおうちは、仕方ないので作り直すとして…一体ジャジャーンとやらはどういった目的でとっていったんだろうな…」


楸瑛「えっ…ええ、そうですね。それを私達も調査しているんです)


楸瑛(私は何もきいていない、ひよこ『さん』だとか『おうち』だとか魯尚書の口からはとてもじゃないがもれそうにない言葉なんてきいてない…)


現実をみようぜ、楸瑛。





▽土下座に一方的にリンクばなし


(うー、どう考えても礼部にきたら埋もれるのにどうしてこの人はずっと礼部にきたがってるかなぁ…、第一彼が吏部で雑用しかしてなかったというのもおかしいよ、能力を発揮する場所がなかったんだとして、それに気付ける人間があそこにはいるはずだろう?)


「……とりあえず、彼には悪いけれど断りの手紙、書くかな」


また出会ったなら一度、どうしてそんなに礼部がいいのかきいてみようと思った。








▽部下さん達には


部下1「あれ、誰か魯尚書の機嫌損ねるようなことしたのか?(小声」

部下2「知らねえよ、何もなかったはずだぜ(小声」

部下3「何かいつもより眉間のしわが三割増しだよね…(小声」


魯「ん、お前達」


部下1,2,3「「「っ、はいい!」」」


魯(そんな怯えた顔されると傷つくな…)

魯「いつもご苦労、今日は早めに帰って大丈夫だ」


部下1,2,3「「「ありがとうございます!」」」


魯から部下たち離れて


部下2「あれって、どういう意味だと思う?」

部下3「俺ら邪魔…ってことかな」

部下1「う……そうかも」


一方、魯はというと


魯(今日は一日、笑顔心掛けてみたけど…やっぱり何かうまくいかないな。やめよう)


次の日、いつも通りの魯に部下たちはほっと息つくのでした。


笑顔になろうとすると、変に眉間にしわのよってしまう魯さんでした。

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魚の大口
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