齋藤「また見覚えのある特設会場が……」
志木村「今回は齋藤君が司会をやってくれるって本当ですか?いやー僕司会・進行役苦手なので助かりますよ」
齋藤(絶対得意なやつだ…)
志木村「それに、実質無所属な君だったら角が立たないですしね」
齋藤(既に立ちまくってるからだ…)
志木村「それじゃあ早速始めましょうか。会長さんたちに怒られても面倒ですしね。それじゃあ19位、僕ですね。いやーまさか僕に票を入れるなんて奇特な方もいらっしゃるなんて。ありがとうございました」
齋藤(そして進行してくれてる)
▼ 今ハマってる事は?(о´∀`о)な〜に?志木村「ハマってることですか…最近買ったボードゲームが楽しくてよく一人のときやってますかねぇ」
齋藤「ひ…一人で?」
志木村「はい。一人二役楽しいですよ」
齋藤(楽しいのかそれ…)
志木村「今度、君も一緒にやりますか、齋藤君。ミカン用意して待ってますよ」
齋藤「は、はい…」
志木村「それでは、このままサクッと18位の人も進めときますか。それじゃあ、八木く
ん」
八木「おい、もっと前座盛り上げとけよ。お前の進行は淡白すぎるんだよ」
志木村「それじゃあ、18位は八木君ですね」
八木「無視かよ!おい!」
齋藤「まあまあ…。先輩こちらにどうぞ…」
八木「おい、お前が進行役なんだろ?なんで志木村が進行して齋藤がアシスタントみたいなことしてるんだよ」
齋藤「……ハッ!」
八木「自分で気付いてなかったのか…」
▼ 今ハマってる事は?(о´∀`о)な〜に?八木「将棋」
志木村「おっ、八木君も出来る口なんですか?」
齋藤(心なしか志木村先輩の目が生き生きし始めた)
八木「も…って、お前出来るのかよ」
志木村「暇な時一人でやってますからね
ある程度のボードゲームなら任せてください。寮監室に揃えてるんで今度やりましょうよ一緒に」
八木「お前が無駄に寮監室に入り浸ってる理由はそれか」
志木村「齋藤君と八木君も一緒となると、そうだなぁ。あれも一緒にやると楽しそうですね」
齋藤(八木先輩の目がめっちゃ怖い…あれは指導対象を見つけた風紀委員長の目だ…あわわ…)
▼ 恋人同士みたいな甘めのHが見たいです。齋藤「ブフッ!!」
八木「おい汚えな!こっちに向かって噴き出すんじゃねえよ!」
志木村「そうですよ、齋藤君。僕の方向いてくれてもよかったんですよ」
八木「お前も何言ってんだ」
齋藤「や、八木先輩へのコメントはこれで終わりですね…それでは次に……」
八木「おい、まだ答えてねえだろ」
齋藤「へ?」
八木「恋人同士みたいなんがお好みらしいぜ。応えてやるのが礼儀だろ」
齋藤「な、な、何を言って……」
志木村「あー!不純同性交遊!不純同性交遊!風紀委員長のくせに年下に手を出そうとしてる人がここにいます
!」
八木「うるせぇ!」
志木村「僕だって齋藤君と恋人甘々エッチしたいんですけど」
齋藤「あ、あの……何を言って……」
志木村「いかにも粗暴でガサツな男よりも、僕の方が紳士的だし君のことを気持ちよくしてあげますよ」
芳川『志木村、貴様いい加減にしろ!!』
五味『会長ストップ、ストップ!十勝!灘!会長取り押さえておけ!』
齋藤(裏の方から会長の声が…)
志木村「…という冗談はさておき、大分齋藤君も緊張解れてきたみたいですね」
八木「お前の目が腐ってんのはよくわかった。さっきより悪化してるじゃねえか」
齋藤「そ、それでは…18位八木先輩でした…」
志木村「齋藤君緊張してるんですか?僕がリラックス出来るツボ押してあげましょうか」
八木「お前のセクハラおっさんくせーんだよ!おい!お前も終わったろ、行くぞ!」
志木村「ええ、数少ない僕の見せ場が…」
八木「うるせぇ!…齋藤、あと頼んだぞ。一応サポートに一人入るよう呼んどいたから」
齋藤「あ、有難うございました…!」
齋藤(八木先輩が用意してくれたサポート…でもまあ、八木先輩だったらちゃんとした人用意してくれるかな…)
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