次の世では歌い合おう
2015/01/14 12:48

何となくですが、私はいつからこんな人間になってしまったのだろうという漠然とした疑念に駆られたので、少し振り返ってみることにしました。お前の腐った来歴など知らぬわ!という方は読まないことをオススメします。広い心で読める方だけ、覚悟を決めて読んでくださいネ。

思い起こせば、私が初めてボーイズラブというものに出会ったのは小学5年の時でした。当時ONEPIECEに純粋にハマっていた私に、クラスメイトの女の子が放った一言が、「インターネットで『ワンピ ゾロサン』って検索してみなよ」というもの。何も知らない私がその通りに検索し、最初に出会ったサイトさんはよりにもよって凌辱系のR18サイトさんで、幼心にものすごい衝撃を受けたのを今でも覚えています。それきりそのことは忘れていたのですが、小学6年の時にテニプリと出会い、ものすごくハマり、友だちに「面白いよ」と商業アンソロジーを貸してもらう。商業モノなのでもちろんギャグ多め、あってほのぼのチューくらいのものです。それにものすごいときめきを覚え、ネット中心にテニプリのリョーマ受けの小説をガツガツと読み漁る日々。そこからシャーマンキング(葉受け)やらNARUTO(サスケ受け)やら、ジャンプ系の漫画を中心にズブズブとオタク道へ。読み専でしたが。

中学入学。ジャンプ系に引き続きハマリつつも、ガンガンやGファンタジーなどの少年漫画に少しずつ手を広げ始める。鋼錬(エド受け)とかスパイラル(歩受け)とか。今考えると、この辺から自分で文章を書くことを始める。最初はよくわからん厨二病街道まっしぐらなポエムのようなものから書き始め、徐々にまとまったショートストーリー的なものを書く日々。
ゲームにも少しずつ手を出し始め、サモンナイト(マグナ受け、レックス受け)のナンバリングシリーズをこれでもかというくらいやる。友人の影響で声優に興味を持ち始めたこともあり、ついに乙女ゲームやBLゲームに手を出し始める。金色のコルダ(加地受け)、マイネリーベ、ときメモGSシリーズ、学園ヘヴン(啓太受け)、帝国千戦記(青樺受け)などなど……。それまで自分は割と生意気系かクール系受けに走る傾向があると自分で思っていたが、この頃から天然ぽわぽわ系受けにも食指が動くことに気が付く。節操がなさすぎる。
その後、BLゲームという素晴らしい存在を知ってしまったがために、二次創作では満足できなくなり、BL漫画やBL小説に手を出し始める。絶対にハマらないだろうと思っていたガンダムにハマる。種運命のシンが不憫可愛すぎるのがいけない。その後、私至上割と大きな運命の出会いとして、REBORN!にハマる。獄寺が可愛すぎてもえ転がり、獄受け小説をこれでもかというほどノートに書き連ねる。私の文章書きはここから本格的に始まってしまったと言っても過言ではない。

高校入学。オタクな自分を恥じ、高校デビューすることを決意する。しかし、そう簡単に腐りきった性根を矯正することなどできるはずもなく、そのままナマモノ同人にハマるという高二病街道を突っ走る。卑猥写真バンドの唄受けや電球デュオのT受け、全日本排球などに熱を上げ、あろうことか人生で初めてそれらを扱ったサイトを立ち上げる。運営期間は1年ほど。
その後、しばらく遠ざかっていたREBORN!への情熱がどうにも抑えられなくなり、獄受けサイトを立ち上げる。運営期間は2年ほど。結局私はもうオタクとしてしか生きられないんだな……ということを痛感するが、少しだけ大人になったので、ネット世界でのみ細々と活動するという技を身につける。

大学入学。相変わらずの隠れオタク。自分専用のパソコンを入手したこともあり、ニコニコ動画ユーザーとなり、ゲーム実況ばかり見るようになる。漫画はめっきり読む機会が少なくなり、乙女ゲームやBLゲームをやることの方が多くなった。鬼畜眼鏡(ノマ受け)、ラッキードッグ(ジャン受け)などなど。バイトや飲み会などでリアルが充実してきたことを原因に、創作活動からは足を洗ったような状態であった。
大学4年の夏。人生二度目の割と大きな運命の出会い、utprを知る。初めは純粋に乙女ゲームとして楽しんでいたが、だんだんと神宮寺と翔ちゃんへの迸る愛情を抑えることができなくなり、3年以上ぶりに文章を書いてしまうという年甲斐のなさ。さらに勢いでここの前身であるブログサイトを立ち上げてしまう。文章を書けば書くほど深みにはまって抜け出せなくなり、気が付けば3年以上もutprでサイト運営を続け、今に至る。

こんな感じ。冷静に考えれば大体の年齢がばれてしまうが、まあ気にしない。少しでも私と似た嗜好をお持ちの方がいたらいいなあという打算もしつつ、だらだらと書き殴ってみました。ここには書いてないけどまだまだハマったジャンルがめちゃめちゃいっぱいあって、自分の節操のなさにぎゃふんとなる。でも、この道を歩いていなかったら味わえなかったであろう幸せとか感動とかってきっと数え切れないほどたくさんあるんだろうから、自分は幸せだなーと思う今日この頃です。これから先もリアルの生活とは別に細々と文章を書き続けていけたらいいなあと考えています。

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