||| アレッシー化ギアッチョとメローネ (jogio)   

「ここは…どこ…?」

「メローネェ…」

「待ってリーダーこれは俺のせいじゃあない!イルーゾォのせいだ!」

「どういう事だ…」

「ごめんリーダー…転んだ勢いで…」

「お前はドジっ子属性か…」

「イルーゾォがドジっ子とかディ・モールト気持ち悪い」

「うるさい!元を辿れば変な薬を用意したメローネが原因だろ!」

「もうお前達は黙ってろ…お前はギアッチョで間違いないな?」

「・・・」

「どうした?」

「人に名前を聞くときは自分から名乗るものだって本に書いてた」

「・・・俺はリゾットだ。そこの変なマスクをしているのがメローネでその隣がイルーゾォだ」

「…私はギアッチョで間違いないよ」

「いやー、なんていうか…子供っぽくない…」

「ギアッチョだし、ありえなくはないんじゃあない?」

「ねえ?ここはどこ?どうして私はここに居るの?誘拐?私のお家お金持ちじゃないよ?それとも私売られたの?別にそれならそれでもいいけど…」

「リーダーこれちょっとやばくない?」

「・・・ギアッチョ、これは誘拐でもなければ人身売買でもない。俺達はお前の家族だ」

「・・・リーダー、ギアッチョが何言ってんだこいつって言いたそうな顔してる」

「別に何でもいいけど…そこの本読んでもいい?」

「あ、ああ、構わないぞ…」

「じゃあ遠慮なく…」

「…急に黙っちゃってどうしたのメローネ?」

「んー…何でもない…」


※続きます

  2013/11/10 23:20

||| ギアッチョとアレッシー化メローネ6 (jogio)   

「…あれ?何この美味しい状況?」

俺を抱き締めながら気持ち良さそうに眠るギアッチョマジ天使。ってそうじゃなくて、何でこんな状況なわけ?

「(確かギアッチョを幼児退行させるために薬を入手して…あ、イルーゾォのせいで俺が薬飲んじまったんだ!)」

あの薬ホントに効くのかよ!ベリッシモ吃驚。

「つーか何にも覚えてないんだけど…」

子供の俺は何をどうやってこんな美味しい状況を作ったのだろうか?

「まあ取り敢えず子供の俺グッジョブ!」

「…ん…」

「(やべぇギアッチョ起きちゃう!至福の時間が…!)」

「・・・」

「チャ…チャオ〜…」

「…なんだメローネ、戻ったのか…よかったな…」

「え、あー、うん…(あれ?殴られると思ったんだけど、おかしいな…)」

「なんだよ、人の顔ジロジロ見やがって…」

「いやー、相変わらず可愛いなぁと思ってさ」

「ふーん…」

「(なんか調子が狂っちゃうんですけど…もしかして寝惚けてる?)」

もぞもぞ…ギュウ…

「(どういう事だってばよ…?)」

ギアッチョの胸に抱き締められていたと思ったらギアッチョが俺の胸に抱きついて来たでござる。何を言っているのかわからねーと思うが俺も何をされたのかわからなかった…ってそうじゃなくて!

「…やっぱりこっちの方が落ち着く…(スゥー…)」

「(寝惚けていようが関係ない、ギアッチョマジ天使…)」


それから暫くして、しっかり目覚めたギアッチョがメローネを氷漬けにするのはまた別のお話。


※朝っぱら何書いてるんですかね私。頭おかしいですね。

  2013/11/10 09:11

||| ギアッチョとアレッシー化メローネ5 (jogio)   

「うわぁ!たかーい!」

「肩車ではしゃぐとか、子供かよ…」

「今のメローネは子供だぞ」

「…もうお前ら親子にしか見えねえぞ」

「?りぞっとおとーさんなの?」

「!俺はまだそんな歳じゃあ…いや、子供がいてもおかしくはないが…しかし…!」

「見苦しいぜ、リゾットよぉ〜」

「プロシュートも大差ねえだろ」

「俺は永遠の兄貴だ!」

「それこそ見苦しいぞ」

「うぅ〜・・・」

「ん?どうしたメローネ、眠いのか?」

「…ちょっと…」

「ガキは呑気で羨ましいぜ…」

「たくさん遊んだから疲れたんだろう。シエスタでもするか?」

「…うん、ぎあっちょとシエスタする…」

「何でアタシ!?」

「潜在意識か本能か…愛されてるじゃあねぇか、なあギアッチョ(にやにや)」

「にやにやするな、気持ち悪い」

「そう茶化してやるなプロシュートよ、と言うことでギアッチョとメローネ以外解散!」

「何でだよ!」

「後は任せたぞ」

「リィィイィイダァァアァァア!!」

「うー…」

「…マジで何でアタシなんだよ…」

「ぎあっちょー…」

「チッ…なんだよ…」

「だっこ」

「…お前なあ…」

「…ぎあっちょはぼくの事キライ…?」

「はぁ・・・お前の事嫌いだったらもうとっくにぶち割ってるっての…ほら来いよ」

「!えへへ、ぎあっちょいいにおい!」

「お前変態臭いぞ…いや、変態か…」

「ぎあっちょ…大好き…」

「・・・(アタシも、だなんて死んでも言ってやらねぇからな)」

※次がラストです!


  2013/11/10 08:39

||| ギアッチョとアレッシー化メローネ4 (jogio)   

「うーんと、りぞっととまじおといるーぞぉとぎあっちょが妖精さんでぷろしゅーとが魔法使い!」

「そうだ、さっきも言ったがこれは内緒だからな」

「うん!」

「どうしてこうなった・・・」

「まあいいじゃねえか、ガキの言うことなんざあ軽く流しとけ」

「つーかなんでお前は魔法使いなんだよ」

「年がとれるなんて魔法使いの方がそれっぽいだろ?」

「どんな理屈だよ・・・」

「ねえねえ、ぺっしはなんなの?」

「え!俺!?俺は…アレだよ…ね!兄貴!(兄貴助けて!)」

「(ペッシィィイ!)そうだ、アレだよ、なあリゾット!」

「(!?)あ、ああ、そうだな…ホルマジオ!」

「(俺ぇ!)そうそう、アレだアレ!な、イルーゾォ!」

「(何でだよ!)そうだよ、アレだよ、ね!ギアッチョ!」

「(ふざけんな!)アレだよアレ!」

「…お姉さん、あれってどれ?」

「アレっていうのは、その…!あ!太公望だ太公望!」

(((((太公望ってなんだよ!?)))))

「…たいこーぼー?」

「太公望ってのは仙人の事だ!」

「せんにんってふろーふしのせんにんの事!?すごい!!」

「お、おう、そうだな…」

「ぺっしすごーい!」

「…ギアッチョ、よくやった…」

「すまねぇリーダー…ビーチ・ボーイじゃあこれが限界だ…」

「…しかしよく咄嗟に思い付いたな」

「は?思い付きじゃねえよ」

「え?」

「太公望は周の軍師の呂尚の事だ。ジャッポーネじゃ釣り好きの奴の事を太公望って呼ぶし、仙人扱いしてる漫画やらゲームがあるからな…」

「…極東の事はよくわからんが、取り敢えずでかしたぞ、ギアッチョ」

「…もうゴールしてもいいよね?」

「ゴールしたらあかん!」

「なんでこれは知ってんだよ!!」

※すまん、また続きます

  2013/11/10 08:09

||| ギアッチョとアレッシー化メローネ3 (jogio)   

「・・・」

「ギアッチョ大丈夫?」

「今のアタシが大丈夫そうに見えるならテメェの目は節穴ってことになるぜペッシィ〜…」

「うん、ゴメン…コーヒーでも淹れようか?」

「頼む…(なんやかんやで皆メローネの面倒見てるじゃあねぇか、アタシにばっかり押し付けようとしやがって…ああマジ全員ぶち割りてぇ…)」

「ギアッチョコーヒー淹れたよ」

「ん?ああ、グラッツェ…」

ガシャン!

「あっつ!!」

「ギアッチョ大丈夫!?」

「ああ、ホワイト・アルバムで冷やしとけば問題ねえだろ」

「ペッシ何かあったのか?」

「あ、兄貴、ギアッチョがちょっと火傷しちまったみたいで…」

「火傷だ〜?なにやってんだよ」

「うるせーよ、マジ最悪だ…ホワイト・アルバム!」

「寒っ!いきなりスタンドを使うな!」

「すぐ冷やさねぇと水膨れになっちまうだろうが!」

「・・・」

「?なんだメローネ、着いてきてたのk「すごい!!」…どうした?」

「お姉さんこおりの妖精さんなの!?」

「・・・は?」

「ギアッチョが、氷の、妖精…プクク…」

「あ、兄貴ィ、笑っちゃあ悪いですよぉ…プクク」

「お前らぶち割られてぇの「ねえねえこおり妖精さんなの!?」…いやそんなわけ…」

「そうだぞメローネ。ギアッチョは氷の妖精さんだ」

「何言ってんだよリーダー!」

「わぁすごーい!」

「でもこれは皆には内緒だ。ばれてしまうとギアッチョは妖精の国に帰らなくてはいけなくなってしまう」

「おにいさんはいいの?」

「ああ、俺も妖精だからな」

「すごい!妖精さんがふたりもいる!」

「マジでリーダー何言っちゃってんだよ!(しかもちゃっかりお兄さん呼びに矯正してやがるし!)」

「お姉さんもう一回こおりぶわぁってやってみせて!」

「はぁ!?誰がやるかよ!」

「少しぐらいみせてやってもいいじぁないか」

「何リーダー絆されてんだよ!」

「やってやれよ氷の妖精さん(にやにや)」

「兄貴の言う通りですぜぇ氷の妖精さん(にやにや)」

「お前らは黙ってろ!!」

※またまた続きます

  2013/11/10 06:55

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