それを察知したのか、ザンザスは彼のジーンズのチャックを下ろし、トランクスの中へ器用に手を滑らせた。
「ッ…ぁ…!」
敏感になっている部分を触られ、思わず甘い声が漏れる。手になるべく力を入れるが、手足が震えて上手く抵抗できない。
それを承諾と受け取ったのか、ザンザスはスクアーロのモノをゆっくりと口に含んだ。
「…ッ―…ボス…ッ」
こんな時でさえ、ザンザスは汗一つかかず、大汗かいて息を乱しているスクアーロを、哀れむように見つめる。
「うおぉ゙い…エロいぞぉ…」
スクアーロの挑発に少し驚いた顔をすると、ニヤッと笑みを浮かべ、口からモノを離した。
「…テメーが言えんのか?カスが」
ふとそんな呟きが聞こえたと思った時、威圧感がスクアーロを襲った。
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