#4 ■レジレイ+ジュウザ 「だってこいつ、レイのわるぐちいってたんだよ!? こいつはレイのことイヤな目で見てたし、こいつはたくさんたくさんレイに近づいた! レイのこと悲しませようとする悪いヤツは全員"壊した"ほうがいいよね? ねえ、なんでそんな顔するの? レジーが悪いの? レイ、レジーのことキライになった? ――やだやだっ! レジーのことキライにならないで! なんでイヤなの? ……こういうの、ダメなの? でも、ジュウザがいいよっていったもん。ダメだったの……? ごめんなさい、レイ、ごめんなさいっ。うわああああん!」※「お兄ちゃん!! レジーくんの教育ちゃんとして!!」「えっ……」「不満げな顔しないっ!」「ええ……」 ■レジー 「ねえレイ、昨日○○と話してたよね? なんのお話してたの? レジー、しりたいな!」「こんな時間まで外でニンムなんて、みんな心配してたよ。……このケガ、どうしたの。ねえレイ、他になにかあったりした? ぜんぶぜんぶレジーに話して」「(お喋りしたがるようになったねという言葉に)うんっ! だって、"壊す"のレイはいやがるでしょ? でもほうっておいたら"壊さなきゃ"いけないやつらがレイのところに集まってくる。そんなのダメ。だからそうならないように、レイのことたくさんたくさん知りたいの。……イヤ? イヤじゃないっ!? ほんと!? えへへっ、レイ、だーいすきっ!」 ■レジレイ+オウシロウ 「レイ、こいつイヤなヤツだよ。オウシロウから教えてもらったの。こんなヤツとの連絡先なんていらないよ、消しちゃおっ。……消せないの? じゃあ、一緒にボタン押してあげる! レイができないなら手伝うのがトモダチだってみんないってた! なんで困った顔するの? ねえ、なんで……」※「オウシロウも話さないほうがいいっていってたもん!」「あんまり関わるのはよしたほうがとはいったけど、消せとまではいってないってば!!」 ■カイガ+レジー 「レイさんの起きる時間も寝る時間もいつも聴いている音楽も三時に食べるデザートも私服の柄もつい鼻歌を歌ってしまうこともベッドに入る前に軽く運動をするところも全部全部知ってますよ。余すところなく知って、利用して、守って、それがワタシにできる愛ですから……!」 「ねえレイ、どこにあそびにいってたの? 話してほしいな。どこのだれといつ何時に約束してどんな風にあそんでどんな風に楽しんだのか……全部。おねがい」 ■それぞれの カイガ「レイさん、どうぞ。最近ほしがっていたでしょう? エスパーですね? ふふっ、そうかもしれないですね! 喜んでもらえたのならなによりです」※「(盗聴を聴きながら)あー……かわいいですねぇ……あっ、寝息。ふふ、鈴のようで愛らしい……!」 レジー「――あっ、レイ! 見て、こいつら全員イヤな感じだったから"壊した"よ! こいつはレイのことヘンな目で見てたし、こいつはレイのわるぐちいってた! ……なんでそんな顔するの? レジー、レイのイヤなことしちゃった? ……ダメなの? なんで、」 ユヅキ「レイ先輩っ、お、おはようござっ……え、怪我? あ、えっと……えへへ……あ、あう、ごめんなさい、いつも治してもらって……。したいからしてるだけ? で、でも僕、嬉しいです。とっても。嫌な顔一つしない、やっぱり貴方は僕の神様だ……!」 ■好きっていってみた カイガ「……あ、すみません、呆けてしまって。ふふ、ワタシもレイさんのこと大好きですよ。とっても。とーっても、ね」※「急すぎてさすがに撮れはしませんでしたねぇ……ああ、もったいない! 録音していたら何度も何度も聴けたのに……!」 レジー「うんっ! レジーもレイのことだーいすきっ! 毎日いっしょにどっかいこうねっ。レイに近づくイヤなヤツは全員レジーが"壊して"あげる! レイはレジーのものなの。レジーがたくさんだいすきっていうんだから!」 ユヅキ「え、えっ、えっ、えっ――〜〜ッ!? ひゃああっ、ほっ、本当にっ? あ、あの、冗談じゃない、んですよね……え、えと、あの、ぼぼ僕もそのっ――好きですっ! 僕を邪険にしなくって大切にしてくれて認めてくれて間違いは正してくれる貴方が、あなたが――」 ■レジー+ジュウザ 「レイのことひとりじめしたいっておもうと変になるの。胸がどきどきして、からだじゅうがうずうずする。ジュウザ、どうしよう。レジービョウキになっちゃった……?」「性欲だよ」「セイ……?」 ■レジー×レイ 「レイ! キスしよっ!」「え!?」「好きな人の口とレジーの口をくっつけたらしあわせになるんだって。キスっていうんでしょ? レジー、レイのことだーいすきだもん、だからキスしよ!」「ま、待ってレジーくん……! それ、誰から聞いたの?」「ジュウザ! ジュウザってモノシリだよねー!」「お兄ちゃん!!」※「口へのキスは本当に好きな人としかしちゃいけないんだよ」「レイのこと本当にだいすきだよ? じゃあロロとはできるんだ。だってロロ、レイのかぞくでしょ。レイはかぞくのことほんとにすきだよね?」「ロロとも難しいかな……」「すきじゃないの?」「好きだよ。でも、家族への好きとは違う好きで……うう、どういえばいいんだろ……」 ■イメージ エルフ「はじめまして、アタシはエルフ、Aエリア出身。怪我したらアタシのところにいらっしゃい、待ってるわレイくん」 イレヴァン「やほやっほ〜! 乾ちゃん遊ぼうよ! え、今忙しい? ちぇ〜、ざーんねんっ!」 ツルミヤ「俺も今日からここでがんばるからよろしく〜。おっさんなんだから無理させないでちょーだいね。え、だめ?」 トヨヒコ「ほんま戦闘部隊のひとたちは無茶しはるなあ〜……あまり心配させんといて」 イザ「レイじゃん、なにしてるのサ。俺? 俺はいつも通り上層で夢を振りまいてるよ。遊んでく? くふ、マジに答えなくてもいいのに」 シンスケ「レイ様おはようございます、ミオ様が朝食をお作りになられていましたよ。ご一緒しましょうか?」 ■イメージ コマコ「……? 好きだよ」 オウシロウ「べっつに〜? 放っておけないだけ」 ナナミ「なんで僕に構うんだ……(邪険にはしない)」 エルフ「好きに決まってるじゃない。アタシの価値観を否定させないわ」 ジュウザ「好きだけど……?」 トヨヒコ「んなわけあらへんし馬鹿やないのっ」 イザ「物好きだよネェ、キミ……」 タイヨウ「……近いって……」 ■レイじゃない人を好きになっても同じことじゃない? ハジメ「それはそうかもしれないけど……不安にさせたかと思ったら幸せな気持ちにさせてくるのはレイさんだけだよ。レイさん以外にこんな気持ちを抱くなんて考えられない。どうしようもなく心臓が苦しくなるのはパートナーだから、だろ?」 レジー「……? ゼンゼンちがう! レイの好きなところかわいいところたくさんいえるけど、ほかのやつらの好きなところかわいいところなんていえないもん。レイだからレイのいろんな顔、キラキラして見えるの!」 カイ「確かにおれに寄り添ってくれたのがレイさん以外でも、彼女に向けるのと同じ感情を抱いたでしょうね。けれどそれはもしもにすぎない。今、おれはレイさんが好きなんだ。その結果だけがおれの中で渦巻いてる。もしもの話なんてするだけ無駄でしょう?」 ■アマリ 「はじめましてこんにちは、乾アマリです。……似てるよね? そう、僕、貴方のクローンみたいなものなんだ」「えへへっ! レイと一緒にいられるの、嬉しいよ」「あは……おかしいよ、"私"も私なのに僕だもの……ねえレイ、"僕"もっとレイのこと知りたいな、教えてくれる?」 ■ミサレイ+ミオ 「なんでこんなに"弱い"んだろう。こうやって簡単に動きを封じてしまえる……あのときのガクやハジメと同じだ。そう、そっくり、そっくりなんだ、あのときもなんにもできずにただ奪われた――守れなかった。俺も同じ、小さくて弱い生き物だったから。でも今は違う、力がある、でも全然だ、みんなみたいに破壊に長けているわけじゃない、扱いきれてない。……扱いきれずに失うぐらいなら、最初から奪わせないようにすればいいんだ……ずっとここで守ってやれば俺の前から消えることも…………そうだよ、ずっとここで一緒にいよう、あいつらにレイの髪の毛一本たりとも見させやしないから」「……重いんだけど!(ガッ)」「ミオさん!?」「(ミサの体をロープで縛りつけて)レイ、平気……だね。よかった。ほんと、こいつおかしいよ。いいたいことはわかるけど、やりすぎ。レイ、逃げよう。こいつのことはあとでちゃんと助けるから」※「……"同じ"なくせしてなにいってるんだろ、"俺"」「あんたみたいに手を出さないだけマシ」 ■お化け屋敷にいこう! ハジメ:「ぎゃああっ!!」「わああっ!?」「――あ、ご、ごめん!? ついびっくりし――わぎゃ〜っ!? ひ、う、う……っ」「ハジメさん、リタイアします?」「…………する……」 コマコ:「ぼく、お化け屋敷いったことないんだ。楽しみ。どんなお化け、出るかな」「ゾンビとか出るかな〜」「……! きっといるよ。サイン、ほしい……。廃病院だって。ナースのゾンビ、いるかも」「お仕事中ならサインいただけないかもですね」「あ……そう、かも。病院って忙しい、よね」「あ、そっちですか?」 ミオ+ミサ:「(がくがく)」「(ぶるぶる)」「あの、二人とも。肩が、その、重いです……」「お、重くして、ごめん」「ご、ごめ……俺、こういうの苦手で……」「まだ入ったばかりですしそんな――」(お化け)「きゃあああ!!」「わーーっ!?」「ひゃーっ!?(もらい悲鳴)」 オウシロウ:「お化けが出ても泣かないでよ」「子供じゃないんだから泣かないよ。オウシロウこそ一人で先にいかないでね」「は〜? そんなことしないってば。一人になったらつまらないじゃん。レイの悲鳴を聞けるいい機会なのに」「ひ、悲鳴って……!」「レイと一緒だから楽しくなるでしょ、こういうの」「……ふんっ」「あ、照れた?」「照れてないっ」 ロクロウ:「わーっ!?」「ロ――」「うわあああ!!」「ロクロさ――」「わーっ、わーっ!! 〜〜っ!!(ぎゅ〜っ)」「――むぎゅ」「う、うう、レイちゃんそこにいる? お、おれから離れないで……」「離れたくても離れられないです〜……」「――え、うわっ!? ご、ごめん! ほんとごめん……情けなくて……」「そんなこと……!」 ■オサム×レイ 「あ……ハジ――"オサム"、さん」「レイ……今、何時?」「お昼です。ご飯食べました?」「まだ」「なら一緒に食べましょう! お兄ちゃんとレジーくんと、シンスケさんも呼んで――」「嫌」「えっ」「嫌だ、レイと二人がいい、レイだけでいい」「どうしても駄目ですか?」「……。ううん。わかった……レイ」「("レイさん"って呼んでくれないんだな……)」 ■モブ+オサレイ 「なんか前より厄介になってないか?」「そうかな……あの子と一緒に入ってきた女の子――レイだっけ、あの子に手を出さなければ大人しいけど」「その女以外なんにも興味ないっていうかさ。手を出したやつ、全治何週間もの大怪我を負ったって話だろ」「ひえっ、怖〜! でもレイって子がいるだけで協力してくれるんだし、安いもんだねえ」※「――レイ!」「わっ」「レイ……レイ」「実験終わり? がんばりましたね」「……うん」 [前][目次][次][小説TOP][TOP] [しおりを挟む][感想フォーム][いいね!] |