マシマロぱっかーん
短編小説「マシマロぱっかーん
2周年記念会話文



* * *




「え〜!僕達人気投票9位だったの〜!え〜!すごーい!」

「……俺殆ど喋ってねんだけど」

「ね〜!そうだよね〜!だってあれ、僕がその……(口の中おんなじだぁって思ってチューとか想像しちゃったっていうキモチワルイ話なんだもん、なんて言えない!)」

「どした、急に」

「んん?いーや、なんでもない!あ!今日も僕マシュマロ持ってるよ!いる?」

「ん、」

「はいっあーげるっ」

「サンキュ」モグモグ

「(あ……僕もさっきおんなじマシュマロ食べたばっかりだから、また口の中同じ味だぁ)……」

「ん?どした?」

「……(マシュマロ味のキスとか、なんか、いいな……)」

「…!!!っおい、な、何してんだ」

「ふぇ…?(ア、アレ?僕もしかして今キス、しちゃっ…)…!!!わ、わ〜!ごめ!つい!!」

「つい、ってあのなぁ……まぁいいけど」

「え!いいの?」

「違っ…!そういう意味じゃなくて…」

「ねね、ちょっとカオ赤くない?えへへ、もしかして初めてだった?」

「………。」

「(うわ!これは…!)ねね、もっかい、しても、イイ?」




---fin---




[前へ|次へ]

modoru

「#オリジナル」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -