短文倉庫 不定期更新
額を頬を唇を声を、喉を肩を背中を、追い縋ったのは何だったか遠い道の果てに在ったのは何だったか絶望を抱き悔恨を胸にただひたすら応えを求め最期は、無だった
「これを読み上げろ」「…………嫌だ」「たかが声に出すだけだろう」「何で僕が卑猥な文読み上げなきゃいけないんだ…!馬鹿!」
空しい祈りを秘めたまま、