妄想の墓場 | ナノ
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「#エロ」のBL小説を読む
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ご飯?お風呂?わたし?



Case.坂田

「お〜い、銀さんが帰ったぞ〜」
「お帰り銀さん!ご飯にする?お風呂にする?それともわたし?」
「お、おい!神楽の前で悪影響なこと言うんじゃねェよ」
「今日神楽ちゃんはお妙のとこ泊まるって――」
「なまえ(即答)」
「……神楽ちゃーん!聞いた?賭けは私の勝ちね!」
「はっ!?」
「チッ。大人は思った以上に汚かったアル……」
「だから言ったじゃん。酢昆布は私のものね」
「ちょ……おい、どういうこと?えっ、なんで神楽いるの」
「あ、銀さんご飯とお風呂は準備できてるから」
振り回されるだけの坂田。



Case.土方

「土方さんおかえりなさい!ご飯にする?お風呂にする?それともわ・た・し?」
「……馬鹿言ってんな。飯だ、飯」
「つまんない男だなあ。マヨいる?」
「……当然だろ(最後の選んだらどうなってたんだ……)」
気になってることはおくびにも出さない土方。



Case.沖田

「総悟!おかえり〜。ご飯にする?お風呂に……」
「風呂で」
「え、あ……うん。了解」
「おまえと、な」
「は」
「当然そういう選択肢もあるんだろィ?」
「え」
「生半可な気持ちでその聖なる言葉を口にしたんだったらお仕置きが必要だねィ」
「せ、聖なる言葉って、ちょっ!タンマタンマ!」
主導権は譲らない沖田。



Case.桂

「お帰りヅラ」
「ヅラじゃない桂だ」
「それはそうとヅラ。ご飯にする?お風呂にする?それとも私?」
「……む?最後の選択肢は何だ」
「え、そこ聞いちゃうの?」
「もしかして……(周囲を確認してから)……チョメチョメか?」
「……」
彼女を萎えさせる桂。



Case.リヴァイ

「お帰りなさい!リヴァイさん、ご飯にしますか?お風呂にしますか?それとも私?」
「……風呂だ」
「はいはいお風呂ですね。……って最後に関してツッコミはなしですか!?」
「あ?……普通に考えれば俺がそれを選ばないのは分かるだろう」
「ひ、ひどい……!」
「……」
「私はいらないの?」
「…………チッ。そうじゃねェ、分かってんだろ。……お前は最後だ」
「えへへ〜」
「それに俺は好きなモンは最後にとっとく性質だ」
「!」
言わされちゃうリヴァイ。



Case.アルミン

「ただいま〜」
「おかえりなさい、アルミン。お疲れ様」
「うん、ありがとう。なまえもお疲れ様」
「あのね、アルミン。ご飯とお風呂と私、どれがいい?」
「んーと……え?」
「ご飯とお風呂と私」
「えっ、えーと、今日は随分と、積極的なんだね」
「そうかな?で、どうする?どれにする?」
「あの……ぼ、僕は……君を……」
「君を?」
「えーと……」
「私をどうしたいの?」
誘導尋問されるアルミン。



Case.ジャン

「ジャンおかえり〜。ご飯にする?お風呂にする?それとも私?」
「は?……急に何言いだすかと思えば」
「何よ〜内心うれしいくせに!」
「バッ、嬉しくねーよ!」
「ふーん、じゃあご飯でいいね」
「おい、なに拗ねてんだよ……!わかった、お前にするから」
「そんな選ばれ方されても〜」
「(めんどくせえ……)なまえがいいんだよ」
「ふふっ、しょうがないなあ。じゃあご飯食べてお風呂入ったあと、ゆっくりマッサージしてあげる」
「マッサージかよ!」
「え?ジャンなに想像したの〜?」
相手してやったのに裏切られるジャン。



Case.阿部

「隆也おかえりなさあい。ご飯にする?お風呂にする?それともわ・た・し?」
「はぁ?……つーかそんなこと本当に言う奴いたんだな……」
「何それ!?……まあ、今までそういう女がいなかったってこと、だよね?」
「……どうだろうな?」
「あー!はぐらかした!……もういいよ。それで、どれ?」
「飯」
「うわっ。隆也空気読めなさすぎ!」
「……うるせ」
なんとなくノリに乗れない阿部。



Case.田島

「ただいまー!腹減った!飯出来てる!?」
「あああ!馬鹿!ゆういちろーばかっ!」
「は!?」
「せっかくあの有名な、『ご飯にする?お風呂にする?それとも私?』ってやろうと思ったのに……」
「なぬ!?今からやれよっ」
「もうやだあ。恥ずかしいもん」
「いいから言えって!」
「もういい。……ご飯でしょ?準備するから」
「うっわ〜!俺の馬鹿!」
チャンスを逃す田島。



Case.榛名

「おかえり榛名!ご飯とお風呂と私、どれにする?」
「はあっ!?な、なんだよいきなり。その気か?」
「その気ってどの気?最後の選ぶってこと?」
「……(ここで選ばなきゃ、男が廃る……よな?)」
「あ〜あ、残念榛名!時間切れですっ」
「……は?何?俺のことその気にさせといて逃げる気かよ!」
「違いまーす。もう榛名は『私』しか選べません」
「……あ、そ。いーんじゃねぇの?別に……」
内心嬉しい榛名。



Case.笹塚

「笹塚さーん!お疲れ様です」
「ああ……」
「今日はどうします?ご飯?お風呂?それとも、わたし?」
「……」
「……」
「……」
「……え、ちょっと。何か言って下さいよ」
「……じゃあ……風呂で」
「え、……あ、はい」
突っ込んですらくれない笹塚。



Case.匪口

「ただいまー」
「結也だ!おつかれさまー」
「おー。ただいま」
「ご飯にする?お風呂にする?それとも私にしちゃったりする?」
「え?最後の何?何してくれんの?」
「多分結也が想像してることだよっ」
「ふーん?じゃあなまえで」
「へんたーい!ゆうやへんたい!」
「言い出したのはそっちじゃね?」
「じゃあ私たち二人ともヘンタイなんだね」
「ある意味ケンゼンだって」
この後スタッフがおいしく頂きました。



Case.葛西

「おかえり葛西さん!」
「おお、驚いた。出迎えありがとなァ」
「いえいえ!それより葛西さん、ご飯と、お風呂と、私。どれにします?」
「火火、言う様になったなぁ嬢ちゃん。おじちゃんは嬉しいよ」
「もう子供扱いしないでくださいってば!どれにするんです?」
「決まってんだろ?さ、さっさと寝室行こーぜ」
「葛西さんてばせっかち……」
余裕ある様でがっつく葛西。



Case.笛吹

「お帰りなさい、笛吹さん」
「あぁ」
「ご飯にします?お風呂にします?それとも私にしますか?」
「ご飯をもら……何?」
「ご飯ですね、わかりました」
「ちょっと待て」
「?どうしました」
「さっきの、最後のはなんだ?」
「え?」
「その……私にしますか、と言っただろう」
「はい。でも笛吹さんはご飯になさるんですよね?」
「あ、あぁ……しかし」
「どうしました?」
「……いや、なんでもない」
追及できない笛吹。



Case.折原

「いざやおかえり!ご飯にする?お風呂にする?それとも私?」
「全部外で済ましてきたからいいよ」
「えっ!?ぜ、全部って、え、どういうこと!?私も!?」
「うん。だからもう寝る」
「ちょっ、ちょっと待てよお前、堂々と浮気宣言してんじゃないよ!」
「冗談だよ、冗談。君が冗談を言ってきたから冗談で返しただけさ」
「ほ、本当?」
「俺が信じられないの?なんなら最後の選択して、証明してあげてもいいよ」
「……証明して」
「……うん、いいよ。じゃあ寝室に行こうか」
驚かされるのが性に合わない折原。



Case.苗木

「おかえり!苗木くん、ごはんにする?お風呂にする?それとも私?」
「えぅっ!?」
(なんか変な声でた)
「えっと……ごめん、急だったからびっくりして。あの、でも、お風呂入った後に、みょうじさん、とかじゃだめかな……?」
「いいよ〜じゃあ一緒にお風呂入っちゃう?」
「オフッ!?」
(また変な声でた)
アンテナがビーンと伸びる苗木。



Case.十神

「おかえりなさい!ご飯にする?お風呂にする?それとも、わ・た・し?」
「……なんの真似だ?」
「なんの……なんの真似なんだろう。元ネタは分かんないや」
「くだらん。さっさと風呂の用意をしろ」
「えー!私のこと選んでくれないの……?」
「仕事が立て込んでいる。貴様の相手をしてやる暇はない」
「じゃあ、仕事がなければ私のこと選んでくれた?」
「いいからさっさと飯の準備をしろ!」
「あれ?さっきお風呂って言ってなかった?」
「……っ、どっちでもいい!お前以外ならな!」
「えええ!?ひどい!」
実は動揺してる十神。



Case.狛枝

「お帰り凪斗。ご飯にする?お風呂にする?それとも……私!?」
「希望の象徴である君をご飯やお風呂と同等に選択肢として並べるなんてもったいない。ボクはその三択なら迷わず君を選ぶよ」
「うわすごい、よどみなく答えた。もっと照れたり焦ったりしてる凪斗が見たかったのに……」
「あれっそうだったの?悪いことしたなぁ……。じゃあやり直すからちょっと待っててね(扉に手をかけながら)」
「いやいいよ!そんなことしなくても!もっと他の事で頑張るから!」
「ああ、そう?じゃあせっかくだから今から頑張ってもらおうかな」
「え?」
「なまえのこと選んだんだ。もちろんいつもより特別なプレイとかさせてもらえるんだよね?」
「えっ……それは、ど、どうかな」
「じゃあさっそくベッドに行こうか。あ、その前にちょっとコンビニ行って明日の昼ごはん……夕ご飯も買った方がいいかな?とにかく食べるもの買ってくるね」
(そんな時間まで動けなくなるようなことされるの……?)
どこまでも狛枝。

131020