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センター試験を受けるあなたに



ネウロ「なんだ貴様、明日はセンター試験なのか。今さら貴様の効率の悪い勉強法で、そのちっぽけな脳みそに詰められる知識量などたかが知れているな。……よし、我が輩が勉強を手伝ってやろう。せいぜい感謝することだな。……何?寝る?遠慮するな。一晩で貴様の偏差値を50上げてやる」

笹塚「そっか、明日センター試験なんだっけ。今まで頑張ったこと、落ち着いて思い出せばきっと結果になるから。俺?俺は普段通りだったよ……ああ、でもその日は体温が33度だった気がする。今思えば緊張してたのかな……」

匪口「受験票もった?鉛筆もちゃんと予備もってった方がいいよ。それからお弁当はあんまりがっつくなよ、腹こわすから。あんたそそっかしいから不安なんだよねー。テストの問題ぐらいハッキングして教えてやりたいけどそれじゃ嫌だろ?まぁ自力で頑張んなよ。応援しててやるから」

笛吹「いいか!今までの君の努力が試されるだけの話だ!落ち着いて、普段の演習問題を解いているぐらいの気持ちで臨め!泣いても笑っても試験は一度だ!結果が悪くても落ち込んだりするんじゃないぞ。その悔しさは本命の学校の試験へのバネにしろ!」

サイ「えー?あんた明日でかけるの?せんたー試験?なにそれどーでもいいよ。つまんないじゃん。早く終わらせて帰ってきてよ?そんで、とっとと合格しちゃって!そしたらしばらく暇になるんでしょ?俺と遊んでね!」

坂田「お前はやればできる子だー。銀さん信じてるぞー。……え?棒読み?そんなことねェって。まぁ緊張したら銀さんのこと思い浮かべれば?愛おしい気持ちの方が勝って緊張なんて忘れるだろ」

土方「おいてめェいつまで起きてやがる。体が資本だぞ、センター試験なんつーもんはな。いいから寝ろ。朝は俺が起こしてやる、心配すんな。お前なら絶対受かる。ずっと見てきた俺が言うんだ、信じろ」

沖田「あんたいつまで勉強してるんでィ。今さらそんなに頑張ったってバカはバカ大学に行く運命だぜ。……つーかあんま頑張るな。俺ァあんたと同じ学校に行くつもりだってのに、あんたばっかりそんな頑張ってたらつり合いが取れねェだろ。一緒にそこそこ頑張って、そこそこの大学に入ればいいんだ。俺がそう決めたんだ、反論は認めねェから」

高杉「なんだまだ勉強してんのか?やけに必死だな。……何だよ喚くな。確かに俺は学はねェが、お前を養う甲斐性ぐらいはある。お前が大学に落ちて、路頭に迷うような人生を送るようになったら、俺が拾ってやるよ。だから気楽に受けて来い」

三橋「あのっ、こっ、これ、あの、あげる!俺、も、もう食べたから!えっと、キット、カット。田島く、んがね、“キット勝つ”で、縁起が良いって、おしえて、くれたんだ!」

阿部「あ?今さらわかんねー所おしえて欲しいだ?当日の朝になって何を言ってんだお前は!!ったく……見せてみ?……お前、この俺に教わったんだから、この手の問題出た時ぜったい点とれよ!落としたらウメボシだからな!」

榛名「そうか、お前は今年受験かぁ。俺も去年受けたぜ。つーかな、会場には時計絶対もってけよ!……何?知ってる?ったく先輩の有難い助言だろ、素直に受け入れとけ。あ、あとなぁ鉛筆は三本もってけよ。一つ目は使うやつ、二つ目は予備、三つ目は試験開始とともにへし折って周りをビビらせる用だ。いやマジだって!俺も先輩から聞いたんだけどよー、これマジで効果あるから。試してみ?」

折原「何?こんな時間まで勉強して。君、明日センター試験でしょ?早く寝ないと。……え?不安で寝れない?ふーん。君にそんな繊細な一面があったことに驚きが隠せないよ。まぁでもそんな意外性があるからこそ人間って面白いんだよね。それはさておき、寝た方が良いよ。ほら、布団入って。目を閉じて、力を抜くだけでいいんだ。明日のことは明日考えたら?そうそう、別にセンターなんてほとんどの人が受からないし。まぁ腕試しぐらいに思っておけばいいよ」

平和島「……明日、試験なのか。……そうか。頑張れよ。朝飯はちゃんと食え。頭が働くらしいから」

黒沼「先輩、明日試験だそうですね。不安なんですか?……え?やだなぁ、俺は先輩なら良い結果出せるって信じてますよ。全然、普段だってバカになんてしてないですから。あれは先輩の反応が可愛いから…………いや、そんなことは今はいいんですよ。それより明日でしょ!明日のことだけ考えててください。俺、応援してますから」

紀田「なんだよその顔。さ・て・は、明日の試験のこと考えて緊張してるな〜?そんなお前に正臣様が先祖より代々受け継いだおまじないを教えてやろう!いいか?緊張して緊張して心臓が飛び出しそうになった時は、掌に人って三回かいて飲み込むんだ!紀田家に伝わる秘密の技だぜ!……なにィー?!知ってるだと?そいつはいかんなぁ。秘密を守るために俺の家の者になってもらうしかないな!……意味わかるか?ま、続きは試験が終わったらってことで。無理すんなよー!」

芥辺「センター試験?……そうか、君は受験生だったな。すっかり忘れていた。心配するな。事務所のことはさくまさんに任せるから、君は試験に集中してくれて構わない。帰ってきたら外食に連れて行ってやろう。どうせ受かってる。前祝いみたいなもんだ」

椿「先輩の実力なら大丈夫です。僕は先輩を心から尊敬していますから。これ、生徒会一同からのお守りです。良かったら持っていて下さい。……む?あ、これは、なんということだ!すみません!先輩、間違って安産のお守りを……!すみません!えっ、貰ってくださるんですか!?本当に申し訳ないです……!」

スイッチ『いいか、分かる問題から解いていくんだぞ。時間配分に気を付けるんだ。それから最後の見直しは絶対にしろ。回答する欄を間違えるな。……うるさいとは酷い言いようだな。全て君のことを思って言っているんだ。それに明日、俺は一言も喋れないんだ。さすがにパソコンを会場に持ち込むわけにはいかないからな。今のうちにたくさん会話をしておきたい。緊張しているのは俺も一緒だ』

苗木「いよいよ明日だね……。緊張する?あっ、そういう時は手のひらに三回『人』って書いて飲みこむといいよ。でもね、君なら大丈夫だよ。ボク、すごく頑張ってたの見てたから!……あっ、見てたっていうのは、別にストーカーしてたとかそういうんじゃなくて、図書館でたまに見かけて……ううん、なんでもない!とにかく、頑張って!応援してるから!」

十神「センター試験?超高校級の才能がありながらそんなものを受けるのか?言っておくが俺は受けないぞ。まぁ、戯れに試すのは悪くないかもしれないな……。フン、余裕が羨ましいだと?試験を明日に控えて何を言っている。貴様もこれぐらい言ってみたらどうだ?自信は後からついてくるものだ。せいぜい努めることだな」

狛枝「明日センター試験なんだって?頑張ってね!ボクでよかったらなんでも協力するからね。え、不安?やだなぁ、大丈夫だよ。ボクの才能なんてゴミクズ同前だから覚えてないかもしれないけど、仮にも“超高校級の幸運”だよ?君が志望校に受かるためなら引き換えにどんな不幸でも受けるつもりだよ!だから安心して受けておいで」

赤羽「先輩、明日センター試験だって?まー気楽に受けておいでよ。本番は後の試験だから。まずは軽い腕試しだと思って。先輩がどこの大学いっても俺、追いかけられる自信あるから」

潮田「あ、先輩……!良かった、会えて。早朝からごめんなさい。あの、これ良かったら……お守りです。本当はもっと前に会って渡したかったんですけど、勉強の邪魔になっちゃうかと思って……。試験終わったら、たくさん遊びましょう。僕も、高校受験、早く終わらせるし、…………他のこともいろいろ頑張るんで」

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