03


許可を貰ったとこで、早速俺はエドたちが待っている場所にさっさと行くことにした。



「えーと、まず荷物を準備しねぇといけねぇだろ…あと、非常用のパンとか、か…」


なんて、ボツボツ呟いていれば目的地の部屋まで到着して。ちょっと、脅かそうと思いっきり扉をバンッと開いた。今思うと、何でこんなことやったんだろうな、何て思ってる(Σ)

それと同時に乾いた音が響き何かが、自分の真横を通り過ぎる。うん、長年の経験で分かるが、今銃の弾が俺の真横を通り過ぎた。髪の毛数本を持っていかれた。まぁ、少しぐらいは別に良いんだが。

「たく、あぶねェなァ…、リザ。俺に当たったらどーすんだって。」

「あら。てっきり他の方だと思ったので。それに、ルキフィス准将なら避けられると思いまして。」

「アンタは俺のことを何だと思ってんだよ。んな、いきなり来た弾を避けられるか。まぁ、俺だから避けられるかもしんねぇけど。」

どっちなんだ、という意見は後回しにして。エドたちに「よォ」と挨拶をした。

んじゃ、早速俺の我が儘聞いて貰うかァ…。

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